昭和の森カルチャーでの半年間のタロットクラス、ご参加くださったみなさま本当にありがとうございました。もっと続けてもっとタロットの面白さや醍醐味をご体験いただけるはずだったのに、どうにもならないわたしの事情で半年間で終わることになってしまって、申し訳なく残念でなりません。
それでも、きょうは大盛り!最終回ということで、タロットだけでない「占い」の世界観や、占いとの上手な付き合い方、時間の流れと意味についてなどなど、占いの世界の道案内のお話を多めにさせていただきました。だいぶ盛り盛りに盛りました。みなさま熱心にだいぶたくさんノートとってくださったご様子なので、これからの占いライフに少しでもお役に立つことがあれば嬉しい限りです。
きょうは総まとめと、これからの指針として「これからの自分の先生、お師匠さん」「サポート役の相棒」にあたる大アルカナカードを2枚選んでいただきました。
ネタ元はこちらの書籍「思考ツールとしてのタロット」です。魂や人生の旅路としての大アルカナの流れをたどるだけでなく、特に最後の「占ってみる」のインストラクションはたいへんわかりやすくて、良い勉強になります。質問の整理の仕方、話の聞き方や占い手の姿勢についてといったあたり、練習中の方にはもちろん、すでにプロ活動をなさっている方々にも、さまざまな参考になることと思います。
まずは1枚目。自分の師匠にあたるカードを選びます。
2枚目は「魔獣」?!なんといいますか、師匠と対話しているとときどき割り込んできてちょっかい出したり、茶々を入れたり、いきなり思いもかけないような動きをしたり、想定外のツッコミを入れてくる存在、ということでしょうか。
著者さんにとっては、お師匠様が「魔術師」で、魔獣が「節制」だったんですね。愛称としてのお名前をつけて、親しみ深く毎日、心の中のふたりに話しかけていくそうです。
なるほど。これはおもしろい!ということで、みなさまのお師匠様と魔獣をちょっと覗かせていただきました。左が1枚目の「師匠」で、右が2枚目の「魔獣」です。
【太陽+運命の輪】
ご自身の心の中にある明るくて元気を与えてくれる「太陽」がみつかったそうです。これからも大切にしてくださいね^^
【皇帝+塔】
意志が強くてしっかりした頼もしい人は、なんとご自分自身だった!→これまでの自分の殻を破って新しい自分に出会う時、という「塔」のリーディング素晴らしかったです☆
【運命の輪+女帝】
大好きな「運命の輪」の流れにのって、ますます豊かに楽しい日々がやってきますよ!
【女帝+悪魔】
カッコイイなぁ〜♪ 蠍座生まれの女王様として、これからますます君臨してください〜☆
【力+魔術師】
すでにご自身の力はじゅうぶんにあるのです。現状とうまく調和ししつつも、新しい何かの気配を感じていらっしゃることでしょう。たのしみですね☆
【恋人+世界】
これまでの世界はすでに出来上がって完成しているけれど、さらにご自身にぴったりフィットすることや人に出会っていかれるのでしょう。楽しんでください!
【死神+審判】
これまでのステージややり方はもうおしまい。もう一度こころを新たに、心機一転やり直してみるのにちょうどいいときでは?とクラスメイトみんなが読んでくれましたね。まさにそのとおり!ぜひこれからも占いの世界と関わりつづけていただけたら嬉しい限りです。
ということで、はい。わたしも自分でひいてみました。
【力+塔】
わたしのお師匠様カードは「力」に決定しました。(大事な時のメッセージとして1枚引きすると、たいていわたしには「節制」か「力」が出ます。もっとめちゃくちゃ景気良さそうなのとか、思いっきり振り切ってるカードを引いてみたい…w)アクセントになる魔獣カードは「塔」です。そうですか「塔」ですか。はい。そうですか。言われなくてもわかっておりますよ… でもって、このお二人にお名前をつけるのか…考えておきます!
ということで、自分にとっての「力」のカードをもう少し真面目に読むと、自分にはもうちょっと余裕やゆとりが必要だと思いました。全力投球ではなく、小指でちょちょいのちょい!と難しい仕事も片付けられる実力が必要だ。そのためにはわたしもやっぱりいろいろスクラップアンドビルド(塔)が必要なようです。
みなさんの「お師匠様」を拝見させていただくのは、とってもわくわくする楽しい体験でした。それぞれのカードを読みながら、たぶんわたしがいちばん面白がって楽しんでいたかもしれません。偶然だけが頼りで、いったい何が出るかまったくわからないのに、出たものをそのまんま読んでみると「ああ!そうか!」と腑に落ちることがいろいろでてくるこのおもしろさ、これは本当にタロットカードの醍醐味、であるようにいつも感じます。
これをきっかけにこれからもぜひ、さまざまな形でタロットカードや、他の占いにもチャレンジしていっていただけたら、占いの世界のどこかでまたお目にかかれたら、本当に嬉しい限りです。短い間ではありましたが、みなさま本当にありがとうございました!
※ クラスの中でご紹介した書籍の一部はこんな感じです。