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6/14-18 インナーチャイルドカード・天天シリーズ

6月14日の双子新月の明け方に思い立ち、毎日インナーチャイルドカード+チャクラカードを引くことにしました。どこかの虚空に向けてつぶやきます。

インナーチャイルドカードの「不思議の国のアリス」は、タロットカードの「運命の輪」です。ものごとはすでに動き始めていて、それはもう自分の意思をはるかに超えたところからの指令のようなもので、物語はもう動き始めていて、自分の力ではもう止められない、ということです。アリスの目線に着目する人、他の登場人物に着目する人、これはいったいどういうシチュエーションなのかを考える人など、いろいろなストーリーが出てくるカードのひとつです。

ハックルベリーフィンは、ペンタクルスのペイジです。ペイジとは見習い、入門者、その道に入ったばかりの初心者のような立場です。ハックルベリーフィンは、いわゆる良い子ではなく、アウトロー的な立ち位置です。社会のメインストリームから少し離れて、自然溢れる森の中で釣りをしています。何かの準備期間、疲れて引きこもっている、のんびり隠居生活など、ひとによっていろんな解釈がでてくるでしょう。

大アルカナが多いですね。この「ジャックと豆の木」は「吊られた男」です。見る人によって解釈が大きく分かれるカードのひとつです。天上にこれから行くんだ、という人もいれば、このまま吊る下がってるという人もいれば、下に降りて何かするとか、毎日ここに通ってきてトレーニングしているとか、人によっていろんなストーリーが紡がれます。この人はどんな立場のどんな人か、というところにフォーカスする人もいますね。実際のセッションでこのカードが出てくると、テーマの背景にはかなり込み入った事情があるだろうとわたしは想像します。

またまた大アルカナです。「白雪姫」は「隠者」のカードです。主人公の白雪姫はベッドで眠っている、というレイアウトはなかなか斬新に感じられます。小人たちが掘ってくる石炭(黒いダイヤ)や、窓から覗く魔女の姿など、人によってあちこち目がいくポイントが異なります。この日は、日々の労働、そして眠ることによって、深層の無意識や知識や経験の蓄積された層にアクセスする、というところに着目して読みました。

ツイートに書き忘れましたが、クリスタルのシーカーです。Seekerは探求者。タロットカードならSeekerはコートカードのナイトです。インナーチャイルドカードのSeekerは4つのスートどれも、オズの魔法使いの登場人物たちが当てはめられています。クリスタルの配当は、臆病なライオンです。オズの魔法使いのストーリーでは、見た目も実力も立派なライオンは「勇気」がないことが悩みでありコンプレックスです。このカードがでたら、無駄な自己卑下をしていないか、自らの実力に見合った立場や責任を引き受け、勇気を出して行動することが求められるように思います。

という調子で、ときどきまとめていきます。お勉強中の方はもちろん、なんとなく読み物としてでももちろん大歓迎です。引き続きお付き合いいただければ幸いです。

※ 使用デッキ
インナーチャイルドカード(英語版)
The Triple Goddess Tarot

※ 同時にUPしている六十干支シリーズはこちら。

6/14-18 六十干支の風景巡り・天天シリーズ