ご質問の多い(つまり多くの人が課題としてお持ちの)テーマについて、ときどき過去記事からピックアップしてご紹介していきます。
これから「洩気」のお話しからいくつかシリーズを抜粋します。来月の「財運と人気運」講座につながる大変重要な部分です。昨年ご参加くださったみなさまや、来月のご参加をご検討くださっているみなさまは、ぜひこちらのシリーズをご一読いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。
2014/02/10 洩気と水星
さてさて。きょうも嬉しいお知らせです。仙台にお住まいのテラさんが、不肖ワタクシをブログでご紹介して下さいました!ありがとうございます。テラさんの春からの新しいステップ、応援しています。ますます思い切って楽しんじゃって下さいね!
自分を知る〜算命学編〜 テラのブログ ⇒★
※ このときの個人レッスンでは干支の並び(陰占)と、十大主星と十二大従星の組み合わせ(陽占)の違いについてみっちりお話ししたようで、そのご感想と大事な要点がみっちりと綴られています。日干は「戊(つちのえ)」で、十大主星は「龍高星」という時に、いったいどう読み解いていくか、という大事な大事なお話しです。(2018年1月・補)
この話はものすごく大事なので、あちこちで何度も何度もお話ししています。是非こちらも併せてご覧ください。
テラさんは、もの凄い勉強家の上に、洞察力抜群の知的女子です。そう。この形容詞からも想像つくように、正真正銘の「龍高星」女子です。ときどき東京においでになる際に、私のところにもお越し下さって、すら〜っと3時間とか4時間、へっちゃらでみちみちみっちりと頭脳フル稼働で勉強していかれます。その時間がまた濃いのなんのって! あのくらいみちみちと吸収されていかれると、私も喋りにますます熱がこもります。むふふ♪
ということで、きょうは、水星と洩気のお話です。文章を書く、とか、喋るって、西洋占星術だったら水星が司る領域です。水星は、どんなサインであれどんなアスペクトであれ、いつまでも鍛えることが可能な能力である、と言われますから、いくつになっても遅すぎることは無い。それぞれの水星の特徴を生かして、伸ばしていくのはだいじなことだとおもいます。
テラさんの場合は、みっちりじっくり時間をかけて考えたり、慎重に慎重に石橋を叩いて叩いて壊しちゃうくらいに用心深くて、専門性の高い水星をお持ちなので、着実に経験を重ね、こつこつと定期的に続けていくことで、これからますます確かな実績が作られていくのでしょうね^^
同じように、書いたり喋ったりする能力は、東洋的には「洩気(えいき)」という作用と考えられます。つまり、表現=アウトプット=「自分から洩れるもの」というわけです。(自分から出てくる、という意味では、文字通りそのまんま、女性にとっての子供=「洩気」であるとも言われます)
もともと洩気の成分が多い人は、放っておいてもどんどん書いたり喋ったりしますから、ネットで何かを発信するような作業が特に苦にならない(むしろ、それが自然で楽しい♪)でしょう。でも、洩気が悪く働くと、人の話を聞かないで、ひとりで喋り続けてやかましい、となります。それはそれで困る。なにごとも程度の問題ですね。
「仕事に必要なんだけど、ブログを書くのは苦手…」とおっしゃる方の多くは、洩気がない、または少ないです。黙って本読んだり映画見たりするインプットのほうが好きだし得意だったり、ご自分はこれで満足してるので、別に表現する必要を感じないよ〜という場合も多いようです。
といっても、誰しも、生まれながらにもって生まれた特質のままでずっと生きる訳じゃないです。大運や流年では、自分が持ってない要素も必ず回ってきますから、そのときが大きなチャンスです。洩気だけじゃなく、人にはだいたいみんな足らないところがあるので、ご自身が足らない要素や、あると助かる要素が、いつどこでどうやって回ってくるか? そういう作戦会議にはいつでもお付き合いしますので、鑑定いつでもご用命下さいっ☆
えーと。ワタクシ、これだけ書き散らかしてますから、さぞや洩気だらけと思われても仕方ないのですが、実のところ、私の命式での洩気はとても弱いです。ただ、大運がいま、ばりばりの洩気満開なのでございます。そのうち、46歳になったらもっともっと辛口の毒舌になるでしょう。56歳になれば、ようやく寡黙なオンナに戻るとおもいます。
え? それじゃ遅すぎるって??? ゴメン…orz(2014年2月10日記 天海玉紀)
※ おかげさまで、無事に46歳になりました。無事に、毒舌王の「調舒星大運」に突入しております。(2018年1月9日記)
このシリーズ続く。