いまわたしの手元にあるデッキに限ってのご紹介ではありますが、タロットをこれから始める方々向けに「初めて手にするのにお勧めのスタンダードなデッキ紹介」から始めました。
タロットをはじめるにあたって、特にこだわりや目標が決まっていないなら、まずはスタンダードな(いちばんメジャーな)ライダー版からスタートすることをお勧めしています。
タロットの基本がわかれば、さまざまに個性的なオリジナルデッキを使うのも楽になりますし、トートタロットやマルセイユタロットといった系統のデッキにチャレンジするにも参考になりますし、タロットカードと親しめば、わたしのイチオシ「インナーチャイルドカード」を使うにも間違いなく役立ちます。
なにより、カラフルで楽しい豊かなタロットの世界をぜひみなさまも一緒に探検してみませんか?!というお誘いシリーズでございますが、いよいよここからはだんだん個性が強くなってきます。
『サキ・サキ・タロット』
http://www.phgenki.jp/item/1083/
イスラエルのアーティストによるデッキ。現在はたぶん絶版でしょうか。かなり入手困難だと思いますが、どうなんだろう?(海外サイトでなら買えるのかも)
華やかでポップで、かつタロットの基本的な要素はきっちりおさえられている名デッキです。女性が魅力的に描かれているのはもれなくいいデッキと思うんだなー。(個人の感想です)
首のない(しかし違和感はない)人物が描かれているのはミステリアスです。気になる人はダメかもですが、わたしは特に気にならなかったです。少し細くて縦長のカードです。
リア充で華やかな場所とかで(縁がないのだが…)使ってみたいなー。きっと似合うデッキだと思う。
最近購入しました。Zillich Tarot 画面いっぱいに描かれた淡い水彩のカラーリングがとても美しいです。トートタロット準拠。わたしは「美しい~♪」といったまま、観賞用にしています。小さいサイズのカードですが迫力と存在感はかなりのものです。こういうデッキを華麗に操れるキャラになりたかった。憧れ…
そして、ミステリアスで水彩画が圧倒的に美しいカードといえば、なんといってもこちら。ペトラークタロット。確かハンガリーだっけ?東欧のアーティストによるものだった気がする。こちらもトート準拠と思われます。
Petrak Tarot
http://www.phgenki.jp/item/1180/
カードで占う、というよりたぶんインスピレーション系の人向けのデッキなのでしょう。すごく高尚なかんじ。占いのお店での実占で、目の前の現実的で具体的なことを占うよりも、もっと精神世界系の微細な世界にアクセスするためのツール、という印象です。つまりわたしにはあんまり縁がなかった…ざんねーん…いつか、ね☆彡
こちらは変わり種。ウィミジカルタロット。メアリー・ハンソン・ロバーツさんが描いてる!ってことと、童話を元にしたデッキということで、インナーチャイルドカードと比較検討してみたい!ということで購入しました。
可愛いです。特に大アルカナは研究しがいがあります。でも小アルカナは文字部分が大きすぎません?!肝心の絵が小さいのが悲しい~!という第一印象です。
ウィミジカルタロット
http://www.phgenki.jp/item/230-2/
しかしながら、やっぱりこの人の絵は可愛くてやっぱり好きです。人間が生き生きしてる。リアルなんですよね。第1回目でご紹介したユニバーサルウエイトや、ハンソンロバーツタロットより、もっと挿絵っぽいかんじです。でもって童話との関係性もおもしろくて、このあたりはもう少し時間をかけて研究してみようと思います。
手持ちの個性派デッキ、ラストを飾るのはこちら。まついなつき女史による、タロットカードフルデッキです。非売品につき入手困難の超絶レアなお品です。楽しいよ~♪これは、いつか、必ず、販売してほしいです。中身を見たい人は、わたしまでお声がけください!
ということで、いまわたしの手元にあるタロットカードのデッキのあれこれをご紹介させていただきました。まだまだ世界にはたーーーくさん、魅力的なデッキがたくさんあります。それぞれの先生方の愛用タロットを拝見するだけでもものすごく勉強になりますし、すんごいコレクターの先生方もたーくさんいらっしゃるので、ぜひぜひそういう機会を逃さず、いろいろご覧になってみてはどうかと思います。
もちろん「このデッキが最高!」と一つのデッキをずーっと使い続ける先生方もいらっしゃいますし、私も現場では「これ!(ハンソンロバーツタロット)」と決めています。
でも、そのときの目的、その場の雰囲気、どんなお客様がターゲットか、などなどによっても、適したデッキは変わってくるようにも思いますので、そのあたりの微妙な感覚などもぜひIいろいろ試して味わってみてはいかがでしょうか。
ということで、わたしが初めて使った(小学3-4年生くらいだったとおもう)デッキをご紹介して、今回のこの項を終わります。
なんと、モノクロのデッキでした。懐かしい!!!これは大人になってから中古で探しまくって入手した同じものです。もともと使っていたデッキは大学受験の前に「わたしはオカルト趣味はやめるんだー!」と宣言して、捨てたんでした。惜しいなーーー。取っておくべきだった…orz
それから10年くらい?人生に迷ったときにようやく出会ったのが、ライダー版タロットの黄色い箱でした。もう20年以上前のことであるよ…orz
このシリーズは3部構成です。こちらからどうぞ!