庚子年 甲申月
2020年8月07日 立秋 10:06
2020年8月23日 処暑 00:45
8月7日、二十四節気の立秋(りっしゅう)のお知らせです。
最初に要点だけ申し上げますね。今月の重要テーマは「自分の手の届く範囲をきっちりしよう」です。
「なんとなく」「雰囲気で」「みんながそうだから」というような、曖昧な「なぁなぁ」状態はオススメできません。この際もう徹底的に休むぞ」と徹底的に休息するもよし、「いまのうちにやっておこう」と頑張ってみるのもよし。ちょっと堅苦しいですか?あまり壮大な目標ではなく、小さい目標をきっちりこなすほうがいいです。
それにしても、秋?ようやく暑くなったばかりなのに?もう秋なんですか?って声が聞こえますね。はい。わたしも同感です。この暦は、体感気温としての季節ではなく光の強さ(つまり日の長さ)を基準に決められています。夏至を越えて、すでにだんだん日が短くなるフェーズに入っているのです。
と言っても暑い。長い長い梅雨が明けたら、急激に酷暑がやってきました。この暑い中をマスク着用で過ごすなんて、コロナではなく先に熱中症になりかねません。どうぞみなさま、くれぐれもご自愛くださいね。
2020年8月7日
「庚子」年+「甲申」月、節入りのお知らせです。
「甲申」は、秋の樹木。甲は樹木といえども、座下の金気(申)に強く剋されるため、青々と力強く天に伸びる姿ではなく、老いて枯れた姿です。そのまま地面に生え続けるより、切り倒されて材木として姿を変えて世のために生かされるほうが良いかもしれません。
「甲申」の方々は、知的で風流な文化を愛し、理想高くまっすぐに自由に飛び回れるような環境でその魅力が輝きます。単独行動よりも束縛の少ない組織の中で守られた遊軍として動き回れると、もともとの優れた性質をより発揮できるでしょう。
さて、波乱の2020年。誰にとっても前代未聞の混沌としたこの状況は、あれこれ力んでも急にすっきり解決!とはならず、だらだらと推移しながらまだまだ続くでしょう。
とはいえ、大きな変化を嫌い「なんとかなるさ」という楽観的憶測に基づいて「なるがまま」に任せて、積極的な策を講じないでいると、足元?または現場からの批判や突き上げが激しくなりそうです。あなたはどっちの立場ですか?または誰にとっても、場面によって両方の立場や気持ちになる機会があるかもしれませんね。
これから始まるさらなる秋冬の陣(?)に向けての作戦しっかり立てていきましょう。
立秋 (りっしゅう) 太陽視黄経 135度
夏が極まり秋の気配が立ち始める日
「初めて秋の気立つがゆゑなれば也」暦便覧
処暑 (しょしょ) 太陽視黄経 150度
暑さが峠を越えて後退し始めるころ
「陽気とどまりて、初めて退きやまむとすれば也」暦便覧
2020年「甲申」月
生まれ日の十干別・運気予報
◯甲庚
◯申子
甲の日生まれさん
我が道を行こう。マイペースに周りを気にせず過ごせる夏休みを確保して。
乙の日生まれさん
頼れる仲間やグループが幸運を呼びます。閉じこもらずに連絡してみよう。
丙の日生まれさん
暑いですね。自主的ステイホームで、読書や映像鑑賞などがオススメです。
丁の日生まれさん
あなたの味方は誰でしょう?プロのアドバイスを取り入れて魅力や能力UP!
戊の日生まれさん
少し背伸びの大風呂敷を広げたり、大盤振る舞いを。器を大きく広げるとき。
己の日生まれさん
苦手な相手や分野と思いがけず馴染めるチャンスがあります。食わず嫌いNG
庚の日生まれさん
ライバルが気になっても、自分の最大ライバルは自分です。強引さは裏目に。
辛の日生まれさん
無理目の挑戦に賭けるより、手堅く確実な勝利が望めるフィールド選びを。
壬の日生まれさん
黙っていると要らぬ誤解を招きます。気軽なコミュニケーションを大切に。
癸の日生まれさん
悲観的な情報を集めるのはやめましょう。想像力は創作や表現に生かして。
COVID-19の流行、各地で感染者数が再び増加しています。オリンピック開催どころか、海や山への行楽、各地のお祭り、花火大会、スポーツ観戦、ライブや演劇や野外フェス、帰省なども軒並み自粛の夏、となりました。
この夏の炎天下でのマスク着用+携帯用扇風機の人々の姿は、きっと後世にも残るビジュアル資料になるのでしょう。もはやこの秋冬のマスク着用には諦めムードでも「来年の夏は勘弁して…」と切実におもいます。
世界的な感染者数の推移グラフはこんなふうになってるそうです。(8月5日現在・外務省ホームページ)
日本の様子はこんなかんじです。(8月6日現在・厚生労働省ホームページ)
わたし自身は「感染症の伝播は水→木?」という仮説を立てて考えています。さらに「金→水→木、の流れができて火気がないと金気がより強められて要注意」と考え合わせると、これからの8-9月(甲申→乙酉)はまだまだ拡大傾向の流れの中と予想します。10月丙戌の到来には期待!しています。
しかし、そのあとどんどん季節は寒くなります。秋ではっきり収束したり「このままなんとなくおわる」というような展開にはならず、波が寄せては返すように増えたり減ったりしていくのではないでしょうか。つまり短期的な問題の解決はたいへん残念ながら望めないだろうと予想しています。
新宿の街は、いまも人がいつもより圧倒的に少なくて、いつもなら満員だったようなお店もガラガラです。コロナの拡大はもちろん心配なのですが、すでにどんどん進行しているであろう景気や経済の悪化がとても心配です。飲食店やアパレル、エンターテイメント、観光・旅行業をはじめ、製造業にも影響は出ているでしょう。しかしもう個人でなにかを働きかけられる規模の話ではありません。
この件に関しては特にもう、自分自身がコントロールできることを淡々とやる、それだけです。もう一回繰り返しますね。今月の重要テーマは「自分の手の届く範囲をきっちりしよう」がオススメです。
なにごとも「いつまでも未来永劫変わらずに続く」ものはありません。2021年はおそらく厳冬期になるとしても、2022年以降は雪が溶けて春がやってきて、また世界に明るくて眩しい季節がやってくる、そう考えています。
このコロナ禍から先日の「小池百合子」研究会を経て、個人的には、いまは占いロジックの探究を深めるよりも、まず世の中の仕組みについてもっともっと知らないと!と切実に思うきょうこのごろです。
最近はこんなかんじです。
今後しばらく新しい占いの話は、新しいnoteアカウントで書くことになるとおもいます。
天極星の性質は、自他の境界線が曖昧、ムードに敏感で、周りの人の意図や雰囲気を無意識に吸い込んで同化します。手先が器用、美的センスに恵まれ、霊感的な鋭いインスピレーションが備わっています。|生まれて育って栄えて滅んでまた巡る〜十二大従星の旅 @chikashiratama https://t.co/oj1EOUyI00 pic.twitter.com/Xf2aBRFfcf
— 占い学び直し実況&ウラナイたまテバコ (@Uranai2020Jun) August 5, 2020
こんな感じで進めていく予定ですので、ぜひ合わせてご覧いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。
なお、8月8日ウラナイ8トークイベントもお申し込み受付中!8月16日いっぱい録画アーカイブご覧いただける予定ですので、当日はご都合が合わない方もぜひお待ちしております。