本日ちょうど午前中9時20分頃、射手新月でした。全体に水の力が強い2013年でしたけど、きょうの新月は射手△牡羊の火が赤々と燃えてますね。ファイヤー!ワンドの世界だ!
水のサインの次には、必ず火のサインが来ます。水の共感世界から火の独立スピリットへと変化するプロセスは、厳寒の冬の朝に、暖かいお布団の中で永遠にぬくぬくと心地よく溶けてるよな感覚が水の世界で、そこから思い切ってえいっ!と抜け出して、元気なガキんちょみたいにわざわざ寒風の中をびゅんびゅん走っていくのが火の世界、なーんてかんじ、とおもってます。
射手が効いてる方々と居ると、物理的にはいっしょにいるんだけど、ああ、もうこれはどっかあさってのほうに心が飛んでってるな〜と感じることがよくあります。ここではない未来に生きているのだな〜。ひゃー!だが、それがいい♪ それはもう射手の絶対的な魅力です。(はっ。そういえばmaruさんは魚プロであるだけでなく、射手月でもあるんだった!そうだった☆)
なにせ、射手、魚、双子というのは、ダブルボディサイン(double-bodied sign / bycorporal sign)に分類される一族でして、そのまんま「身体がふたつ・二重性」という意味を含んでいます。例えば、射手にまつわる神話は、卓越した肉体と頭脳を備えた半人半馬の賢者ケイローンのエピソードで、不死身の神と有限の肉体をもつ人の組み合せから生まれる生と死にまつわる痛みや苦しみというテーマがその根底に流れています。射手=明るくって楽天的(ノーテンキ?!)うん。確かにそうだ。いやいや。そんなに単純な話だけじゃーないのです。(やばい。この手の話はじめると止まらない…もっと書きたいけど、永遠に終わらないので、自分のブログに書こう。そうしよう…)
そして、所変われば、東洋では古代より射手座は南斗六星と呼ばれます。夜空でも蠍座と並んで、特徴的で見つけやすい星座です。また、死を司る北斗に対して寿を司るのが南斗と言われたりもしますよ。いわゆる「鳳閣星=南斗」とする説もありますね。(それにしても星の名前とか伝説って、マンガとか、ゲームにたくさん転用されてるよね。北斗といえば!)
そうそう。アイソン彗星見えなくなっちゃったけど、いまの時期は夜空に射手座も見えませんよ。太陽が射手座の位置にありますからね。(天海玉紀)