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6/11 算命学基礎講座・第四回目!無事終了の御礼

算命学基礎講座の第四回目、ご参加くださったみなさまありがとうございました!おかげさまで無事に終了です。全体の復習と、蔵干の仕組みをさらっと、あとは実例読みの時間を多く取りました。

グループ講座の最大の利点は「自分以外の人の話を聞ける」ことじゃないかと、わたしは考えています。

自分の生活に役立てたいから、自分をもっとよく知りたいから、占いを学ぶ人は多いと思います。確かに「自分を知りたい」からといって、占いを学ぶことを通じて「自分」を見つめなおすと、ある程度のことはわかります。

ところが不思議なことに、その先いつまでも「自分」の図だけを必死に見つめていても、その先の発見や理解へと進むことはなかなか難しいのもまた事実です。

今回ご質問いただいた例としては「陰と陽」を常に比較しながら、セットで考える、という話もそのひとつです。陰も陽も常に相対的なものです。例えば、きょういまの気温は28度。暑いですか?涼しいですか?まる一年を通して考えれば「暑い」ほうですが、夏としては「涼しい」ほうでしょう。ひとつの意味は固定した不変のものではなく、状況に応じてどんどん変化するでしょう。

その場の環境や相手に応じて、変化しない人はほとんどいらっしゃらないでしょう?なにがあってもいつも変わらない「自分」なんてあるのかな?それでも、どんなに環境が変わっても変わらない「自分」の核のようなものはあるのかな?

もちろん環境に合わせてくるくると変わりやすい人もいれば、環境の影響を受けにくい人もいて、それもまた個性なのだけれど、陰陽五行のロジックは徹頭徹尾「自分と環境との関係」を見ているので、「自分!自分!」と自分のことばかり見てもたぶんあまり大きな実りはないんじゃないかな、とわたしは言い切る。

ある程度、自分の図から自分の特徴や特性を理解できるようになったら、次の段階は「たくさんいろんな人の図をみる」ことをお勧めしています。でもそこで「いいなー。●●さんは××星があって!」とうらやんだり「●●さんは▽▽星があるからダメなんだ」とけなしたりするのはダメです。どんな星にも、どんな人にもいいところと悪いところが同じくらいたくさんあります。すべてのものやできごとに「いい部分も悪い部分もある」ことを自分の言葉で言えるようになると、格段に世界が広がります。

今回こうやってちゃんと勉強していく目的のひとつは、できる限り偏りなくフラットに公平に星の意味を理解して、それぞれの星やそれぞれの人の良い部分と悪い部分をどちらもしっかり捉えられるようになることだと考えています。それはもしかすると遠回りでもどかしく感じる人もいるかもしれません。でも結局のところ、簡単に手に入るものは簡単に失われるし、時間をかけて丁寧に取り組んだことは、ご自身の宝になっていくことでしょう。

ということで、6月末より3週間連続で、平日の「十大主星」講座を開催します。この「十大主星」の知識をもとに、周りの方を占ったり、簡単な時期読みなどができるようになります。

算命学「十大主星」(全3回)6/27, 7/04, 7/11

基礎講座から連続しての開催なので「すでに十干十二支がわかって、十大主星の算出ができるレベル」の話をします。このあたり怪しい方は、6/29のスペシャル講座も併せてご検討ください。

6/29 算命学の人体星図をマニュアル作成

あらかじめ十大主星(貫索・石門・鳳閣・調舒・禄存・司禄・車騎・牽牛・龍高・玉堂)の名前や意味がなんとなくでもわかっていると、話が早いです。できれば、陰陽五行のしくみ(相生・相剋・比和)なども予習しておくとさらにバッチリです。

「算命学」の本を、初めて読むあなたになら、きっとこのあたりがおススメ!

ちなみに、このあとの講座予定は、「干支で読む」以外は全く決まっていません。基礎講座のリクエストはいただいているものの、なにぶんいま目の前のことしか考えられない!閉店前の大忙しで、あまり先のことまで考えられません。そして、たぶん「天中殺」のほうが需要があるかんじはするのですが、これまたまだわかりません。そんなこんなですが、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。