先日ウラナイトナカイのお店日記にUPした記事に(日中ぜんぜん書く暇が取れなくて、ようやく閉店間際の15分ぐらいで慌ててどどどどどーーーっと一気書きしてロクな見直しもできなかったんですが…orz)思いがけずあちこちからリアクションをいただきました。あーハズカシイ。。。ありがとうございました。
まつい店長からもコメントが飛んできた!!!
天海さんの日記面白い。引き寄せはさー人生を掛けるようなことより、最初は些細な小さなことを動かすんだよ。塩が切れたと思ったら塩プレゼントされたり。/宇宙にお任せ?!引き寄せの法則 | 西洋占星術・タロット占いのお店 ウラナイ・トナカイ https://t.co/2NiWc8dvAQ
— まついなつき (@matsunatsu) 2017年6月2日
ひゃーーー。塩が切れたら、塩をどっからからいただくとか? そうかーー…
欲張らないで、小さな事が叶うとかタイミングが合うとかしているうちに、自分は全体の一部だという実感が得られるので、そうすると少しずつ大きいことも動いてきますという段階があるの。言葉にするとよくわかんないんだけど、引き寄せはエゴを全体に組み込んじゃうというか、そういうコツがある。
— まついなつき (@matsunatsu) 2017年6月2日
ひーーーーん。。。お言葉ごもっとも。はい。脳内では、たぶんわかってます。脳内ではそういうものらしい、とは存じておりますが、これがなーーー、なかなか難しいです。
おそらく「とにかく、自分で、自力で、思い通りに、なんとかしたい!」系統の人にとっては、「自分は宇宙の一部」で「宇宙にお任せ」という発想は、自分を折って、身を委ねるような感覚を通過しなきゃならないので、たぶんきっと、とても難易度が高いんじゃなかろうか。
たぶん、なにがなんでも自力ゴリ押し系のタイプ(私含む)にとっては、超絶難しいメソッドと思われます…(遠い目 https://t.co/SoOtgjjy85
— 天海 玉紀 (@tamaki_deluxe) 2017年6月3日
というところで、こんなことがありましたとさ。
そういうタイプは、たとえ占ってダメと出ても、客観的にみて難しいとわかってても、自分がやると決めたらやるんですねー。しばらく待つとか、自分以外の要素を入れてみるとか、そういう余地がない。そうかーーー。なるほど。私もこんな感じなのね、とたいへんベンキョーになりましたです。
— 天海 玉紀 (@tamaki_deluxe) 2017年6月3日
欲しいものは、引き寄せるっていうより全力でタックルしに行ってる私は、やりたいことの前には占いません。良くない結果が出てもどうせ諦めたりしないんだし、だったら知らなくていいや、と思うタイプです。 https://t.co/x2C4iwN2fe
— 八雲あかね (@eveclover) 2017年6月3日
身強だろうがそうでなかろうが、試験だとかやらねばならぬことや避けられぬことの目の前では、いちいちちまちま占うよりも、覚悟を決めて引き受けなければならないときはありますね。それはそれとしても…
おそらくこの話はいわゆる「身強」の強みであり、裏返した時の問題点とも、根っこの部分でつながっているとおもわれます。長らくこのブログで(たいへん不本意ながらも)アクセス数トップ記録ををぶっちぎり続けている「身強」の「天将星」や「天禄星」の話と同じところにたぶんつながっています。(前述のお嬢さんも純正の天将族お生まれであらせられる)
「身強」というのは、単なる専門用語で、その人の身体的な強さや、運の強さとはそのまま直接関係ないです。「身弱」に分類される人にも、スポーツや激務バリバリの人、事業をばりばり回している人はたくさんいらっしゃいますよ。
ちなみにわたしは、大昔、なんの予備知識もなくいきなり受けた鑑定(それが算命学、ということも知らなかったYO!)で「あなたは戦車のように強烈で、周りの人の気持ちを全部踏み潰して壊すような乱暴者」と言われました。えー?!そうなの?当たってないとは言わないけど、そこまでひどいの?!さすがにげんなりしました…(あれは怒る人いるだろうね、うん)
「身強」とは、つまり「我が強い」ということです。何度でも書きますよ。「身強って、我が強いという意味です」 ちーん。はい、ここだいじ。その反対の意味はおそらく「協調性がある」でしょうね。えげつなく言えば、我が強いから、周りに合わせられない。現実が自分の思い通りになるように、自分の力づくでなんとか実現させようとする、ってことでありましょうぞ。(宇宙にお任せ、とはまるっきり違う方向性ぞなもし…orz
そのうち「身強」について、こんなツイートも流れてきました。
身強を見ていて感じるのは、本人には全く自覚がないけれど、とても横柄で不遜な態度を取りがちだと言うこと。どれがそれなんだか、勿論本人にはわからない。だから時々周りから総スカンを食う。彼らはコテンパにされてようやく使い物になる。人の役に立つ。苦労してこそ身強。仕方ないよね身強だもの。
— カンドアユ (@ayu_kando) 2017年6月10日
いやーーー。確かにそうなんです。よくぞ言った。勇気あるなーーー(遠い目。。。確かに正統的な算命学の教室や教科書ではこう習いますでしょう? わたしもそう習いました。さらに、自分のことを棚に上げて言いますけど、いや、もう、本当に、いわゆる「身強」と呼ばれるタイプの人の押しの強さ、アクの強さ、圧の強さ、というのは本当に尋常じゃないです。だからこそ、きちんと自分で自分を知って、時と場合にあわせて出力を適切にコントロールするために、世間様でいろんな人に会って、もまれて、世界がどういうものなのかを知る必要がある、ってことですね。はい。
ご自身は若年期の天将星持ちで「天将星」という話題を掘り下げるために、昔からとことん通ってお付き合いくださったお客様から、さっきこんなメールが届きました。
天将って、ポケモンGOみたいに、
天将見つけたらうれしそうに寄ってきますよね。
ピカチューみっけ!くらいのノリで。もう、ホント天将GOですわ。
だから、今すっかり毎日が「天将祭り」で、ヘロヘロです。(中略)
話もしてないし、ただ、近付いただけなのに、胃がもたれそうな(
爆)
このままだと壊れそうだなー、と思いつつ。
爆笑!!!おもしろすぎるわwww(というか、代わりに謝りたくなる。すみませんすみませんすみません。生まれてすみません。マジで…orz
我が強い命式の方々は、ご自身の自覚がないうちは、きっとこうやって周りにご面倒をおかけしてることがきっとたくさんありますよ。(すべてが大ブーメランになって、自分に言葉が戻ってくるのがつらすぎる…爆)
ちなみに「我が強くない」タイプの人は「協調型」ですね。(この話は改めて書きます)周りを見る、周りに合わせる、周りの需要に応える「協調型」のほうが、集団の中でつつがなく生きていくには有利なのではないかなー。
最初の頃、駆け出しのころは、わたしも愚直に習ったままそのまんま、強い命式のお客様への鑑定で「身強のひとは苦労しないとダメです」とかなんとか偉そうなこと言ってましたですよ。(あああ…黒歴史。顔から火が出る。恥!!!
しかしまぁ、そうやって習ったまんまをストレートに申し上げると、もう大炎上の嵐!!!大豪雨!大暴風! 次から次へとお客様は天将星の嵐!嵐!嵐!なんでこんなに強烈な人ばっかり来るの?世の中にはもっと違ったタイプの方々もいらっしゃるでしょう?(もちろん素敵なイケてる身強生まれの方もたくさんいらしたよ!)だけどこれ、もうまるっきり意味わかんないし!心で叫びつつ、日々おびえて翻弄され続けました。(ガチマジ…ぶるぶる…
しかし、とちゅうで開き直ったのです。これは自分がイケてなくって、自分自身が納得した言葉で喋ってなくて、自分が自分の力をハラの底からちゃんと自覚してコントロールできてないからこうなるんだな、と。わたしは強烈なる天将星サンドバックになりつづけるなら鑑定料はもっともらわないと割りが合わないし、安全第一!天禄星の「でもでもだって」頑固な牛歩作戦に付き合い続ける気はさらさらなーい!もっと広い世の中でいろんなタイプのいろんな人たちに会って見聞を広めるんだ!とハラを決めた。
そして、いまはいろんな方がおいでくださる。とおりいっぺんの話をするのはつまらない。それぞれの方のそれぞれの状況を伺って、時と場合とお客様の状況に合わせたお話をするように努力しているうちに、いろんなタイプのいろんなお客様がおいでくださるようになり、力を持て余した身強の方々の大暴風に振り回されることもほとんどなくなりましたとさ。
これからは「ネイタルがすべてではない!環境と後天運だいじ!!!」ともっと大きな声でふだんから言うね♪٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
— 天海 玉紀 (@tamaki_deluxe) 2017年6月9日
ネイタルを理由に「でも…だって…」とおっしゃる方に、環境論と後天運読みでぎちぎちぎっちり詰め寄るのはわたしだψ(`∇´)ψ
— 天海 玉紀 (@tamaki_deluxe) 2017年6月9日
ニンゲン、強いだけでもなし。弱いだけでもなし。大運や流年でいろいろ巡ってきますから、ネイタルだけがすべてじゃありませんってばよ。はい。めでたしめでたし。
ふう…つかれた。最後にミズマチ先生のツイートを引用して終わり…とおもったら…
引き寄せについて考えてみたけど、ふとひらめいたことが叶いやすく、でもそれって望みではなく単なるカンかもなー
8ハウス木星としてはあまりうかつに望まないことにしてるけど。— ミズマチユミコ (@mizumachiyumiko) 2017年6月2日
ここで、はた!と、とんでもないことを思いだしました。
高校生の頃、わたしはさくらんぼが大好きで大好きで大好きで「おなかいっぱい、さくらんぼを食べたい!!!」と願いました。
ええ。その願いは確かに叶ったんですよ。20歳のとき、大病をして長期入院しました。6月のことでした。みなさんがお見舞いに大量のさくらんぼを持って来てくださったんです。食べきれないくらいにたくさんのさくらんぼは、確かに満足するまでいただいた。同じ病棟の方にお分けしたり、いろいろと。
確かに、願いは叶ったんだけど、なにもそんな形でかなわなくても…でしょう?めったやたらに、うかつに何かを望まない、とうことは、そのころからなんとなく思っています。いや、そうじゃなくって、強すぎる我欲は時空を捻じ曲げて、まるっきり望まない形ででも、強引に現実化することがあるんだな、と…。高い授業料でした。
では、最後に宣伝。6/18の講座では「ゴーイングマイウェイの我が強い命式」と「周りに合わせる協調型の命式」の見分け方をお話します。
「強いばっかり」「弱いばっかり」という人はものすごく少なくて、たいていは両方の混合ですが、出方がいろいろあります。どちらがいい悪い、正しい正しくない、ではなく、それぞれの長所短所を理解して(自分の中に両方持ってる人はとても多いですよ!)なるべく楽しく気持ちよく生きたいではないか♪ という趣旨でのお話です。
基礎講座をすでに修了された方もぜひどうぞ。お待ちしております。