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手に入れて手放したら、こうなるようだ。

私からお送りする「ご予約承りました」メールの表記が「10月〜」になっていると教えていただきました。はわわわわ…もう11月ですね。みなさまお元気ですか?

わたしはイーシャ先生のパワーマッピング講座(3時間と4時間を5日間オンライン。ありがたかったけどずーっと画面みてるのは辛い!)終わりました。いろいろ準備が必要なので、メニュー化は来年になります。どうぞおたのしみに。

【予告】12/19配信 2021年を東西占術で読む

次はこちらの準備です。なにからなにまで初めて尽くしで目が回ります。今年は初めてのオンライン開催で録画ありの予定ですので、ぜひみなさまふるってご参加くださいね!

あちこち「保留」になってることがたくさんあって申し訳ないのですが、明らかに1日にこなせる作業量が減ってきました。いろいろ手が回らないです。ごめんなさい。それにしてもいったいこの数年どうやって生きていたのか謎すぎます。

ということで、このまえのつづき。先日この2枚引きをしました。

わたしは「世界」「星」でした。「そうですか。わたしが手放すものは、星かー…」と、なかなか感傷的な気分になる並びでありました。

それぞれに、同じように引いてくださったみなさまのお話は、こちらの配信でお届けしました。シェアしてくださったみなさま、本当にありがとうございました。超!盛り沢山のコンテンツになりましたが、ご覧いただけましたか?

配信の最後のほうで「DEATHのカードが出たら、やっぱりちゃんと死なないと」という話をしました。

わたしたち占い師はお客様に対して「DEATH(死神)とかTOWER(塔)のカードは怖くないですよ」という説明を日々繰り返し繰り返ししています。確かに「死神」が出たからすぐ死ぬ、とか「塔」が出たら人生の破滅!とか、決してそういうわけじゃないので、もちろんそういう「怖くないですよ」という説明は必要なのですが、あまりにそういうことばかり申し上げているせいか、だんだん慣れてしまって私自身、もともとの「死神」とか「塔」のインパクトを少し過小評価しているところがあると思うことがよくあるのです。

大昔に、心理療法の先生から「うまく眠れない人たちは、死ぬのが怖いんだよ」と教えてもらいました。確かに眠りは小さな死のようなものでしょう。日常の意識の連続性が断たれて、そのまま明日が来ない可能性だってあります。わたしたちは、今日と明日はあたりまえのように連続していると頭ではわかっていても、それとも理由がなくても、その小さな断絶を受け入れられない人がいるのは不思議ではないでしょう。きょうのわたしが、あたりまえのように明日も同じわたしであるかどうかはわからないのですね。それに、一般的には喜ばしいと思われるときにも「死神」のカードは出ます。恋人→婚姻のような関係の変化とか、在学→卒業のようなステージの変化のようなとき。成長や変容のような不可逆な変化も、一種の死(象徴的な)であると言えるでしょう。

「死神は怖くないけど、 かなり思い切った変化が必要ですね。いままでの延長線上を惰性でいくってわけにはいかないですね」と、改めて噛み締めている今日この頃でございます。

すでに破れそうなバッグを両手いっぱいに荷物を持って、さらに大きなリュックも背負って、ポケットもパンパンになってる人とか、お部屋の引き出しは満杯で、玄関にも靴が溢れていて、棚をあけたらなだれのようにものが落ちてきたり、クローゼットのハンガーがみっちみちで全く隙間がないとか、部屋のどこになにがあるかわからないから同じものを何度も買ってるとか、開封しないまま賞味期限を何年も過ぎたものが冷蔵庫や物入れに溢れてるとか、お腹やお尻のお肉はいつでもたっぷんたっぷん豊かだとか、そういう状態で「もっと欲しい!もっと頂戴!開運!」と言ってもなかなか難しいのではなかろうか。台風やCOVID-19禍などで、備蓄も大事だと痛感しましたので、あまりに捨てすぎてミニマリストになって生活に支障をきたすのはやりすぎですね。でも、往々にしてわたしたちは「もっともっと。もっと欲しいもっともっと」と足るを知らない状態になりやすいように思います。

そういうわけで、今回わたしがご提案したのは改めて「手放すもの」を再確認してみよう、というお話なのです。何かを始めるのに遅すぎることはない、Never too late、確かにそれは事実だけれど、それでもやっぱり人生も可能性も有限で、いつかいつかと言っている間にあっというまに命が終わってしまうことだって珍しくないわけです。隣の青い芝生を眺めてため息をついて、自分ではない他の誰かの人生を羨んだり妬んでいる暇などありません。手に入らなかった何かをいつまでも思い出して悔やんだり、この手からこぼれ落ちていったあまたの可能性を「もし〜だったら」と、いつまでもネチネチと悲しんでいる暇もありません。ほんとうに大切ななものだけをこの手の中に残すためには、他の可能性と別れて、本質以外を削ぎ落としていくプロセスも必要でしょう。

ということで、みなさまよりひと足お先に「世界を手に入れて、星を手放したわたしはどうなる?」と引いてみましたよ。どん。(大アルカナ縛りです)

えっ。。。悪魔?それも逆位置?(ちーん…

わかりました。そうですかそうですか。ではしぶとくしつこく営業しましょう。

改めてメニュー化しました「星とカードで占うあなたの運気と年運」着実にオーダーいただいております。ありがとうございます!

NEW ☆星とカードで占うあなたの運気と年運

特にリピーターさん、毎年「年運」をご依頼くださるみなさまにオススメです。今年は年末年始などのイベント設定ありませんので、よろしくご検討くださいませ。

おかげさまで最近は、通常の鑑定よりも個人レッスンのご依頼が続いています。まったくゼロからの方もいらっしゃいますし、すでにご活躍中の占い師さんから占術を増やしたい!とか、さらなるレベルアップのために!とか、たいへん嬉しい限りです。

なんというか、占いのお仕事を始めた当初のような、ふりだしにもどった気分です。トナカイが阿佐ヶ谷のお店に引っ越しするまで(つまり5年くらい前まで)、個人レッスンのご依頼は結構たくさん承っていました。個人レッスンがきっかけで、そのあと占い師になった方も、「自分をよりよく知る」ためにお役立てくださった方もいらっしゃいます。でも近年は、グループ講座の定期的な開催で手一杯な上に、さまざまなイベント主催ばかりが忙しくなって、個人レッスンは長らくほとんどお引き受けしていませんでした。

そうだった。もともとわたしは、こんな風に誰にも会わずにお客さん以外とは誰とも口をきかずに、来る日も来る日も地味にひとりで仕事をしていたんだった。と懐かしくなります。ずいぶんいろんなことがあったけど、また元に戻っただけじゃないか。たくさん失くした気がするけど、わたしは何も失っていなくて、むしろ豊かな畑だけが残ったのだと、いまさらながらに思います。

まだしばらくリアル講座の予定はありませんので、当分はこうやって地下に潜って個人レッスンと個人鑑定と、たまに配信とオンライン読み会だけをみちみちと続けていくつもりです。わたしは相手に合わせて説明や構成を工夫するのがとても好きです。たくさん知識が欲しくて、黙って話をずっと聞きたい方向けではありませんが、ああでもないこうでもないと会話しながら進めたい方とは長いお付き合いになることが多いです。目的とご自身のレベルに応じて回数は応相談です。(60分5.000円、90分7500円、120分10.000円)

最新のスケジュール(11/9更新)

なお個人レッスンは、全体的な知識の習得がメインですので、個人的なご相談の場合は、通常の鑑定をご利用くださいませ。

長いこと「御来店」いただくことが大切だったので、通信での鑑定は受け付けていなかったのですが、今年からZOOM鑑定始めています。ご遠方の方、海外在住の方のご依頼も増えて、大変ありがたい限りです。もちろんお近くの方もどうぞ。ご来訪いただければ対面鑑定も承ります。お待ちしております。