3月開催の夜コース、インナーチャイルドカード講座(小アルカナ編・全2回)おかげさまで無事に終了しました。ご参加くださったみなさま、本当にありがとうございました。
数と四元素から成る小アルカナカードの解説だけにとどまらず、できるだけ「物語」についてもお伝えできるように、結構思い切って盛りました。少人数でみしっとだったからこそ、しっかり受け止めていただけたと感じましたが、やはり2回分としてはちょっと多すぎて収まりきらなかった思いもあります。(このあたりは、次回以降の課題として改良していきます)
初回の開始前にわたしが引いてみたカードはこのような並びでした。このときの質問テーマは「第一弾の夜コースは、どんなクラス?どんな展開になりますか?」です。
いまだから言いますが、これを引いた時には「うはーーーー。大アルカナ2枚。ずいぶん大きくでたもんだ…どうなるんだいったい?!」と、しばし唖然としていました。
The Earth Child 地球の子ども(タロットだと世界)
ワンドの5
The Wizard 魔法使い(タロットだと法王)
うーーーん。逃げも隠れもできないし、とてもじゃないけど、小細工や付け焼刃でどうにかなる話ではなさそうなので、これをみてハラをくくったわたしです。
そんなわけで、なにがでるかわからない初めてのチャレンジに果敢におつきあいくださったみなさまのおかげで、これからもしっかりこの世界に向かってメッセージを届けられるようにがんばろう、という気持ちになりました。ありがとうございました。4月からの昼の部にご参加くださるみなさまも、どうぞよろしくお願いいたします。
みなさまからいただいたありがたきご感想、たいへん分量が多くてボリューミーです。少しずつご紹介させていただきます。
寝落ちと戦いながら、ブログアップ。忘れないうちに。https://t.co/3TpfIh4E8Q 来週も楽しみ〜♫
— カンドアユ (@ayu_kando) 2017年3月22日
カンドアユさんは、初日に The Big Bad Wolf のカードに出会われました。このデッキにでてくる狼は自分の影(シャドウ)=できれば見たくない、認めたくない自分の姿を象徴します。でも、こうやってカードとしてでてきた、ということは、もうすでにその過程ははじまっている、出会っているということでもあります。
大きな悪い狼は「占い師になんてならない!」と思っている私の姿、なのかな、と。プロの占い師の中に混じって勉強してるけど、インナーチャイルドカードは自分だけのサムシンググレートとの交信ツールであって、人の問題なんか占いませんよ、と思っている私自身の姿。
「何が出来ますか?」何もしませんよ。するわけないじゃないですか!自分の楽しみとして勉強したいだけなんですから!それを生かして、社会に還元!とか、商売しよう!とかなんて、意味が分からない!…そう言っている私の姿。
なるほどです。「そうでしたかー。おもしろそうだから、興味があるから勉強してみます。というのじゃいけないの?どうしてそんなにムキになるのでしょう?」と、実際のセッションならたぶんわたしはそういう方向でお話を進めると思います。(講座なのでそのときは突っ込んでません)
さらにここでは脱線しまくりの話題でございますが…やはりここにはどうしても突っ込まずにはいられない。算命学がらみで特定の星(要素)を大いに嫌う人は、必ずわたしに激しくツッコミを喰らいます。これ確定っ。
だけど、車騎の「みんなのため」の「正義感」というのが、もう本当にダメ。知性や徳に裏付けされていない「正義」や「みんな」なんて、ファシズムと何ら変わりはないと思ってしまうわけです。(本当はもっと真っ直ぐな車騎なのでしょうが)
はいっ。ぴぴーーーっ!教育的指導っ!(爆
「それはねーーー、カンドアユさんが貫索優勢タイプで、さらにちゃんとした車騎星の良さをご存じないからですね。喰わず嫌い。そのうち算命の講座にもいらしてくださいね!びっちりばしっと車騎テイストでご指導します!わたしの東の星は車騎だよ。すぱすぱなんでもよく斬れますよ^^」とお伝えしたいです♪
個人的な好き嫌いや苦手意識、には、自分の個性と偏りがはっきり出ます。
これは誰にとっても同じことで「自分はこれが嫌い、腹が立つ、意味わかんない!」というように強く反応したくなる、せずにいられない部分は、自分にとっての大きな鍵です。好き嫌いという反射的な反応からもう一歩ひいて、自分はなぜそう感じるのか、冷静にひもといてみることで「狼」の姿はよりはっきりと見えてくるでしょう。
なーんてことは、おそらくすでにお気づきになられているはず、ですよね☆
<追記> カンドアユさんからメッセージがありました。
私の結論としては、//私は、「みんなを救う」必要なんて全然ない、とカードは教えてくれたのかもしれません。ただ「プレゼントをあげればいいだけだよ」と// だったのです
コートカードで出てきたサンタクロース(クリスタルのガイド)としての役割を果たす、という課題が具体的で、うまくこころに収まったようでよかったです。
玉紀先生の「インナーチャイルドカード講座 小アルカナ編 part 2 」へ行って来ました〜😍 忘れないうちにブログアップ https://t.co/kCQm8cKY6s 玉紀先生、本当に有難うございました♪ 大アルカナ編と実践編、是非是非またお願い致します💞
— カンドアユ (@ayu_kando) 2017年3月29日
今回の3枚引きの構成は、わたしの好みでご紹介しました。「このままいくと未来はこうなる」というよりも、「この課題を解決すると、未来はこうなる」という課題解決型のスプレッドをわたしはよく使います。
1枚1枚の意味をつぎはぎしていくのではなく、3枚並べたときにどんな流れがあるか、どんなストーリーがあるかを読み取るのがおもしろいです。
面白くてためになったのは、ご一緒したH先生のカードの流れの方が、自分のものよりくっきり見えたこと。ひとのカードの流れって、読みやすい。
玉紀先生によると、実際、自分のことは自分でいいように解釈してしまいがちだし、イヤなことには目を瞑るから、やはり読みにくいものなのだとか。
自分一人で自分のことだけ占ってればいいやと思っていたけれど、ひとのカードも見ていると、そのひとの思わぬ流れが見えて来るのがわかりました。
そうですねー。ほんとうに自分のことは読みにくいですよねー。しみじみ。いろいろ発見があったようで、わたしもたいへん嬉しいです。今後も、ご自分でも他の方とも、ますますいろんなストーリーを紡いでいきましょう。このたびはほんとうにありがとうございました。
修行中の練習として、わたしはカードをランダムに何枚かひいて、そこからどんなストーリーが作れるかを考え、なるべく違う雰囲気や流れのストーリーを何パターンか作ってみて、こんなストーリーを語るならどんな人だろう?と、カードとストーリーから逆に人物像を想定するという作業を繰り返し繰り返しやっていて、これはいまでもやっています。
イーシャ先生は「自分の深さや広さの分しか、相手のストーリーは出てこない」と何度もおっしゃっていました。わたし自身も、自分自身の個人的な好き嫌いや、思い入れや思い込みをできるだけ外して、なるべく広く深くお話を伺えればと考えています。
つづく。
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