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ご家族鑑定のこと(其の1)

2017年の年運鑑定をご依頼くださったみなさま、ありがとうございました。
たぶんご依頼はこのあたりで一段落かなーと思っておりますが、立春も年度末もまだまだこれからですし、お忙しく忘れてた、という方もいらっしゃるとおもいますので、ひきつづきお待ちしております。

《2/4締切》2017年の年運鑑定ご案内

天秤木星シーズン真っ盛り!ということもあり、昨年末の「ベストパートナー講座」あたりから、さまざまなパートナーシップにまつわるテーマ、ご家族関係についてのテーマのご相談が続いております。

12/23 「算命学で探すあなたのベストパートナー」御礼

特にご家族鑑定は、どの方もスーパーヘビー級!とでも申しましょうか。たいへん長きに渡る歴史や思いが複雑にからみあって、とても簡単には割り切れないご事情が積み重なって積み重なっての現在の状況、というお話ばかりです。

子育て相談、とおっしゃるけどそれはどうみてもご自身のことだよね?ということも多いですし、婚家との並々ならぬ混みいった関係性、配偶者との力関係や長年に渡るディスコミュニケーション(コミュニケーションが成立してない、という意味ね)、お子さんのことなど、あれこれです。

あまりに思い詰めて煮詰まってからご依頼頂くことも少なくないので、最初のお問い合わせの時点で、あまりにもこんがらがってしまって、どこから何に手を付けていいのかわからない…という状態であることも多々あり、お問い合わせの時点から何度もやり取りして要点を煮詰めて行ったり、「がっつり話したいです」と二枠や連続でご予約を頂いたり、いろいろです。

また、お客様ご自身にとって、そのテーマの中で直接の利害関係があるお相手や、そりが合わないお相手が、占い師に相談している(もしくはその人自身が占いをする人ということも)、というお話も何人かの方から伺いました。

ある方がおっしゃるには、お姑さんが有名占い師に相談したら「ああ、このお嫁さんならもっとがんばってもらって(無理させて)ちょうどいいから、大丈夫」と言われたらしいんですが…ほんとうにわたしはこのままで大丈夫なんでしょうか?なんてお話を伺うこともあり、そんなときにはたいへん不謹慎ながらも、ワタクシは個人的には燃えます。めらめら。

もちろん立場が違えば言い分も違うし、世代も違えば、価値観もご希望もそれぞれに違う。絶対に「正しい」解があるわけではありませんよね。

いろいろとお話を伺って命式を拝見すれば、その有名占い師さんがそう読んだ理由もよくよく理解出来るし、確かに妥当ではあるとおもいました。しかーし、私のお客様は目の前のこの方ですから。よくぞわたしを指命してくださった。有名占い師さんもこの同じ命式を読み、解釈の理屈は同じだとしても、わたしは目の前のお客様の最善の為に読む。ただそれだけです。

前からときどき申し上げているのですが、わたしが個人鑑定とご家族鑑定のメニューを分けていることには理由があります。

もちろんご家族鑑定の中でも、ご自身については中心に拝見しますし、初回から「お子さんだけ」という鑑定は、原則としてわたしはお引き受けしておりません。(リピーターさんの場合はありです)あくまでも「親御さんとお子さん」の組み合せと相性から、子供さんへの接し方や、将来の進路の可能性などを拝見する、という考えです。

つまり、よりはっきりと申し上げますと「ご自分は何も変わらずに、相手だけ自分の思い通りに変えようだなんて、そんな都合のいい話あるわけないじゃんね。たかだか数千円のわたしの占いごときに、自分以外のニンゲンを変えたいだなんて、そんなご大層な呪力を求めるほうがどうかしてるよね!」という立場でございます。きっぱり。

脱線終わり。本題。

特に「お母さん」の立場にある方は、ご自身のことがどんどん後回しになって、ご自分を過度に犠牲にしていたり、ご自身のお気持ちや考えがよくわからなくなっている場合が少なくないです。その結果としてご自身の問題と、家族の問題がすべてごっちゃになって混乱なさっているような場合は、まずご自身のことにフォーカスする個人鑑定をお勧めすることがほとんどです。

ご自身+お子さんを含むご家族鑑定の場合は、基本的にはご自身の内面よりもご家族全体のバランスに着目します。ご自身の内面にはあまり踏み込みませんので、ご自分のことはある程度自分で納得して安定している人のほうが、ご家族鑑定をうましていただけます。

家族鑑定については、ほんとうに書ききれないくらいいろんな思いや考えがありますので、しばらく時間をかけて、少しずつここでまとめていきます。

ご家族鑑定のこと(其の2)

ということで、続きを書きました。