十大主星をそれぞれ五行に置き換えて、並べてみるとこんな感じになります。
禄存星・司禄星は土性のような性質で、車騎星・牽牛星は金性のような性質と言われます。
自分(木性的な自然なのびのびした自己を守る性質)=貫索星・石門星から見ると、禄存・司禄や、車騎・牽牛は相剋関係に位置します。
自分が相手を剋す、または自分が相手に剋されるのがあたりまえ、という意識がもともと自分の中にあれば(生まれつきの命式に強く影響していれば)、最初から社会や環境は、自分の思い通りにはならないものだ、とはその人たちにとっては最初から自明の事実です。
だからこそ、この思い通りにならない難しい世の中で、なんとか生き残っていくための戦略や行動が、禄存星・司禄星的な資質であったり、車騎星・牽牛星的な性質です。自分を抑えながらも競い合ったり、相手を喜ばせてサービスしたりする中から、己の評価を上げたり、相手から利益を引き出す才覚がそこにはあるでしょう。
並べた五角形を人体に例えると、地面についた足の部分がちょうど土性と金性のゾーンになります。「地に足ついた」つまり「グラウンディング」です。現実の世の中で、衣食住の生活が満ち足りるようにしっかり稼いで、ご飯食べて、ちゃんと暮らして、他人様に恥ずかしくないようにきちんとしなきゃ!といった人の世のあれこれを優先するのが、土性と金性に共通する重要な要素です。※ 土性と金性の違いについては、こちらをご参照ください。「財と官」→★
ではさっそく、ご自身の命式の中に、土性(禄存星・司禄星)と金性(車騎星・牽牛星)をまったくもっていない方々からのご感想を拝見してみましょう。
Hさん(鳳閣星中心+龍高玉堂たくさん)、このたびのアナザーワールド体験のご感想、ありがとうございます!
私も世渡り上手な禄存・司禄型マネージャーが欲しい!
そして、禄存・司禄の人から何か頂いたら、ちゃんとお返ししよう!と心に誓いました。
自分にない成分だからこそ際立って感じられて、おもしろい世界が垣間見られました。
次回も、私の知らない世界、大変楽しみです。
華麗なるゴージャスなエピソードがどんどん飛び出す藤華さんの隣の席で「はっ!!!」「ええっ?!」と驚愕のリアクションを連発していたHさんのお姿は、妖精ちゃんのように可愛らしかったですね。
そうなんです。精神性の星と呼ばれる「鳳閣星・調舒星」「龍高星・玉堂星」が命式の大部分を占めるみなさまは、鋭い感性や思考力を備えている反面、現実感が薄いような方が多いのです。しっかりと大地に根っこの生えた(ペンタのクイーンのような)藤華さんのお隣にいると、Hさんは本当にひらひらと羽が生えた妖精ちゃんのように見えました☆
もうおひとり、やっぱり禄存・司禄を持ってない龍高星人のTさん(龍高星中心+調舒星2)から頂いたご感想をご紹介しましょう。
率直な感想としては、「私も禄存・司禄が欲しいなー!」です。まず、この世に生まれたのであれば、ちゃんと現実世界とか社会になじんで生きていける= メジャーな生き方ができた方が生きやすいし、 正直幸せだよなーと私は思っています。 ですので、禄存・司禄の方の、「他者と関わりを持つことが通常運転」「 相手の期待に応えることが自然な行為かつ喜びであり、 そこからお金も稼げる」といった点に、 社会になじむことが自然なあり方なんだなーと、 羨ましく感じています。(お金ほしいです笑) また、皆さん声が大きかったり、はっきりしているところも印象的でした。禄存・司禄の方って、 太陽みたいなイメージがあります。
びっくりしたのは、「人の想いとか感情を、とりあえず受け取っておける」点です。これは「 結局あなたはどうしたいの?」という、禄存・ 司禄の方としてのウィークポイント(?) と表裏一体なのでしょうね。(でも私も心に庭が欲しいー!)
あとは貫索のお姉さまのクールさにシビれました。また、余談ですが、わが父もよく笑います。そして笑ってるときが一番本人の魅力が出ている感じに見えます(本人も自覚している)。
Tさん 「龍高星・玉堂星」レポ 第4弾 →★Hさん 「龍高星・玉堂星」レポ 第5弾 →★