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玉堂星のように素直に丁寧に時間をかけて学んでから、龍高星のように自由な発想で改革するのが理想。

国立でプライベートサロン・ヤスミンを主宰なさっている富山ヒロコ先生のブログ記事がすごくわかりやすかった!と話題になりました。

もうこれは読むっきゃないでしょ。黙ってクリック。黙ってご熟読ください。

陰占と陽占のちがい →★プライベートサロン ヤスミン 富山ヒロコさん)

陰占(干支の並びの組み合わせの意味を読む)=Be動詞(存在を表す)

陽占(干支の並びから導き出される星の組み合わせの意味を読む)=一般動詞(どんな動きか状態かを表している)

おもしろいねー!わかりやすいです!わたしもこれからは、十大主星の説明をするときは「一般動詞的に」説明することを心がけてみるつもりです。

「貫索星」→ 自我が強くて単独行動する、我が道をゆっくり進む、みたいにね☆

富山さんのブログ、優しい雰囲気で日々の発見や算命学のこと、美容のことなどわかりやすく綴られていますので、これからも要チェックです^^!

陽占(十大主星と十二大従星の組み合わせ)は、ものすごく便利でものすごくわかりやすいです。ぱっと要点や印象を伝えるにはものすごく有用です。ただし、限界はある。←ソースはわたし。(陽占の限界に突き当たって、必死で死に物狂いで血まみれでもがいたのは、私だ!)

どんなところで壁に当たったかは…もったいないからここには書きませんよ。ふふふ♪「たまきさん、本当にだいじなことはうまくぼかして寸止めしてブログには決して書きませんよね」と言われます。そりゃーそうです。だってここに全部書いたら、わざわざお金と時間を使って直接おいでくださるみなさまに失礼じゃありませんか^^

それでもまぁ、どうしても気になることがありましてですな、おそらく「鳳閣調舒=火」とか「車騎牽牛=金」と覚えちゃったであろう方々が、あちこちでいろいろ混乱なさっている姿が散見されます。(まちがってはいないとおもうけど、鳳閣=火みたいに脳内で固定されちゃうと、このあとなかなか大変だろうな…って話です)

このままずっと、十大主星だけしか見ないんだったら別にそれでいいとおもいます。むしろそのほうがすっきりはっきりわかりやすいです。でも、この先さらに勉強を進めたときに、それだといろいろ不都合が予想されるんです。

「2018年は戊戌で土の年ですね。癸生まれのあなたにとっては牽牛星が回る年です」みたいな話をされると、ちょっと混乱する人いませんか?

脳内で勝手に「牽牛星=金の年」と変換される場合に、「あれ?それで今年は結局私にとっては土なの?金なの?」みたいな話があっちこっちでありましてですな…

すまん。その解説はここでは勘弁して。すでにもうだいぶ書いてるし、あっちこっちでひとつずつその説明をすることに、わたしはだいぶくたびれているのだよ…orz

十大主星なら「鳳閣調舒=火のような性質」とか「車騎牽牛=金のような性質」と理解することを、私は強く強く推奨しています。

干支の五行と、十大主星の五行は混ぜないでください。頼む。。。

鳳閣星なら火性のような行動パターンや考え方をする(一般動詞)のであって、火そのものではない。牽牛星なら金性のような行動パターンや考え方をする(一般動詞)のであって、金そのものではない。

癸生まれで禄存星が出るなら「水剋火」だから、わざわざ遠くの火消しに行くような親切なおせっかいさん(禄存星)だということです。ざっつおーる。

水(癸)なのになんで土(禄存星)なの?という質問は、いろいろごっちゃになっちゃってるんです。禄存星は土性のような行動パターンや考え方をする(一般動詞)のであって、土そのものではない。ってことです。

そして、たりあ先生(さまざまな有名人の命式リサーチをはじめている)はこうおっしゃっています。

「十大主星はとても分かりやすく、面白いので 勉強を始めた人が、どハマリするポイント。 ですが リアルな人を読む時には 十大主星だけでは限界があります」

ですよね。実際にたくさんの命式見てると、いろんな疑問が湧いてくるはず。(少なくてもわたしはそうでしたよ)

例えば、いわゆる「十大主星の適職」というものが、本当に当てはまっているかどうか?!以前、上級クラスの研究会で検討したことがあります。このときは「相撲取りは司禄星が多い」なーんて話が出たりして、超絶興味深かったです。もちろんこのときは「なぜ、相撲取りに司禄星が多いか」までみんなで討論しましたよ☆

第二回・算命学命式データ研究会レビュー

いやはや。なつかしい。いろいろあっておもしろいですね。しかしこの研究会レベルの方々は年単位で日々熱心に学んで研究を深めているので、いきなりこれと同じことはできないんです。地道に時間をかけていろいろやっていくしかなくて、だからそういう仲間をわたしは増やしたい。そういう一心であります。ショートカットや近道はないです。地道に時間かけてやるしかないです。

ほんとに。おっしゃるとおりでございます。知的探検をするには、そもそも前提となる基礎知識を共有してる必要があります。独学は楽しい。しかし必ずどこかに偏りが出ます。深い森や沼に行くには、熟達のガイドが最初は一緒についていってくれたほうがいいでしょう。大した装備や準備もなく、いきなりひとりで深いところに行こうとするのは危険です。

なにかを学ぶときはまず「玉堂星」のように謙虚に素直に聞いたままを受け入れて、それをベースにしたうえで「龍高星」のように独創性を発揮するのが良いと、これは本当にそのまま素直にそう考えています。

まーしかし、龍高玉堂の悪いところは、行動しないでいつまでも理屈こねて脳内シュミレーションだけで満足してるところですね! と、いいところ悪いところ平等にってことで悪口も言っておく。ひどい。これが調舒星クオリティだ。ちーん☆

こういう話は、このクラスで忌憚なくガンガンやります。こないだなんか「あのーーー…説明が全体にdisり傾向だったとおもいますが、もっといいところも教えてください」とまで言われてしまった。すみません。来週はもうちょっとスタンダードな説明もします。

4/10 十大主星(1回目)レポ

算命学「十大主星」(全3回)4/10, 4/17, 4/24 第2期