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財と愛その2

タロットカード 左「ペンタクルスの10」右「カップの10」

タロットを習ってるとき「ペンタクルスの10は、物質的にとても豊か。楽しいかどうかは保証できない。カップの10は、決して豊かじゃないけどとっても楽しそうだね」と言われたのをよく覚えています。

わたしは諸般の事情で「もともと超絶お金持ちのお家に生まれた人」たちのお話をたくさんたくさん見聞きする機会がありました。チビ玉紀の感想としては「もちろんお金はないと困る。たくさんあったらいいけど、あまりにもありすぎるとたいへんなんだなーーー」です。ちょっと想像を絶するような話ばかりでした。

スーパーお金持ちってものすごく大変そうです。
ほどほどお金持ちがいちばん楽しそうでした。

ちょっとお外で書けないことだらけなので、もやもやっと書きますが、悪い人がたくさん寄ってきたり、いわゆる悪いことに近しくならなきゃいけなかったり、そんなことばっかりだからぜんぜん人を信じられなかったり、でもものすごくピュアでいいことを極めたような人や世界に近しかったり、浮世離れしてたり、なんかいろいろです。

なんにせよ「いろんなやっかいごともある」「いろいろやらなきゃいけないことがある」それをスマートに感じよくすらりすらりとこなしてる、もしくは「周りに誰もいない。あるのはお金だけ」というパターンもありますね。なんかこう、ペンタクルスの10のカードをみるたびに、そういういろんなお金持ちのお姿が脳裏に浮かびます。

以前わたしは、2018年の戊戌年に合わせて「土性を極める」という講座をたくさん開催しました。

当時のことは、立田アカツキさんが、しっかりレポしてくださっています。

私が書いておいたレポは大量にあります。みてね。

このシリーズやってて、なにがいちばんわたしとして興味深かったかと言うと、もともと「土み」を自分の中にインストールしている方々は「え?これってふつうでしょ?みんなやってるよね?」とニコニコしているのに対して、「土み」に抵抗がありまくりの方々は「それは無理。できません。嫌です。それならビンボーでいいです」とかめちゃくちゃ嫌がっていて、対比がすごかったことです。

難しいですよね。「くっつく」「ふやす」が「土」の本性であるならば、「くっついてふやす」ことが財や愛の基本中の基本な訳です。

でも、誰かと深く関わって関係すればするほど、いいこともあれば当然面倒なこともセットでついてきます。じゃあお金だけあればいいかって言いますと、誰とも接点のない孤独なお金持ちが幸せかどうか?これはとても難しい問題だ。

なーんてことを、ペンタクルスの10とカップの10をみるたびに思います。またどっかでこういう話をする機会ができるといいな。