昨年に続いて2年目となった「インナーチャイルドカードでみるあなたの2019年」おかげさまで無事に終了しました。ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。昨年のこの講座→3月の集中講座と合わせてずっとディープにお付き合いくださったお二人と、今回ほとんど初めて♪というフレッシュなお二人、合わせて4名様とわたしで、それぞれの心の世界とこれからの展望を垣間見るあっという間の2時間でした。それぞれに充実した2019年のヒントとなることがあれば嬉しい限りです。どうなったかまた機会があったら教えてくださいね!
インナーチャイルドカードは、タロットカードをベースに作られていますが「来年のあなたにはこんなことがあるよ!」とズバリ当てにいく「占い」としてよりも、いまの自分の心の中にもやもやっとした霧のようにあって、まだ形になっていないあれこれをすくい上げて言葉に紡いでいくようなことが得意です。「なりたい自分」「進みたい方向性」を明らかにして「そのためにはなにが障害でなにがブロックなのか」を鮮やかに描きだしてくれます。
こちらがいろいろとご説明した後に、ぽつりと「どこにいっても同じこと言われるんですよね」とおっしゃるあなたに必要なのは、すでにもうお誕生日からみる命術鑑定ではありません。あなたの本音とあなたに必要な行動指針をあなたの中から掘り起こすインナーチャイルドカードセッションをどうぞ! pic.twitter.com/G0uO9TXvLk
— 天海 玉紀 (@tamaki_deluxe) 2018年12月17日
正直言って「黙って座ればピタリとあたる」タイプの派手なメニューではないし、ましてや「自分は何も変わりたくないけど、なんかいいこと降ってこないかな」という方々にとっては、残念ながらまるで不向きなのですが、いろんな命術(西洋占星術とか四柱推命とかインド占星術とか算命学とか紫微斗数とか数秘術とか九星気学とかなんかいろいろ!)でさんざん見てもらった末に「どこに行っても同じこと言われるけど、なんとかしたい」というような方には大!おすすめなのであります。
個人セッションでご自身の心の世界をじっくりゆっくりと掘り下げるのはもちろん、今回のようなグループWSで、自分だけでなく人のセッションも見ることで、自分と人の違いを感じることも役に立つでしょう。たいへん逆説的ではありますが、結局のところ、自分のことだけを見ていても「自分」というのはわからないのです。優劣とは関係ない視点で、他者と自分を比べてみることで、より「自分」の個性は際立って感じられることでしょう。これは命術の勉強でもまったく同じことが言えます。
そして、これが味わいであり難しいところでもあるのですが、長い時間をかけて、長い目で展開を見ていくことも必要です。誰にとっても「ズバリわかる!」「すぐに開運!」とはだいぶ遠いところにある地道で地味なメニューなのかもしれません。自分の何かがわかったからといって、すぐにその場で変わることはできないのです。それにこのセッションでは「自分」のことを見ます。人のせいにはできない。そもそも自分は変わらずに、周りを変えることはできないよ、という世界観だと言えます。
昨年と今年のWSでは、ちょっと変則的なスプレッドを採用しています。中心には「大きなテーマ」としての大アルカナ、両翼には「課題や展望」としての小アルカナを配します。最後に全体のヒントとしてチャクラカードを追加します。
私の場合は、大きなテーマ「裸の王様(タロットの皇帝)」→現実のタテマエや縛りにぎっちり押さえつけられて身動きが取れなくなっている、見栄を張っても仕方ないのでいっそ思い切って裸踊りでもするか♪(うえーーーん。泣ける。そのとおりだ!)課題「ハートの4」悲しみや挫折感をじゅうぶんに味わいつくすこと(今年は特に忙しすぎていろいろ感じてる余裕ゼロ…)、展望「居心地の良い空間を作ること」ええやん♪ という展開になりました。
インナーチャイルドカードの読み解き自体に正解も不正解もありません。いちおう「公式にはこういう意味のカードで、こんな風に読み解く人が多い」ということはお話ししますが、ご自身がどう感じるか、どう見立てたか、というあたりをいちばん大切にしながら、3枚(4枚)のカードの並びから、ご自身の心の地図や風景を言葉にして紡いでいきます。ちなみにこのスプレッドだと、少ない枚数の割に読み解く情報量はかなり多くなるので、WSだけで特別にご提供しています。
1月6日(日)と、1月8日(火)の2回分を追加開催します。現在!大!大!募集中ですので、ご興味おありの方はぜひお気軽にお越しくださいませ。お待ちしております。
鑑定時間内の個人セッションでご提供しているのは、わたしがいちばん好きで使い勝手がいいと思っている、こちらの3枚引きです。これはフルデッキから3枚引いていただきます。「テーマ」→「課題・チャレンジ」→「展望」という3段階になっていますが、どんなカードを引こうとも、みなさんだいたい「課題・チャレンジ」のところで話が紛糾したり「ひえー!」「うわー!」「うぐぐ…」などといろんなご反応を見せてくださることがほとんどです。
わたしの場合は「クリスタルのエース」新しい可能性を掘り当てた!→「ミダス王(タロットの正義)」これまでやってきたことはどうだ?!自分の思い込みや我欲で可能性を限定していないか?→「不思議の国のアリス(タロットの運命の輪)」もう自分でできることはないよー!不思議の国に迷い込んで、追いかけられたり理不尽な目にあったり、こうやってメリーゴーランドに乗っかってぐるぐる回るしかないよ〜!、ってな感じです。(ううう…マジか…頭を抱える…容赦ないな…orz)
だいたい25分で収まるようにしていますので、「わたしの2019年」とか「2019年の◎◎運」というように、テーマを絞ってください。(他人の気持ちを占うこともできませんし、登場人物が多かったりいくつもの要因が絡まっているような複雑なテーマには対応できません)ご自身のこと限定です。すでに占いに慣れた方々はあらかじめテーマを決めてきてくれるので25分でもじゅうぶんにいろんな情報を持ち帰っていただけますが、慣れていない方々はできれば年運鑑定など先に命術の鑑定→インナーチャイルドカードのセットがおすすめです。
インナーチャイルドカードの個人セッション、現在のウラナイトナカイでは25分3.000円(または年運鑑定とのセット50分7.000円)、方南町では年運鑑定のとのセット(8.000円or10.000円)で承っておりますので、ご興味おありの方はぜひいちどお試しください。漠然と引いたつもりが、かなりピンポイントでズバリとご自身のテーマを指し示してくれることがほとんどです。
とにかく来年は「マニアックにやる(一般ウケするように努力しなくていいや)」と先日の易で決めたし、今朝ひとりで引いたインナーチャイルドカードも「人目や世間体、あれが売れる売れないといった基準が、いまの玉紀さんを縛っとるよ」とがっつり言ってきてるんですよね。痛い…ううう…胸が痛い。ですから来年は特に意識して「いまの世の中では何がウケるか」ではなく「わたしはこれがいい!」と思ってるものを推していきます。ということで、来年はまたインナーチャイルドカード推しを続けます。
わかってます。インナーチャイルドカードの記事は極端に閲覧数が減るのです。こんなことしてるよりも、もっとしっかりと売れ線の算命学の話にがっちり注力して「専門的に」とか言って、よりもっともらしく偉そーなこととか書いたら営業的にはいいんじゃろ?うーん、それができれば苦労しないよね。(って、そんなことねーよ!わたしはいつまで経ったって偉くなんかなれないし、偉くなんかなりたくもない)だいたい売れ線ってのは、さらさらと読みやすい算命学の当たり障りない話とか、天中殺のことをおどろおどろしくもったいつけて脅かしたりするようなものなんじゃろ?!(オレシラネ!)
だいたいこのブログでいちばん閲覧数が多いのは、相変わらず天将星ネタなんですが、あれももうだいぶ古くなりました。いまはもうああいう話はほとんどお外でするころはありません。わたしもなんだかんだで日々進化しているのです。いちばんおもしろい(であろう)十大主星のエピソードをわかりやすく噛み砕いた話とかは、自分の意志で書こうと思ってどんどん書けるものではなく(鑑定以外に取材するのも大変だからね)あればっかり量産することもできないんです。いやはや、いろいろ本音で書くのも大変なんじゃよ。それにな…(これ以上は有毒につき立ち入り禁止…)
とかいうかんじで、わたしは常に「何が売れるか?」という営業目線と「自分がやりたいこと」との綱引き綱渡りをしながら生きてる気がします。やっぱり仕事なので「誰にも理解されず、まったく売れなくてもいい」とまで振り切ってしまっては意味がないです。それはまちがいない。しかし昨年から今年はなんだかんだで「エンターテイナー」的な要素を必要とされる活動が多かったので、ちょっと疲れたのも事実です。スカスカになってしまうまえに、知的にも体力的にも充電が少し必要だし、星回りと合わせ見ても、来年はもうちょっと学びよりにシフトしようかと思っています。特に手がけたいのは「家族療法の視点」のこととか、「占いとセラピーの違い」「セッションをどう組み立てるか」といったことまで踏み込んでいければ、みたいなのがいまの脳内妄想でございます。まるっきり占い師の目線じゃないですね。うん。それがわたしの方向性です。そんな感じですので、ご興味ご関心お寄せくださっているマニアックな勇者のみなさまにおかれましては、ぜひお声がけいただけますと幸いです。