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引き寄せの法則?!からの「身強」論

先日ウラナイトナカイのお店日記にUPした記事に(日中ぜんぜん書く暇が取れなくて、ようやく閉店間際の15分ぐらいで慌ててどどどどどーーーっと一気書きしてロクな見直しもできなかったんですが…orz)思いがけずあちこちからリアクションをいただきました。あーハズカシイ。。。ありがとうございました。

2017/06/02 宇宙にお任せ?!引き寄せの法則

まつい店長からもコメントが飛んできた!!!

ひゃーーー。塩が切れたら、塩をどっからからいただくとか? そうかーー…

ひーーーーん。。。お言葉ごもっとも。はい。脳内では、たぶんわかってます。脳内ではそういうものらしい、とは存じておりますが、これがなーーー、なかなか難しいです。

おそらく「とにかく、自分で、自力で、思い通りに、なんとかしたい!」系統の人にとっては、「自分は宇宙の一部」で「宇宙にお任せ」という発想は、自分を折って、身を委ねるような感覚を通過しなきゃならないので、たぶんきっと、とても難易度が高いんじゃなかろうか。

というところで、こんなことがありましたとさ。

身強だろうがそうでなかろうが、試験だとかやらねばならぬことや避けられぬことの目の前では、いちいちちまちま占うよりも、覚悟を決めて引き受けなければならないときはありますね。それはそれとしても…

おそらくこの話はいわゆる「身強」の強みであり、裏返した時の問題点とも、根っこの部分でつながっているとおもわれます。長らくこのブログで(たいへん不本意ながらも)アクセス数トップ記録ををぶっちぎり続けている「身強」の「天将星」や「天禄星」の話と同じところにたぶんつながっています。(前述のお嬢さんも純正の天将族お生まれであらせられる)

「強い星」の人たち〜天将星・天禄星・天南星

「身強」というのは、単なる専門用語で、その人の身体的な強さや、運の強さとはそのまま直接関係ないです。「身弱」に分類される人にも、スポーツや激務バリバリの人、事業をばりばり回している人はたくさんいらっしゃいますよ。

ちなみにわたしは、大昔、なんの予備知識もなくいきなり受けた鑑定(それが算命学、ということも知らなかったYO!)で「あなたは戦車のように強烈で、周りの人の気持ちを全部踏み潰して壊すような乱暴者」と言われました。えー?!そうなの?当たってないとは言わないけど、そこまでひどいの?!さすがにげんなりしました…(あれは怒る人いるだろうね、うん)

「身強」とは、つまり「我が強い」ということです。何度でも書きますよ。「身強って、我が強いという意味です」 ちーん。はい、ここだいじ。その反対の意味はおそらく「協調性がある」でしょうね。えげつなく言えば、我が強いから、周りに合わせられない。現実が自分の思い通りになるように、自分の力づくでなんとか実現させようとする、ってことでありましょうぞ。(宇宙にお任せ、とはまるっきり違う方向性ぞなもし…orz

そのうち「身強」について、こんなツイートも流れてきました。

いやーーー。確かにそうなんです。よくぞ言った。勇気あるなーーー(遠い目。。。確かに正統的な算命学の教室や教科書ではこう習いますでしょう? わたしもそう習いました。さらに、自分のことを棚に上げて言いますけど、いや、もう、本当に、いわゆる「身強」と呼ばれるタイプの人の押しの強さ、アクの強さ、圧の強さ、というのは本当に尋常じゃないです。だからこそ、きちんと自分で自分を知って、時と場合にあわせて出力を適切にコントロールするために、世間様でいろんな人に会って、もまれて、世界がどういうものなのかを知る必要がある、ってことですね。はい。

ご自身は若年期の天将星持ちで「天将星」という話題を掘り下げるために、昔からとことん通ってお付き合いくださったお客様から、さっきこんなメールが届きました。

天将って、ポケモンGOみたいに、天将見つけたらうれしそうに寄ってきますよね。
ピカチューみっけ!くらいのノリで。もう、ホント天将GOですわ。
だから、今すっかり毎日が「天将祭り」で、ヘロヘロです。

(中略)

話もしてないし、ただ、近付いただけなのに、胃がもたれそうな(爆)
このままだと壊れそうだなー、と思いつつ。

爆笑!!!おもしろすぎるわwww(というか、代わりに謝りたくなる。すみませんすみませんすみません。生まれてすみません。マジで…orz

我が強い命式の方々は、ご自身の自覚がないうちは、きっとこうやって周りにご面倒をおかけしてることがきっとたくさんありますよ。(すべてが大ブーメランになって、自分に言葉が戻ってくるのがつらすぎる…爆)

ちなみに「我が強くない」タイプの人は「協調型」ですね。(この話は改めて書きます)周りを見る、周りに合わせる、周りの需要に応える「協調型」のほうが、集団の中でつつがなく生きていくには有利なのではないかなー。

最初の頃、駆け出しのころは、わたしも愚直に習ったままそのまんま、強い命式のお客様への鑑定で「身強のひとは苦労しないとダメです」とかなんとか偉そうなこと言ってましたですよ。(あああ…黒歴史。顔から火が出る。恥!!!

しかしまぁ、そうやって習ったまんまをストレートに申し上げると、もう大炎上の嵐!!!大豪雨!大暴風! 次から次へとお客様は天将星の嵐!嵐!嵐!なんでこんなに強烈な人ばっかり来るの?世の中にはもっと違ったタイプの方々もいらっしゃるでしょう?(もちろん素敵なイケてる身強生まれの方もたくさんいらしたよ!)だけどこれ、もうまるっきり意味わかんないし!心で叫びつつ、日々おびえて翻弄され続けました。(ガチマジ…ぶるぶる…

しかし、とちゅうで開き直ったのです。これは自分がイケてなくって、自分自身が納得した言葉で喋ってなくて、自分が自分の力をハラの底からちゃんと自覚してコントロールできてないからこうなるんだな、と。わたしは強烈なる天将星サンドバックになりつづけるなら鑑定料はもっともらわないと割りが合わないし、安全第一!天禄星の「でもでもだって」頑固な牛歩作戦に付き合い続ける気はさらさらなーい!もっと広い世の中でいろんなタイプのいろんな人たちに会って見聞を広めるんだ!とハラを決めた。

そして、いまはいろんな方がおいでくださる。とおりいっぺんの話をするのはつまらない。それぞれの方のそれぞれの状況を伺って、時と場合とお客様の状況に合わせたお話をするように努力しているうちに、いろんなタイプのいろんなお客様がおいでくださるようになり、力を持て余した身強の方々の大暴風に振り回されることもほとんどなくなりましたとさ。

ニンゲン、強いだけでもなし。弱いだけでもなし。大運や流年でいろいろ巡ってきますから、ネイタルだけがすべてじゃありませんってばよ。はい。めでたしめでたし。

ふう…つかれた。最後にミズマチ先生のツイートを引用して終わり…とおもったら…

ここで、はた!と、とんでもないことを思いだしました。

高校生の頃、わたしはさくらんぼが大好きで大好きで大好きで「おなかいっぱい、さくらんぼを食べたい!!!」と願いました。

ええ。その願いは確かに叶ったんですよ。20歳のとき、大病をして長期入院しました。6月のことでした。みなさんがお見舞いに大量のさくらんぼを持って来てくださったんです。食べきれないくらいにたくさんのさくらんぼは、確かに満足するまでいただいた。同じ病棟の方にお分けしたり、いろいろと。

確かに、願いは叶ったんだけど、なにもそんな形でかなわなくても…でしょう?めったやたらに、うかつに何かを望まない、とうことは、そのころからなんとなく思っています。いや、そうじゃなくって、強すぎる我欲は時空を捻じ曲げて、まるっきり望まない形ででも、強引に現実化することがあるんだな、と…。高い授業料でした。


では、最後に宣伝。6/18の講座では「ゴーイングマイウェイの我が強い命式」と「周りに合わせる協調型の命式」の見分け方をお話します。

「強いばっかり」「弱いばっかり」という人はものすごく少なくて、たいていは両方の混合ですが、出方がいろいろあります。どちらがいい悪い、正しい正しくない、ではなく、それぞれの長所短所を理解して(自分の中に両方持ってる人はとても多いですよ!)なるべく楽しく気持ちよく生きたいではないか♪ という趣旨でのお話です。

基礎講座をすでに修了された方もぜひどうぞ。お待ちしております。

陰陽五行の基礎と十二大従星入門・全2回(6/18, 7/16)