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1/23 レポ其の4「禄存星・司禄星」の巻

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やまもとようこさんは、司禄星中心の楚々とした美女&才女。
「ハンドメイド アクセサリーブランド “アトリエ ルブラン” の作家 で星読み屋」 として、いままさに大きく羽ばたきはじめたところです。西洋で見ても、東洋でみても、今年は大きくブレイクの予感♪たのしみですね! →★

ようこさんの命式はものすごく個性的です。西ー中心ー東と一直線に司禄星が直列のうえに、北には禄存星。(地支一気格 → 従星も3つ全部同じです)かろうじて南に鳳閣星がありますが、鳳閣→禄存司禄と相生関係の並びなので、これはもう命式がそのまんまぜんぶ司禄星(禄存星)の塊である、と読んでさしつかえありません。

算命では、八相局のうち「財局」とよばれますし、四柱推命だったら従財格。このような方は、みんなのために、世のため人のために、と力を尽くしていると、どんどん引き立てられたり、仕事が回ってきて、人並みはずれたスケールで大きく発展していくよ!と読みます。

ようこさんはそのようにダイナミックなお生れなのですが、どうやら命式に同じ星がずらっと並ぶ(おまけに相剋関係がない)方々は、どうやらご自身ではその特徴に気づきにくくなるようです。

今回の「禄存・司禄」企画は「こんなにたくさん持ってるのに、自分ではよくわからないし、うまく使えてる気がしない禄存司禄をもっとよく理解したい」というようこさんの熱いリクエストによってはじまりました。ありがとうございます。

penta-07本日はこってりした2時間をありがとうございました。

様々な目線からからの禄存・司禄の解体作業、とても面白かったです。

そして自分の課題も浮き彫りに…。
掃いて捨てるほどある司禄星…。濃すぎる土性の星4つ…。

しかし自覚がないのでどう扱っていいのかわからない…。
(タロットのペンタ7みたい…。)

あれまぁ… ペンタの7ですか? ん?でももう7まで来てるんじゃーありませんか。いまは胸突き八丁。苦しいところかもしれませんが、8を越えたら頂上はもうすこし!

天海先生から「ボッチ禁止」と言われてから、
自分の対人関係について見直し作業に、入ってはいました。
が、いかんせん自覚がないので、どうにも手ごたえが掴みづらいというか…。
「なんかよくわかんない…」とスタート地点に逆戻りを繰り返していました。

以前お話ししたとき「これだけたくさん司禄禄存がある人が、誰とも関わりたくない、というのはもったいない。宝の持ち腐れ!ボッチ(ひとりぼっち)禁止!」と申し上げたんですが、ちゃんと覚えていて、実行してくださってたんですね。よかった♪

そんな中、宝積藤華さんのコメント、響きました。

自分のお庭は取りあえず開放しておけ、というお話。

どどーーん。そうでした。藤華様からのだいじなご助言。これはネットには書かないで、ご参加のみなさんとだけの秘密にしようと思っていました。でも、たぶん、これを知ることで楽になったり、元気になる人が世の中にはたくさんいるはずです。

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どどーーん。「心の中に大きなお庭があるんです」というお話でした。

藤華さんのお庭がどんなお庭かもっと詳しく聞いておけばよかったな〜。(たぶん洋風のお庭だろう、と予想!てなわけで、手元にあったのは迎賓館のお庭の写真。こんな感じ?もっと広いかな?)

広いお庭には、いろんな人が出入り自由なんだそうです。そして、ご自身のお住まいは守られた場所としてちゃんと別にあるので安心なんですって。すごいなー。

さらにテクニカルな解説をつけくわえれば、司禄星は「己」=大地や市場の性質とも言えるので、多くの人が集まる平らで広い場=お庭なんだそうな。なるほど!

思えば、私はそれすら面倒くさいと思って生きてきたな、と。
入ってきた縁は、最後まで切らしちゃいけない、続けなきゃいけないんだと思っていたので。
それが重荷で、お庭の入り口は人ひとり入れるかどうかしか開けてこなかった。
でも、入っちゃったらもう顔パス状態w。警戒心が強いんだか、ないんだか…。
そういう極端な状態が面倒くさすぎて、「そんなに疲れるなら、一人で籠って好きなことしてたほうがいーよ」という思考に落ち着いてしまっていました。

宝積さんのお庭の例え話を聞いて、もう少しいい意味で緩めたらいいのかな?と。
「ここまでは出入り自由です。んで、私も自由にします。」っていう空間を広げてみようかな。
全部を全力で面倒見ようとしなくていいんだ。そう思ったら、気持ちが少し楽になりました。

なるほどーーー。お庭の入園者全員の面倒をなにからなにまで懇切丁寧に見ていたら、そりゃあ体も心ももちませんよね。おつかれさまでした。

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どどーーん。こんなに人がたくさん集まってきたらどうします?!ひとりひとりに完璧に関わるのはとてもじゃないけど無理です。それでも集まってくる人はたくさんいるんです。

以前ゲストにきてくれた紀平香奈子さん(禄存星プロ)は、こんな風に話してくれました。

「たくさん人の人がいる場面が好きです。ひとりぼっちは寂しい。でも、あまりそばまで近づいてこられるのもいやです。わがままかな? 自分とはちょっと距離がある状態で、たーーーくさんの人に囲まれて、あまり互いに深入りしないで、笑ったり楽しくしているときがいちばん心地よいです」

というお話でありました。なるほどねーーー。そのあたりの距離感とサービスの加減をうまく使えるのが、禄存星使いの達人!ということなのでしょう。(ちなみに司禄星がいっぱいあっても、やっぱり禄存星的な気質が出てきます)

あとは…もう少しお願い事上手になりたいですね…。
つい、ご迷惑かもしれないとか思ってしまうし、お願いできたとしても変な自己嫌悪に陥ったり…。
めんどくさい人間だなと思って、またさらに凹み…。面倒くさいループ。
宝積さんは、お互いがwin-winになるように、うまくコントロールされている感じがして

「は~、すごい~陽転ってこういう感じなんだな~」と、ひな形を提示していただいたような感じがしました。

ですねーーー。藤華様はそういうパワーバランスをうまく保つ天才です。(あの明るい笑顔のうしろには、並々ならぬ努力と忍耐が隠されているんだけどね)ようこさんは人当たりがやわらかく、頼まれた側も「よし!なんとかかなえてあげよう!」と思う人が多いのでは?(現にわたしはそうだったし)お互いにお世話したりされたり、持ちつ持たれつで力の貸し借りをするからこそ、あたらしく生まれてきたり、さらに深まっていく人間関係って確かにありますね。

個人的に不思議だったのは、天海先生と貫索天禄様が華麗にぶった切ってくださった司禄星の悪しき面、
「そうそう、イラっとするんだよなー、うっとおしいよなー!!」と心の中で歓喜していたことでしょうか。
こういう感じの人がいると、少し距離をとるようにしてしまいますし。なぜでしょうね、同類のはずなのに。
自分が持ちすぎているからお腹いっぱいってことですかね…。
すごく怖いのは、こういう嫌なところが無自覚にダダ漏れになってる可能性が大いにあることです…。
あー、ほんとにイヤ…。自覚できないって怖すぎる…。
(自覚できてると自信が持てるのは鳳閣だけ。楽しいことしかしたくない、というとこだけw)

2人の石門天将様のご意見、生き様もとても興味深かったです。かっこいいっす。
なぜか天敵のほうに憧れたり共感してしまうあたり、自分でも訳がわかりませんが…。
お二人が禄存・司禄をお持ちゆえなのかなぁ。

それはそれは。結構なことではありませんか。貫索・石門世界に剋されて気持ちよかったんですね。いくらでもまた剋されてください。剋されれば剋されるほど、才能は磨かれるのです☆

ご自分の中に相剋関係の配置があれば、自分の中でひとりでそういうツッコミと凹みを体験できるので、両立しない要素をなんとかうまく使っていこうとする工夫ができます。相剋関係にもお得なところがあるんです。

ご自分の中に相剋の要素がないと、なんとなく自分のペースだけで進みやすい。スムーズだし、一見良さそうなのですが、世の中には違った要素や基準で動いていていることは山のようにあるし、なんだかんだで悩みのない人生なんてないわけです。そこで悩む。

相生関係だらけの方は、違った要素をなかなか受け入れられないのでしょう。悩んでも、ぐるぐるぐるぐる同じところを回っているばかりで、ご自身が苦手な要素の世界をなかなか受け付けられない、踏み込めないようです。(だから悩むのでしょうね)

龍玉、鳳閣の皆様の質問・反応からは、こんな無自覚すぎる私でも「あー、自分やっぱり司禄だわ」と思わざるを得ないような自動反応を引き出していただきました。前回の龍玉会同様…w。

それはよかった。こうやって異文化、異なった考えやバックグラウンドの持ち主たちと触れ合うことで、自分の個性〜自分自身の感じ方や考え方の傾向が際立って自覚しやすくなります。

前回の「龍高・玉堂」では、ひとり異文化として、ナイスツッコミを連発してくださったようこさんであります。「理解はできるけど、役に立つの?お金おかかるし、いったいどうするの?」的な実に土性っぽいツッコミ連打!してくださいました。よかったよ〜。おかげでみんなの理解が数段深まりました。ナイスプレーに心より感謝です。おもしろかったよ♪

※ レポ其の2「龍高星・玉堂星」の巻 →★

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さきほど早速、八雲あかねさんの記事を拝見しました。→★
「お気持ちよく分かります」と思ったのと同時に、「いやー、いろいろねー、事情があるんすよー、ごにょごにょ…」と司禄らしいことも思いましたw。

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貫索星ってソードのエースとかキングみたいですよね。
個人的に好きなカードなのでうらやましいです

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司禄は…うまく使えてないとペンタ2とか4とか…7とかですかね。

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宝積さんはペンタ9とか10なんだろうなー。かっちょいーす。

土性が効いてる方らしく、それぞれの意味やイメージをタロットカードに例えてくださいました。おもしろい。ありがとう!!!

車騎・牽牛の会も楽しみにしています!
剋されて伸びるタイプの皆様、なんですよね?
私はほめて伸ばしてほしい派だからな~w←激甘。
これまたアナザーワールドです~。

爆笑。そうだった。そうだった。言い忘れていました。禄存・司禄型のみなさまは「私は褒められて伸びるタイプです」って、臆面なくほがらかにおっしゃる方が多いです。(すげー!そうなの?!なんてストレートなんだ!素直だねー!とわたしは感心します)

やまもとようこさんのハンドメイド アクセサリーブランド “アトリエ ルブラン” 作品は、ウラナイトナカイ店頭でお手にとってご覧いただけますし、その場でご購入も可能です。都会的でクールなデザインやモチーフや、天然石のニュアンスを生かした繊細な味わいが特徴的です。もちろんネットショップもありますので、ぜひご覧になってみてください!

やまもとようこ
atelier le blanc (アトリエ ルブラン) →★

うってかわって、次回の車騎・牽牛ワールドは全く違います。ハードボイルド。ぐふふふふ。いったいどんな世界なのかは、ぜひ次回じっくりとご堪能くださいませ。どうぞおたのしみに!

次回は(たぶん)最終回。宝積藤華さんからの解説&ご感想スペシャルです。(つづく)

「禄存星・司禄星」レポ 第1弾 →★
「禄存星・司禄星」レポ 第2弾 →★
「禄存星・司禄星」レポ 第3弾 →★
Interlude 〜間奏〜「禄存星・司禄星」の巻 →★
「禄存星・司禄星」レポ 第4弾
「禄存星・司禄星」レポ 第5弾 →★