日めくりシリーズ。
2018年7月11日
甲己戊
辰未戌日本の国土は67%が森林=2/3が森林で、世界的に見ても森林国といえるそうです。とはいえ人口が多いため、1人あたりの森林面積は、世界の中でも森林の少ない国に分類されるとのこと。https://t.co/9zJC1wVlEW
【甲辰】日居中殺。静かにしていても、堂々として人目を引く。— 天海 玉紀 (@tamaki_deluxe) 2018年7月11日
甲さんは淡々とマイペース、のイメージで書いたらこんなんなった。この日は周囲が土だらけの中に、一つだけ甲がある図。この場合は地面に生える樹木でしょう。ただでさえ目立つ「甲辰」が、ますます人目をひきそうです。しかし大量の土を相手にするこの甲さんはくたびれそう。(禄存星司禄星や牽牛星がたくさん出てくるはずだよ)
配偶者のポジションとなる辰の中には、甲さんの仲間となる乙さんが隠れているし、辰は水庫といって、甲さんが樹木として育つのに必要な水を含んでいるので、自分の配偶者やパートナーができると、この人は支えられて安定しそうだなどなど想像します。
2018年7月12日
乙己戊
巳未戌荒野にたくましく咲く花。厳しい環境に適応し、他の動物に食われないように、自ら身を守る。(写真の花は、景色としては美しいけれど触るとかぶれるし、なにより匂いがすごいそうです)【乙巳】日居中殺。色気があって華やかな人気運。人目につく立場や仕事が似合う。 pic.twitter.com/CQkylUDCyK
— 天海 玉紀 (@tamaki_deluxe) 2018年7月11日
甲さんよりも、乙さんのほうが弱くて可愛く見えて、実はしたたかであります。甲さんのようにひとりでやるのではなく、自分の仲間を連れてくる、仲間を作り出す、自分の支持者や援助者をつくるのは乙さんの得意技です。
そんなわけで、この日の図からは荒野にたくさん咲いているたくましい花を想像しました。庭園で守られて咲く深窓の令嬢のようなわかりやすい花の美ではなさそうですが、これはこれで個性的で美しい。
2018年7月13日
丙己戊
午未戌暑い図。カラカラに乾いた大地を容赦なく照らす太陽。逃げ隠れするところはどこにもない。【丙午】夏至の太陽。最強の明と烈。中天の烈光。生命を育み恵みの光をもたらす太陽でも、ずっと真正面、真上から照らし続けられるとみんなたまらない…中庸ほどほどがだいじ。 pic.twitter.com/RWVI69Utyg
— 天海 玉紀 (@tamaki_deluxe) 2018年7月12日
毎日暑いですね…。わかりやすく暑い図。戌、未、午と、どれも中に火を含んでいる乾いたグループです。というわけで、乾いた大地を照らす太陽を想像。
ここのところ丙午生まれにまつわるご相談が多いです。丙午の人は、おそらく自分で火力調整するのが難しいのだろうと想像します。
2018年7月14日
丁己戊
未未戌荒野を焼き尽くす炎。何もないように見える荒涼とした土地が燃える。狼煙をあげるように。そこからまた新しい芽が出ればいい。【丁未】熱い中さらに燃え上がる炎。気が強い。鋭い感性に恵まれ、ムラっ気があり情熱的。 pic.twitter.com/ltPK9oNQFB
— 天海 玉紀 (@tamaki_deluxe) 2018年7月14日
丁さんには独特の気難しさというのがあります。好きなところで好きなように好きなだけやってください、というのがよく申し上げることです。丙さんたちと違うのは、丁さんには燃料(つまり甲)が必要、つまり援助者を求めるということ。丁は派手に見えても、炎上するには燃料が必要。この図には未の中に乙が隠れているので、ぜんぜん燃料がないわけじゃないけど、草なのでほんとーに焼畑みたいに、枯れ草を燃やしていく感じ、という連想です。
2018年7月15日
戊己戊
申未戌乾いた大地に見渡す限りのたくさんの岩山。グランドキャニオンのような、壮大な風景。(日本の湿った箱庭的な風景とはぜんぜん違うスケールの大きさ)【戊申】初秋の山。どこか浮世離れしたところがあり、芸術性の高さや、宗教性。貯め込む性質。 pic.twitter.com/l4FwKlGzwn
— 天海 玉紀 (@tamaki_deluxe) 2018年7月15日
いやはや。土だらけですねーーー。とにかくひたすら先月から「戊」が大量に続くので、だんだんネタ切れしてくるしょぼい脳味噌のワタクシです。ということで、景色より中身の話をしよう。
先日、とある戊レディがお越しくださった時に「わたしはどんどん活動して、ちっともじっとしていなくて、ぜんぜんどーんと構えていないんです」とのお話がありました。はい。貴重なご意見ありがとうございました!
戊さんの中には、そうやって活動的で頭の回転が早くて、聡明でなんでもすぱすぱと切れ味のよい方々も結構多いです。くるくる動き回ってぜんぜん「どっしりした山」ではないよ、というタイプの方々。しかーし、よくよくお話を伺っていくと、ひとつのことに長く取り組んだり、まわりの面倒を甲斐甲斐しくみたり、我慢強く(ちょっとどんくさい?!)エピソードがでてきたりします。あとはーちょっと、だいぶ?!欲深いとか。
土は難しいですよね。いろんな性質を併せ持ってるからこその土、とおもいます。自分で意識しやすいのは、十大主星で出てくる性質の方だと思いますが、特に日干の性質は無自覚で自分ではなかなかピンとこないことが多いように思います。
「わたしはぜんぜん山らしくない」とは戊関係者さんにときどき言われるし、いちばんクレーム?!されやすいのは「わたしは暗くて自信がない。わたしはぜんぜんお日様なんかじゃない!」という丙関係者さんからの異議申し立てかもしれません。
またそのうち。