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20210805 分断と対立と未来への扉


2021年夏の東京は、例年通り猛暑。ふだんと何が違うかと言えば、デルタ株由来の感染者数が爆増していて、オリンピックが開催されている。どこをどうやって考えても、歴史に残る状況の中をわれわれいま生きてるんじゃないかと思うのですが、なんといいますか、理解をはるかに超えている。そもそもなんでオリンピックやってるの?

本日8月5日は、公式発表された陽性者数は5042人。ということは、実際にはもっと多いでしょう?ここに座っているだけでも、救急車の音がしょっちゅう聞こえます。死には至らなくても、ものすごくひどい状態になって自宅で死にそうになっている人が可視化されないままたくさんいるわけです。

昨年の夏に、露天風呂でオバおばーさんたちが「戦争みたいだねー」と話しているのを聞きながら「いやー、おねーさんたち、戦時中経験者ではないでしょー?」とおもっていたんですけど。世界を見渡せば、アメリカやインドを筆頭に何十万人単位(もっと?それ以上?何百万人単位?)で大量の死亡者が出ているわけです。このままずっとこんなふうに世界中に混乱が長く続くなら、それはやっぱり戦争、のような非常事態に例えられるのも自然でありましょう。

とおもいきや「ぜんぜんふつーふつー!」とか「そうはいっても仕事に行かなくては」という人は大多数なわけだし、夏だもん!とレジャーに出かけている人たちもいるし、遅い時間に居酒屋の前を通ると、窓を目貼りして中から大宴会の声が聞こえたりするし、なんかこうもうわたしはアタマがついていかないですよ。理解をはるかに超えている。

特に昨年から、ものすごい勢いで、階層やクラスタごとの断絶や、社会の分断が進んでいるのでしょう。といってももともと誰にとっても「そんなの絶対に想像もできないし、理解するなんて無理」という存在は、世の中にいっぱいいますね。世代や性別、職業や立場、住んでる地域、家族構成や生育歴など、あらゆる場面で互いに利益が相反するような状況はたくさんあって、そういうことがはっきり可視化されたり、対立や抗議として行動化されたり、反発が激化しているように思います。

そもそも、医学的な視点や職業倫理といったものは、利潤を追求する一般的な経済活動とは相いれないことがたくさんあるし、科学者の視点と人文学者の視点は違うし、ごくシンプルにわたしたちのような一般人の中だけでも、大まかに言っても「いのちだいじに」派と「ガンガン行こうぜ」派には深くて暗い溝があるわけです。

これまでなら全然知ることもなかったはずの「あの人がこういうことを言うのか!」「そんなふうに考えていたのかー」「そんなことするんだ!」と驚いた経験は、わたしだけでなく多くの人にあるでしょう。立場が違う、バックグラウンドが違う、考え方が違う、そういったあれこれがいきなり露呈する場面が増えています。

また、予期せぬ環境の激変や、不安の表れなのか、突如として極端で激しい言動になってしまう人たちもたくさんいらっしゃいますね。「自分で考える」という意味があまりにも暴走しすぎているような人もたくさんお見かけします。

もっとマクロな視点で見れば、社会階層(と、はっきり言っていいのかな)によっても、特にいまのような状況において、目の前の現実への対処や行動は明らかに異なるでしょう。そうそう。ご近所でふだんとても活発なご家族は、ここのところずっと在宅してないですね。こんな時にわざわざ家族旅行?と最初は訝りましたが、おそらく地元に疎開または、どこかに疎開?と、予想しています。それもひとつの自衛手段でありましょう。

こうなってくると、だんだん思考停止して現実から目を逸らして、大丈夫!わたしは大丈夫!って「信じる」みたいな「正常性バイアス」に走ったり、逆に陰謀論とか「〜は〜が原因だった!」「真実に気付いた覚醒した私たち!」みたいな閉じた世界に行っちゃうとか、そういうお気持ちも仕組みとしては理解しますが、わたしはそういうものにも賛同できません。

そもそも、占いをするような人には(自分ももちろん含む)、もともと「世の中の多くの人が知らない秘密の情報や秘術を知りたい」という欲求があるとおもいます。そして、神秘的なものへの純粋な憧れや、見えない世界への素朴な関心や探究心と、わざわざ人間の心の弱みや不安につけ込むような「私だけが知るこの秘密をあなただけに伝授!」といった陰謀論とは、ほんのすぐ隣にあるのかもしれません。

だからこそ、冷静に現実との接点を失わずにいる努力はとてもだいじ。「世の中の人たちは愚かで目覚めていない。わたしは真実を知った」みたいな状態は、明らかにアブナイ。「自分だけは特別!」とか、そんなことあるわけないです。そんなことないんだという、ごくごく当たり前の(そしてそれはたぶんつまらない泥のように鈍重に感じられるであろう)現実を、目を開けて見つめて、受け止めるところから、全ては始まるように思います。(つらいよねー。わたしもお花畑に住みたいぜ)

こういう時代背景のまっただ中で、どんどん占いをして「未来予測」みたいなことをするのはどうなんだ?という気持ちは、常日頃からたくさんあります。こういうときに堂々とセンセーショナルなことを言う占い師にはなりたくないです。あることないことどんどん未来について断言しながら、自分の言葉に酔っているような占い師はカッコ悪いですから。

ええ。それでもやっぱり何度みても、やっぱりまだまだ平和な未来への道は最短距離ではなく、決して楽観できない状況は続く、とおもうのです。

そしてあんまり考えたくない未来の可能性ではありますが、ウイルスが変異する性質を持つのなら、この先もっと強烈な変異を遂げる可能性は大いにありますよね。別に占う必要もなく、科学的におそらくそうなるであろう、と言われているわけです。(つまんねー。知りたくねー。目を背けたい現実!)長期的にみると、こうなってくるとおそらくどこかのタイミングで罹患することは避けられないと覚悟しておくほうがいいのでしょう。

これまでの歴史をみても「感染症は必ず終わる」と言われても「えー?いつー?もう疲れたーもういやだー」とうんざりします。「必ず終わる」と言われても、それは年単位の話で、気が遠くなりそうです。しかしいまは人間同士が分断・断絶して、人間同士でツノつきあわせて、いがみ合っている場合ではないはず。ホラー映画やパニック映画のような気分を、現実で体験したくはありません。

世界の傷も犠牲も、まだまだ大きくなるのでしょう。その先に「同化か?対立か?」の二項対立ではない道が、続いていくことを信じつつ、わたしはいま目の前の自分のできることに粛々と向かい合っていくだけです。

7月中は、かなり切羽詰まったご相談が多かったのですが、8月になってからパタリと動きが止まりました。みなさまいかがお過ごしですか?お元気ですか?

今週末!ウラナイ8、二周年記念イベントは、社会状況を鑑みて、フルリモートでの配信でお届けします。

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何が正解かわからない現状に、疲れてしまっている人も多いかもしれませんね。お互いに楽観的になりすぎず、悲観的にもなりすぎず、自分なりの軸を大切に、粛々と参りましょう。

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