立秋(りっしゅう)
二十四節気の第13番目。新暦8/7頃。天文学的には、太陽が黄経135度(獅子15°)の点を通過するとき。
藤原敏行は「秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる」(古今和歌集)と詠んだ。
きょうは「暦の上では秋です」とニュースでよく言われるように、「立秋」ですが、日本列島は連日、異常な猛暑が続く日々です。みなさまご無事でお過ごしでしょうか。
こちらは昨夜からの雨で、びっくりするくらい涼しい朝を迎えていますが、今度は台風襲来です。やれやれ。
2018年8月7日 22:30
本日は二十四節気の「立秋」申月の節入り。『暦便覧』では「初めて秋の気立つがゆゑなれば也」これから「残暑」となる。
夏が極まり秋の気配→二十四節気が成立した中国内陸部は大陸性気候のためこの時期は気温が下がり始める。日本列島ではまだ猛暑が続く。 pic.twitter.com/jOFhgyF0Qv— 天海 玉紀 (@tamaki_deluxe) 2018年8月6日
土の年(戊戌)に、土が二つ重なった月(己未)は、ようやく終わりました。どこにも水分がなくて、カラカラの土の季節でした。
東洋医学と同じで、干支の並びから生まれつきの「乾湿」「寒熱」のバランスをみるやりかたもあります。(バランスいい人だけでなく、カラカラに乾燥、大洪水、熱波、大氷河などなどいろいろいらっしゃる)
— 天海 玉紀 (@tamaki_deluxe) 2018年8月6日
ここのところの異常気象続きといい、これだけ極端に乾いて土だらけの巡りは、誰にとってもなかなかハードなものがあったかもしれません。
4月からここまで、丙辰→丁巳→戊午→己未と、火と土ばかりの熱く乾いた季節が続きましたが、ここでようやくいちだんらく。このあとは庚申→辛酉と金気無双の2ヶ月が続いて、来年以降の寒い巡りの雰囲気に近づいていきます。
— 天海 玉紀 (@tamaki_deluxe) 2018年8月6日
今年はこの立秋からガラリとムードが変わります。庚申と辛酉は純粋な金気の塊であり、金気は秋の象徴であり、金気は次の水気を生み出す水源でもあります。つまり、季節は一気に涼しくて冷たいムードに変わっていく、と言えます。
先日の「生き方レボリューション・暮らし編」でもお話ししましたが、来年と再来年は水の年です。ご自身にとって「水気」がどのような役割を果たすのかはそれぞれ違うので、個人運として確認していただきました。(これは鑑定でも拝見しますので、ご用命の際はお気軽にどうぞ)
大きな時期の巡りも、寒い冬に向かって動いています。来年からそのあとへの流れについて考えています。ひとつの区切りはオリンピック予定(本当にできるのか?!)2020年庚子の年で、次の大きな節目は2026年丙午かな…(それまで果たして生きてられるだろうか…とおもわずにいられないくらいに、今年の暑さはキツイ…)
それぞれの立場、それぞれの利権利得によって考えは違うでしょう。しかしすでにいまは、これまでの「あたりまえ」が耐用年数をすぎて、これからは通用しなくなる転換期のように思います。自分自身はどのようなスタンスなのか、どのように生き抜いていくのか、改めて考えてみる必要がありそうです。
すっかりお知らせ遅れていますが「生き方レボリューション・働き方編」は、最終打ち合わせ中です。
8/18「五要素ライフサイクル」は、入門編も序論編もどちらもまだお席ありますので、ぜひご参加ください。お待ちしております。