己亥年 丁丑月
2020年1月06日 小寒 06:30
2020年1月20日 大寒 23:55
2020年「丑月」節入りのお知らせです。1月6日より「丁丑(ひのとうし)」月が始まります。
「丁丑」は暗い冬の大地に赤々と燃える炎の象徴です。ちょうどこのシーズンに各地で行われる「どんど焼き」のイメージです。この干支を生まれながらに持つ人は、非常に粘り強く辛抱強く、芸術的な感性に優れています。
今月の「丁丑」は、最も冷たく寒さの厳しい季節を彩ってくれる、鮮やかな灯火となるでしょう。
◯丁己
◯丑亥
小寒 (しょうかん) 太陽視黄経 285 度
冬至より一陽起るが故に陰気に逆らう故益々冷る也(暦便覧)
大寒 (だいかん) 太陽視黄経 300度
冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也(暦便覧)
1月1日はグレゴリオ暦での「新年」ですが、干支暦での年が完全に切り替わるのは、2020年の2月4日立春です。己亥年もいよいよクライマックス。
2020年「丁丑」月
生まれ日の十干別・運気予報
甲の日生まれさん
大切な人のために手助けしたり、自分は裏方に回ってサポート役として奔走したり、あなたの頑張りを見ていて、頼もしく感じている人が必ずいます。縁の下の力持ちのエキスパートとして自信をもって。
乙の日生まれさん
夢中になって、ついつい自分の力量を越えて頑張り過ぎてしまったり、欲しいもののために背伸びしたり、無理は禁物です。好きなことほど、無理なくほどよく長く続けられることがだいじだから。
丙の日生まれさん
あまりたくさん背負いこみ過ぎないほうがいいでしょう。どんなに頑張っても、次から次へと課題が降ってきます。ひとりではとてもさばききれなそう。人に仕事を回したり、時間稼ぎも必要です。
丁の日生まれさん
なんとしてもここでわたしが!という野心が湧いてきそう。とはいえ、本格的に大勝負に出るタイミングではありません。2020年はじっくり腰を据えて長期戦のとき。長い目で見て計画を立てて。
戊の日生まれさん
じっと黙って、水面下で着々と準備を進めるとき。いま仕込んでじっくり発酵。夏から秋にかけてその成果が出始めるでしょう。意固地にならず、じっくりと人のアドバイスをよく聞いて。
己の日生まれさん
2019年に変わったことはありましたか?昨年考えたこと、感じたこと、あったことを振り返ってまとめておきましょう。いまはよくわからなくても、あとから気づくことがたくさんあるはず。
庚の日生まれさん
2月からの本格始動に向けて、ウォーミングアップの時。寒稽古のように、あえて厳しい環境でのトレーニングが効果的。2020年には、あなたの本気が試されます。しなやかにしたたかに。
辛の日生まれさん
あえて主役にならず、裏方で活躍するのが似合う時。周りの優れた人たちや新しい知見をたっぷり吸収して、自分をますます高めていきましょう。穏やかににこやかに、焦りは禁物です。
壬の日生まれさん
うっかり?ぜんぜん本題とは違うことに手を出したくなる時。とはいえあまり大きなよそ見や寄り道は、お勧めできません。甘い誘惑や美味しい話にはご用心。安定志向を心がけて。
癸の日生まれさん
よかれとおもってついつい他人のことに口を出すと、裏目に出てしまいそう。人のことより、なにより自分生活や心の充実を最優先で。人は人、自分は自分、の割り切りも必要です。
撮影@千葉神社
二十四節気とは 二十四節気は、太陰暦を使用していた時代に、季節を現すための工夫として考え出されたものです。現在使われている定気法の二十四節気は、太陽の通り道である黄道を黄経15°毎に区切った期間で一年を二十四に等分します。(西洋占星術のサインが太陽の黄経で決まるのと同じ仕組みです)
このシリーズは来月の節入り日、2月4日「立春」に更新予定です。