なにごとも、まず好き嫌いや先入観は抜きにして淡々と比べてみる、というのは結構だいじで、興味深い発見がいろいろ出てきます。(これは、あらゆる可能性を想定しては脳内シュミレーションを行う双子座だらけのわたしの得意技です)
今回の「龍高星・玉堂星」の回でのみなさまの理解を何倍にも深めたり広げてくださった陰の立役者は、Yさんでした。
Yさんは、中心星を含む司禄星・禄存星4つ+鳳閣1つをお持ちのかなり個性的な命式のお生まれです。
龍高・玉堂的傾向が強いみなさまとは全く違った視点・観点から繰り出されるYさんのコメントの数々のおかげで、「龍高星・玉堂星」らしさ、という特徴が、より際立って感じられたことと思います。
ということで、Yさんから頂いた貴重なご感想メールをご紹介させていただきます。
今日の『龍高・玉堂』会(恐い集団みたい…w)、想像以上に面白かったです!
アナザーワールドに一人迷い込んだ「土」としては、龍玉持ちの皆様の高感度かつ無欲の知性を目の当たりにして、軽く衝撃を受けました。
もう一人、「土」の人がいらしたら、この「?!」な感情をその場でシェアできたのにな、とそれだけが悔やまれます。(← あー、これ、土っぽい感想な気がしてきました。)
龍玉の方は、純粋に「知る」ことが楽しい人達なんですね。究極的にはそれ以外のことは求めていないのかな、と。
私だったら、「知る」という行為1つにも色々オプションをつけたくなるので。(目的、と言い換えられるでしょうか?)例えば、これを知ったら、「こんな良いことがあるよ!」とか「もれなく○○ができるようになるよ!」とか。
(算命学は、私にとって「知る」と、「自分の思考回路を分析できるスキルが身につくよ!」に繋がるんだろうな、と今思いました。)
土とは相剋関係のせいか、龍玉ワールドに触れたことで、自分が思っている以上に自分の土成分を感じられ、ヒリヒリと痛いくらいでした。
二言目には「役に立つ」とか「金」とか言ってた気がしてw、自分、がめついな、と。「でもお金がないと、受けたい講座に行けないし、老人ホームにも入れないんだよ!」と自分に反論…。
いやでも土4つがあぶり出された感がありました。とはいえ、日干が癸なせいか、龍玉の方の考え方には「あー、わかるかも」という部分も多々あり、むしろ「そんな風にピュアだったらいいのにな…。」と思う…
そばから「で、先立つものは?」と間髪入れず「土」が突っ込む、という脳内反応を繰り返しておりましたw。
土4、火1の私には、まだまだアナザーワールドが多そうですので、ぜひまた別の回にも出席して、衝撃を受けつつ自分を見つめ直す時間を持ちたいなと思います。
本日はありがとうございました。
p.s. 資料が分かりやすくて嬉しかったです♪
Yさん、丁寧な振り返りのご感想ありがとうございました。細やかな気遣いがあちこちに散りばめられたメールからは、人間関係を大切にする禄存・司禄型の方らしい相手への配慮が伝わってきます。
そうですよね… 今回はお仲間がいなくて完全アウェイ状態でしたよね… そんな中でも果敢に本音トークを繰り広げていただいたこと、心より感謝申し上げます。
いつだったか禄存・司禄全開!ワールドの中で「わからない…なぜそんなに目的が必要なの?!」とボーゼンとしていた純正の龍高・玉堂型の方のことを思い出します。
歴代の「禄存・司禄 vs 龍高・玉堂」ディスカッションでも、いつも「具体的に役に立つことがだいじ vs のびのびと可能性を広げることがだいじ」的なぶつかり合いが繰り広げられてきました。どっちかだけがだいじってことはないんですけどね、やっぱり同時に両立するのは難しい性質ですね。(だからこそ相剋関係なのですが)
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(つづく)