だいぶ間が空いてしまいました。10/22開催「土性を極める〜財運・人気運の秘密」レポのまとめです。
最初に「欲の否定と肯定」についてお話したのは、そのあたりがとても重要だからです。うまーく土みを使ってる人たちは欲を肯定していて、「豊かになりたい」「みんなに愛されたい」と、感じよく素直にイヤミなくおっしゃいます♪
— 天海 玉紀 (@tamaki_deluxe) 2017年10月23日
そうそう。これねーーー。「欲なんてない」とわざわざ否定しなきゃならないほど「欲」がある、というのが誰でも定石でしょう。
誰でも、わたしもあなたも常日頃から「欲」について、よくよく(シャレではない!)考えておかないと、欲に振り回されてしまいます。自分が欲なのか、欲が自分なのか?!我欲の奴隷?!ともいうべき状態になってしまって辛い。欲深くて素敵な方々は、実に爽やかにご自身の欲を肯定してあっけらかんと表明されます。
あなたの欲は?欲との付き合い方、あなたはどうですか?どうしますか?というあたりをまずお伺いするところから講座をスタートしました。「財運」も「人気運」も、実にわかりやすーーーい社会的な欲です。五行の関係をよくよく考えればわかるように、ありのままの自分ではなく他者と関わって葛藤することで(相剋関係)しか獲得できないタイプのテーマです。
「欲」の取り扱いは、文化と宗教観にもまつわる話でもあるので、まずはコントラストがはっきりわかりやすい「儒教」と「仏教」を対比させてみました。ついついそのまんま「キリスト教」とか「資本主義とは?」のところまで喋りそうになりましたが、そのまま歴史や社会の授業になってしまうので割愛しました。(またそのうちどこかで機会があったらそのときに!)
お金のこと。世の中では「お金の話は下品だ」というフレーズはあちこちで耳にします。お金スキスキスキ〜♪となにもかもお金がすべて、とどっぷり染まり切ることを「拝金主義」と言います。あからさまにちょっとけなす、どう間違っても褒め言葉ではありませんね。不安や不満をお金で埋めようとすることは、いくらでもあるでしょう。
とはいえ、現代社会に生きていればお金は必要ですし、お金があれば、たいがいのことはなんとでもなります。ないよりあったほうがいい。そもそもお金が嫌いで、お金に無関心な人のところに、お金はやってくるだろうか?まかりまちがって多くのお金が入ってきてしまっったとしても、きっとすぐに出て行ってしまうでしょう。
でもお金そのものが好きなの?(ほとんどの方は紙幣の収集マニアとか、コイン専門家になりたいわけではないでしょう?)お金だけに関心を寄せても仕方ないのでは?そのお金で何をするか、何をしたいか、目的と手段がそろって初めて「金運」になるのでは?とか脳内でいろいろいつも考えています。
今回わたしはたいへん具体的な例として、あの講座を開催するにあたって皆さまからいただいた実際の金額(つまり売り上げ)と、そこから引く経費と労力と時間についてお話しました。下品でしたでしょうか?!そう感じた方がいらっしゃったら大変失礼いたしました。でも、自分でなにかやるんだったら、常にそういう収支計算が必要ですし、お金が嫌いだったり、お金を軽視していると、自分ではなにもできなくなります。
この社会で、何かをする自由を得るためのお金、はあるにこしたことはないです。そして、自由とお金が引き換えになりやすい労働環境、というものも厳然として、あるわけです。(ええ、わたしも自由と、お金が、もっとたくさん欲しい!痛切…orz)
人間関係の話だとまたちょっと雰囲気が変わりますが、人を信じない人や、まるっきり人と関わろうとしない人が、多くの人気を得ることがあるだろうか。誰も信じることがなく、人を利用することしか考えていないような人が、他人から信頼されることがあるだろうか。
世の中はいろんな人が押し合いへし合いしながら生きていて、好きな人にだけ好かれ、好きな人だけを独占して、好きな人とだけ生きていく、のはなかなか難しい。となると、どんな心持ちでこの世を渡っていけばいいのか、そういう話になります。
ええ。もちろん「お金はいらない」「人とは付き合いたくない」と自覚的に生きる方向性だってあります。誰もが億万長者で万人受けする魅力の持ち主である必要はないですし、誰もがアイドルになる必要もない。でも、自分のやりたいことが自由にできるくらいのお金の余裕があったほうが生活は豊かでスムーズになるし、山奥で仙人にでもならない限り、誰にも会わずに生きていくことは不可能です。
誰からも嫌われたくないし、誰からも好かれて愛されたい、と願ってそのように振舞ったとしても、世界中から愛されることは不可能で、でももしものすごく多くの人から愛されたとしても、本当に心を許せる相手は誰もいない、なんて話は昔からたくさんあります。いったいなにが自分にとっての幸せなのか、何を求めているのか。他人を通してしか自分の価値を確認できなくなっていやしませんか?とか。
今回は「財運と人気運」と銘打ちましたが、「所有して責任を持つものが増えるのはもれなく疲れることです。それでもおっけ〜?!オッケーな人はすごい!かっこいい!がんばってたくさん背負って持って抱えて、世界に富と愛を増やしてたくさんたくさん回してくださいね!」と申し上げました。
ご自分の大切なこと、ご自身の欲求はどのあたりにあって、どのあたりにポイントを置くか、どのくらいを目指すか、どのくらいが自分に心地よくフィットするのか、そういうことを考え直すきっかけにしていただけたらなにより嬉しいことです。
というかんじで、確か当日に喋りきれなかったことはこんな感じじゃないかと思います。おかげさまでたくさんのお申し込みをいただきまして、本当にありがとうございました。
日程はまだまったく決まっていませんが、来年また同じ内容で開催する予定です。ご興味おありの方は、ぜひご参加いただけますと幸いです。よろしくご検討くださいませ。
また、実際に「財運」と「人気運」が収入に直結するような立場の方(副業、自営、フリーランスなど)を対象とした実践研究会も脳内企画中です。合わせてご検討いただけますと幸いです。