西洋の魔法文化のあらましと、現代社会での「魔法/魔女」について、ベンキョーしてきました。
「現代を生きる魔法文化都市の魔女たちと サブカルチャーの魔術師たち」
ヨーロッパにキリスト教が普及する以前には、より土着的な、自然と密接につながった宗教があった。
→ Paganism(ペイガニズム)自然崇拝や多神教の信仰を広く包括して指し示す、印欧語圏における言葉。
走り書きノートにこう書いてある。
Magic 一神教的、宇宙の真理、天上をめざす
Wicca 水平志向、大地母神(女神崇拝)、多神教的
なるほど。ざっくり分類でも、ぜんぜん雰囲気が違いますね。このあたりは、そのうちじっくり探ってみます。
前提となる宗教的な歴史や文化のあり方、現代のリアル魔女の話も非常に興味深かったけど、なにより私が「へえーーー!」といちばん興味ふかく感心したのはこれ。
魔女の暦。
Wheel of the Year(Wikipedia.org)
若干の日付のズレはあるけれど、これって要するに「二十四節気」と同じじゃない?太陽の動きを元にした暦だ! ってことは… このお祭りはそれぞれ、四正(二至二分)と、四立(立春、立夏、立秋、立冬)に該当するんでしょうね。
Yule(ユール) → クリスマス : 冬至
Imbolc(インボルク) : 立春
Ostara(オスタラ) → イースター : 春分
Beltane(ベルテン) → メーデー : 立夏
Midsummer(ミッドサマー) → 夏至祭 :夏至
Lughnasadh(ルグナサート) : 立夏
Mabon(メイボン) :立秋
Samhain(サムハイン) → ハロウィン : 立冬
なるほどー。また時間をとって、ベンキョーしてみます。きょうはここまで。
ちなみに、西洋占星術の太陽サインは、この二十四節気 の区切りと同じです。
それにしても、古代人の天文観測ってすごい。。。驚嘆するばかりです。