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五行ホイール実演⇒五要素がわかる!(十大主星算出への導入手引き1)

ここまでの続きです。「五行は時計回りに回るんだよー!」と、大きな声で繰り返し繰り返し申し上げています。これね「そんなの知ってる」と思う人多いはずなんですが、いざとなると意外と言えないし書けなかったりします。木以外をてっぺんに置いた五行の図にも馴染んでいきましょう!

五行は回る!五行ホイール実演☆(その1)

五行は回る!五行ホイール実演☆(その2)

では、こんどは「五要素」の算出方法についてです。この並びを見た時に、十干と十二支がわかる人なら、こう考えます。(十干と十二支の陰陽五行だけは、どうしても避けて通れない最低限の暗記項目です)

日月年
===
己戊
辰未戌

「丙以外は全部土の五行が並んでいるな。火がひとつで、あとは土ばっかりがあるぞ!」はい、そう思ったあなたは大正解☆彡

「火」の生まれの人が日干支の周りに大量に「土」を持ってる状態は、火生土です。となると、火をてっぺんにおいた図で、右隣が土ですね。とふだんはここから説明が星の算出方法に飛ぶのですが、今回は超!!!懇切丁寧に解説してみます。

ではいきましょう。

ここ重要。これはこのシステムのルールです。五行はぐるぐる回りますが、それぞれのポジションの意味の部分は回転しません。(たぶん脳内でこれまで回そうとしちゃってる人が少なくないはずだ)

「自分をだいじに⇒いまを生きる⇒豊かな暮らし⇒きちんと頑張る⇒未来を夢見て」これらは常に定位置が決まっています。

図のてっぺんは常に「自分をだいじに」です。右隣は常に「いまを生きる」⇒右斜め下は「豊かな暮らし」⇒左斜め下は「きちんと頑張る」⇒左隣は「未来を夢見て」です。

ここにこんどは、ぐるぐる回る五行を重ねます。それがこの図。

台紙の部分をよく見てください。「自分をだいじに⇒いまを生きる⇒豊かな暮らし⇒きちんと頑張る⇒未来を夢見て」これらは常にこの位置から移動しません。

しかーし、内側に置いた五行の札は、そのときの状況に応じてぐるぐる回ります。今回は「火」が主役なので、「火」をてっぺんに配置しました。

では、最初の例題を思い出してみましょう。

日月年
===
己戊
辰未戌

この並びを見ると、私の脳内にはすかさずこのような図が思い浮かびます。はい、いってみよう。どん!

日干が「火」なので、火が五角形(五芒星)のトップにきます。この日の並びは「土」が多いので、自動的に右隣の「土」ゾーンにものすごくたくさんの土があるようです。

右隣のゾーンは、どういう意味でしたっけ?そうです。「いまを生きる」と決まってるんですよね。となると、火と大量の土でできてるこの命式の人は「いまを生きる」がものすごく強い(その要素をたくさん持ってるお生まれ)性質なんだな!ということです。

(そりゃーもっと細かく正確なことを言おうとすればキリがないけど、いまはこれでじゅうぶんだよ!)

ゆっくり取り組んでみてください。実はものすごく単純で簡単でしょう?

「どの五行をいちばん上に持ってくるか?」これがすべての基準になりますね。⇒そして「ほかの五行はどの位置に配当されるか?」をチェックする⇒そもそも「図のトップの五行と、ほかの五行との関係はどのような意味があるか?どんな特徴があるか?」を考えます。

つづく。