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20220123 時期読みの醍醐味をご一緒に

時期読みせずして、なんの占いぞ。そのくらいにおもってます。
もちろん出生図読みは基本中の基本ですが、生まれ持った図だけでは未来はわからない。
未来をチラッと覗き見できるなんてすごい。これぞ、占いの醍醐味でありましょう。

命術では、生まれ持った図(出生図というかネイタル図)は、その人が生まれた時の星の配置や、暦の並びの特徴が、その人の性質に反映される、と考えます。

いまのように寒さの底となる時期に生まれた人たちは、言葉数は少なくとも意志が強く、忍耐強く粘り強い性質を持つだろう、とか。いまのような世界的な波乱の時代に生まれた子どもたちは、最新テクノロジーを自由自在に使いこなし、これまでの常識に囚われない自由な発想を持つ大人になるだろう、とか。特に占いに関心を寄せない人であっても、きっとこのくらいの話なら同意してくれる人が少なからずいらっしゃるでしょう。

かの有名なエメラルド・タブレットには「下にあるものは上にあるもののごとく、上にあるものは下にあるもののごとく」と記されているそうです。世界と自分、宇宙と自分の姿は相似形であり、呼応しあっている、とみなすのです。

生まれた瞬間の図の特徴が、自分の中に反映されていると認めるのなら、いまの瞬間も刻々と変わりつつある星の動きや暦の配置も、同じように自分に影響を与えていると考えるのが自然でしょう。それが、いわゆる「時期運」です。

お勉強中の方々からは「時期運はどうやって読むのですか?」「時期運がわかりません」といったご相談が寄せられることがあるのですが、これに関してはもう「わかるところからどんどん読む」「習うより慣れろ」しかないと思っています。

とても良い例がこちら。みずまち☆ゆみこ先生が、ご自身の履歴と照らし合わせながら時期運を検証なさってます。

お勉強中のみなさまにとっては、こちら模範演技に相当するレベルの貴重な記録です。ぜひご覧になったうえで、みなさまも真似してみてください。

まず読む時に、くっつく運なのか、離れる運なのか、増える運なのか、減る運なのか、そのあたりに着目してみましょう。

まずは年運からどうぞ。周期的にぐるぐる回ってます。

年の干支を調べる→ 脳内で自動計算してください!
と申し上げたいところではありますが、ちょっとニガテかも……という人向けにこっそり表を置いておきます。

(いまバーっと短時間でつくって、そもそもいまわたし脳内カオスで間違い続出なので、どっか間違ってても責任取れません。ご利用は計画的に!よろしくね!)

実際の鑑定では、10年周期の大運から読みます。しかーし、大運はなにせ期間が長くて自覚しにくいので、ある程度の年齢を重ねた方でないとピンときにくいかもしれません。手練れの方は、大運+年運でどうぞ。

時期運を読む時の大まかなコツ

◯いわゆる商売繁盛。くっつく・増える系の代表格は、禄存星・司禄星
お金だけ増える、ということはない。人間関係のしがらみや、周りのお世話するなど面倒も増えるでしょう。
禄存は広くたくさん大雑把に。司禄は深く狭くねっちりと。ムードの違いも意識しておこう。

◯ 切れる・離れる系の代表格は、車騎星・龍高星・調舒星
車騎星なら、ダラダラと現状維持は終わり。思い切ってバッサリ行きましょう。次行こ次!
龍高星なら、次なる発展のために(という名目ですが)実際には「飽きたので」次に行く。
調舒星なら、「にんげんなんてららーらーらららー」と歌って、厭世的になるといいですね。
あまり大きな声では言いませんが、なにもしないと「健康注意」になりがちなので、星の象意とあった活動を、必ず何か仕掛けておくことを強くお勧めします。

偉くなる系の代表格は、牽牛星・玉堂星
責任が大きくなって「すごいね!」と言われるような「昇進」は、牽牛星の独壇場です。
周りから称賛&尊敬されるような「すごいね!」「受賞」は、玉堂星の象徴です。
↑ 名誉運なので、お金が儲かるわけではないですね。あくまで謙虚に「みなさんのおかげです」と頭を低くしておくのもとってもだいじです。自分だけでなく、次世代とか目下の人のお手本となるように「カッコつけ」や「痩せ我慢」も必要かもですね。

◯ 俺は俺。独立したくなる。使いどころがだいじなのは、貫索星・石門星
もともと周りに合わせるタイプの人が、振り回されすぎてお疲れの場合は、貫索・石門がくるのはラッキーです。
もともと我が強くて我が道しか行かないタイプの人の場合は、あまりラッキーとは言えません。自分自分になりすぎる。
こういう時期は、良くも悪くも、人の話は聞かないし、他人と合わせられないので、ご利用は計画的に。このタイミングで転職とか独立する人は多いです。
「空気は読むもんじゃない。吸うものだ!」と堂々とカッコよく言い放ってみましょう。

◯ 昔だったら憧れのいい運だと思うんだけど、鳳閣星ってどうなの?
もともとは「食うに困らない」という意味ですから、ガツガツ働きたくない人には最高の運のはずです。
ところが!激務社畜系の人に鳳閣星くると、焦ってますます忙しく動き回りたがる例多くて困ります。当たらない。
なんにせよ「コスパ」とか「選択と集中」みたいなノリとは最も遠いのが鳳閣星ですから、眉間に皺寄せてるのは似合いません。将来の心配とか似合わない。飄々と淡々と人生を楽しんでほしいときです。

時期読みのポイントは、ビミョーに陰陽五行の法則どおりではなかったりもしますので、いろいろ質問されるんですが「うーん。伝統的にこう読むことになってる」という話でもあります。ご自身でぜひ検証して教えてください。

ちなみに、実は私は体系立てて時期運を習った記憶はないのです。いちおうセオリーはあるので、そこに沿ってひとつひとつ実例を見ていきました。

だんだん仮説を立てられるようになったので、毎回毎回お客さまに「◯年前、この時期がとても気になるんですけど、いかがでした?もしかしてこんなことありませんでしたか?」みたいに尋ねながら、いまでも検証し続けております。

さらにこのあたり、ご自分でもっと研究してみたい人はぜひこちらご購入いただけると嬉しいです!
実践読みのためのボキャブラリ増強や、イメージを豊かにするヒント満載です。


五要素ライフサイクル第一巻


五要素ライフサイクル第二巻

こちら第二巻では、時期読みの図解も載ってます。ぜひ合わせてご覧くださいませ。

ウラナイ8サイトには、こちらもUPしてあります。
壬関係者のみなさまはもちろんですが、特に「申」関係者のみなさまから反響いただいております。ぜひご覧くださいませ。

そして!
2月はオンライン講座を二本予定しています。

「東洋?ちょっと難しそう」「方位?あんまりよくわかんないし」そんなあなたにこそ、おすすめです。
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暗くて冷たくて寒い冬を抜けて、春がやってきます。いまからウォーミングアップはじめましょう。