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20201027 ただの日記〜Light My Fire

ウラナイ8 でのリレー連載「わたしと占い」シリーズ、ご覧いただいていますか?

今日の分、翡翠先生の「ハートに火をつけた占い」って言うから、どんな熱いロマンスが繰り広げられるのかとわくわくしてクリックしたら、全然違ったー!!!(爆) さすが射手座のパワフル女史であった。熱いぜ。

10/27 火曜日特番《ハートに火をつけた占い》翡翠輝子の巻

東洋占術は男尊女卑で、女は早く嫁に行け、子供を生めと言われたと憤慨する声をよく聞きますが、そう聞いて反発心に火が付いたら、その火をどんどん燃やしたらいいのです。(翡翠輝子)

わははは。そうです。何を隠そう私もそのクチです。占いを勉強し始めてからも東洋系の占いは長らく避けていました。「どうせ早く結婚しろ。子を産め。先祖を大事にしなさい、って言われるんでしょう?」って思ってました。

もちろん全員がそういう考えの占い師さんばかりではないんでしょうけど、なんにせよ自分を理解しようとしない人や、大きく人生観や価値観が合わない占い師に観てもらうのはたいへんしんどい経験になるように想像します。

また同じ東洋でも、東洋医学の勉強はそれまで少しかじってたので、誰々先生の流派がどうだとか、理論をこねくり回して現実から解離したりとか、高弟への秘伝がどうのこうのとか、ついに免許皆伝!とか、お免状が何十万円でとか、きっとそうなるんだろう?と。そういう世界に近寄りたくない警戒心もたくさんありました。

というように「そんなん絶対無理!」と言い続けて、大いなる権威のようなものに抵抗して反抗するのは、わたしにとってあまりにも当然で、息をするように当たり前の簡単なことなのですが、それだけでは食べていけないし生きていけないんですね。がっかりしました。そこで試行錯誤だけで、20-30代が終わってしまいました。やれやれだぜ。

とはいえ、もうすぐ50になろうとしているいまになって、少しずつわかってきました。おそい。だいたい「こんなの嫌だ!こういうものがあったらいいのに」と強く思うときは、おそらくきっと他にも同じことを考えている人がいるでしょう。

そもそもおおよそたいがいの仕事は他人の「不便・不満・不足」を補うことから生まれます。多くの人が面倒だし大変だからやりたくない、できないことを代わりにやると対価が発生します ←これけっこうだいじなポイントね。

「女の幸せはよく稼ぐ夫のサポートをして、子供をしっかり育てること。人生の幸せは家族と一族の繁栄」みたいな解釈にうんざりしているのは、きっとわたしだけじゃないはず。だったら、もっと現代人に即した解釈や切り口から、もっと役立ってもっとたくさんの人にハラ落ちするような形で、東洋ベースの占いを提供したらいいんじゃね?と考えたのが、だいたい10年前のアラフォーのわたしです。あれから10年。あっというまの10年でした。

いまになってもまだ、なんかこうもっと「◯◯先生の言うとおりにすればだいじょうぶ」みたいな大きな権威とか傘の下に素直に身を寄せられる人生だったら、こんなに大変でめんどうなことにはならなかったんじゃね?とため息をつくことも数え切れないくらいありますし、こんなに手間がかかって大変なことはめんどくせーなーやめようかなーとおもうことも正直あります。

でもこういうニッチな需要「これまでの男尊女卑とか、家父長制や家制度、古い儒教ばりばりの解釈はうんざりだ!」という方にはぜひいらしていただけたら嬉しいです。

ということで、これからもわたしはこの仕事を続けるのでしょう。地味に地道に。

2020年はコロナの影響で、みんな自覚している以上に心の深いところにお疲れや苛立ち、思い通りにならない悔しさとか歯痒さ、どこにもぶつけられないネガティブな感情が渦巻いているでしょう。最近のご相談はそういう環境のなかで悪戦苦闘しているみなさまからのお話ばかりです。

まずはこちらからどうぞ。「星とカードで占うあなたの運気と年運」です。
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【時期運とカード】星とカードで占うあなたの運気と年運

2020-2021年の年末年始には、これまでのような「年運イベント」の予定はありません。このメニューは今後ずっと通年の設定で出しますので、年末年始に限らずご自身のタイミングでぜひご検討ください。ご依頼お待ちしております。

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こちらは無料配信のお知らせです。

10/31 DEATH特集★たまきの占い部屋「ハロウィンナイト」配信

タロット→インナーチャイルドカード修行DEATHー手に入れるものと手放すもの

なお「わたしと占い」シリーズでは、ウラナイ8のメンバーとゲストライターのみなさんが、いろんな話題を語っています。これまでのバックナンバーはこちらです。ぜひ合わせてご覧くださいね。

11月のご投稿募集&『わたしと占い』10月バックナンバー

10月のご投稿募集&『わたしと占い』9月バックナンバー

いまは、ゆみこ先生と共催する「東西占術で2021年を読む」の叩き台を作っています。今年からはオンライン開催です。準備がめちゃくちゃたいへんです。これまでとはまったく違う仕上がりになる予定ですので、どうぞおたのしみに!

おまけ。ここまでみてくれたひとにだけ。

自分が中心になりたい。スターになりたい、主役になりたい、というタイプの人は、ちゃんとそっちに向かって競争して行ったらいいと思います。占い師にもいろんなタイプがいますからね。

まぁでもしつこいようですが、「めんどくさい」「たいへんだ」「他に代わりがない」ことは意外と仕事として成立するんですね。ニッチだからこそ、爆発的に売れることはないけど、決して需要がなくなることはない。表で大きな声で言えないことだけど、誰にでも必要になる裏方の仕事は世の中にたくさんあります。そして「めんどくさい」「たいへんだ」「他に代わりがない」からこそ、お客様にも喜んでもらえる機会も逆に増えていく、という側面も大いにあるでしょう。

最近減りましたが、キラキラ系についてひとつ。味も素っ気もない話ですが、すぐに誰でも習得できてらくらくと上達できて、カッコ良くて高収入でなんの苦労もない、なーんてことがこの世にあるとおもいますか?誰もがみんながやりたがって群がるような分野は、最初から競争率が高くて、恵まれたチャンスはほとんど回ってこないでしょう。とおもうんですけどね。みんな華やかで派手なところを好みますよね。

長い歴史の中で「そういうものだから」とされているあれこれに逆らうのはなかなかたいへんなことで、いっそ流れに巻かれてしまったほうが楽なのかもしれません。でもまぁそういう道を選ばなくても「我が人生に一片の悔いなし」と言えるようにこれからも精進していきますね。