↓ 以前はこういう記事を書いてます。
昨夜は「ああ!きょうもおもしろかった♪ サイコー!もう寝るー!」と思ったら、めっちゃおもしろい連続Tweet(by ミカミポーラさん)→★ が次々に流れてきて、もう眼が爛々♪
そうそう!と首がもげるほどうなづきまくり!そして目玉ぎんぎんでわたしもTweetしまくってしまいました。いやー!んもー!これこそわたしがいつも悶々とハラで思っていることのひとつです。ありがとうございます。
ひとことで言えば、東洋占でよく言われる「幸せ」とは、「千代に八千代に」「自分の一族(だけ)の繁栄と平和」が続くこと、であります。
そこらへんの前提をよく理解してないと、お客様とも話がすれ違うことが結構ありますので、「あなたにとっての ”良い” とか “幸せ” っていったいどういう状態を指すのですか?」と、鑑定の中で丁寧に確認することはままあります。
わりとはっきりとわかりやすい例をあげて、この話については、以前書きました。
例えば、女性の「三従」とは、古代中国から伝わる儒教の言葉で、女性は「幼にしては父兄に従い,嫁しては夫に従い,夫死しては (老いては) 子に従う」ことが良しとされ、つまり家庭のなかにおける女性の従属性を表します、という儒教の言葉からの記事です。
もしもわたしがこのように生きろと言われたら、ごめんなさい無理です勘弁してください、と言って全速力で逃げる。
幸か不幸か、こういう文化を良いと信じて奉じる方々は、そもそもこんなお下劣なサイトはご覧にならないだろうし、わたしの鑑定にもお越しにならないでしょうし、わたしもそうした方々にお役に立つことはないでしょう。
でも、日本がこの先またもし戦争回帰のような傾向が進んでいくのなら、わたしはこういう文化背景のもとに、まっさきにつるしあげられて、抹殺される側だという自覚があります。(なんとなく、いつか本当にそうなるかもしれない、そんなことはないといいな、と思いながら、いつもこういうものを書いています)
算命学ではいちおう「星に吉凶なし」といわれますが、古典的な四柱推命で「正官=牽牛星」や「正印=玉堂星」や「正財=司禄星」が良しとされ、重んじられるのは、超難関試験に受かり、どんどん出世して、社会のメインストリームの中で、正統的に評価され、一族を守り、家が栄えて家系が堂々と存続すること、これが文化的に継承されてきた「正しい幸せ」の形だったからです。
長らく社会的には官僚や先生と呼ばれる立場の人たちが偉い、とされて、どんなにお金持ちで豊かであろうとも商人は立場が下に見られる、という傾向は、官と財の違いを考えれば納得がいくでしょう。
その一方で、わたしがよくいういわゆる「ぶっ壊れた命式」や「強すぎる命式」「偏りすぎている命式」のみなさまは(具体的には書かないが…だいたいわかるでしょう?)、自分の心に正直にそのまんま生きると、たいがい社会で言われる「良い」には逆らうことになります。
自我を殺し、環境に従順に生きるくらいなら死んだほうがマシだ、と私が思うのはすでに「女としては我が強すぎる」「良くない」命式生まれだからです。
— 天海 玉紀 (@tamaki_deluxe) 2017年5月29日
もともとわたしは、あちこちでこういうこと公言してるので… こんなこと言ってると、世が世なら「おまえの存在が目障りだ!抹殺だ」と言われる可能性がむんむんにあるわけなのですよ。シャレにならない。
そんなこんなんですが、最近は立て続けに、調舒星+龍高星型の異能のスペシャリストが立て続けにお越しくださいました。(ナカーマ!ありがとうございます☆)
みなさま世間で「良い」とされる常識からは大きく外れたルートを進んでいらっしゃいますが、だからこそ大きな業績をあげたり、素晴らしい作品を作っていて、ご自身の才能をまだまだ!まだまだ!と輝かせていらっしゃいます。眩しい。かっこいい。そこには、「普通じゃない」からこその輝きがあります。
とはいえ、そういう人の数はたぶんあまり多くなくて、社会の型に自分を無理やり合わせて、しぶしぶ我慢して、社会で言われる「良い」の規範に収まって生きている人のほうが多いでしょう。自分の「自然」に逆らうことは、さまざまな不平不満や体調不良などを引き起こしたり、知らず知らずのうちに周囲の人たちとのトラブルを無意識に招くこともあります。
「目上に従い、家長に従い」「お国のために尽くす」「一族のために尽くす」女性像は、伝統的に「良い」とされてきたモデルですが、結婚だって、ただ結婚すればいい、というものではない。結婚は個人のものではなく、家系の存続のための事業ですから、子供がいない、女子しか生まれない、ということも非難の対象になります。(いまでもそのことが問題になるケースはありますよね。もっともよく知られているケースとしては、天皇家とか!)
算命学は「星に貴賎なし」というけれど、相続や結婚を論じるテーマには、しっかり儒教的世界観が根付いています。例えば「女子ばかり生まれる=家系が女系に傾く=よくない」という占い上の解釈はあきらかに「男子が生まれないのはよくない結婚」であるという価値観に基づいています。
(しかしなー、男子が生まれてもなー、母が手をかけすぎて、スポイルしすぎてダメにしちゃって、それ以上の家系が続かない例もいっぱい見てるけどねー。ははは。すまんねー辛口で!)
伝統的解釈で、いわゆる「結婚運悪い」型の人では、2回目3回目のご結婚で幸せに暮らしてらっしゃる方のお話はときどき伺います。子供がいない仲睦まじいご夫婦、というケースもあります。いろいろあるよ。
— 天海 玉紀 (@tamaki_deluxe) 2017年5月29日
あるあるテーマです。いいじゃない。幸せだったらいいじゃない。「結婚運悪い」とは、家系が栄えない、という意味なら、再婚だろうとシングルマザーだろうと子供がいなくても、自分たちの心の幸せがあったらそれでいいんじゃない?と思う人は、現代には多いでしょう?
だからこそ、もういちどご自身にとっての「吉」と「凶」はどうなのか?ご自身の心に手を当てて、しっかり確認してみていただきたいのです。
人に危害を加えたり、迷惑をかけてはいけない。これは生まれの命式関係なく、誰にとっても共通の約束事です。あ!そうだった!そういえばわたしは「犯罪者にありそうな命式」と某所に書かれていた命式にそっくりな生まれなんでありました。
生まれながらに「いい/わるい」生まれはない。そこに「いい/わるい」の価値基準を与えるのは、文化や時代の影響です。
RTはほんとにそのとおりで、わたしは東洋の占断解釈を、現代的解釈で読んでいます。異端と呼ばれようがへっちゃらです。わたしにとっては、伝統的に「正しい」ことには関心がなく、いま、目の前にいる人の人生に役に立つことが大事だ。
— 天海 玉紀 (@tamaki_deluxe) 2017年5月29日
いやはや。おかげさまでおもしろかった。ひさしぶりにちょっと吠えてみました。
いいんだ。わたしは自分が見て感じて信じることを語るだけです。異端上等。異端で結構。
私自身も伝統的解釈でしたら「まるっきりよくない」「結婚運ない」「夫剋し」ですが、そもそも結婚しなければ結婚運は関係ないし、夫がいなければ相手も死なない。もし結婚したくなったら、同じように「結婚運ない」「妻剋し」の相手を選べばいいだけです。
— 天海 玉紀 (@tamaki_deluxe) 2017年5月29日
若い頃はずいぶん暴れましたが、しかしながら、いちおう占いを学びましたので、いまは世間様に迷惑かけないようにそっと生きてるつもりです。はい。
いちおう念のために言っときますけど「伝統」を全部否定しているのではありません。古くから伝わる佳きことを守り続けるのもだいじだ。(でもな!以下省略)
ちなみにわたしもお墓参りに行きますし、わたしは本当に家系を絶やすのでごめんね!と先祖に謝ったりもします。(わたしは兄弟姉妹いないのでね!)
しかし、それはそれでしかたないではないか。無理やり増やして、無理やり続けようとするなんて、そんなの生まれてくる子供が気の毒ではないか。
そしてそれはそれで「人生を捻じ曲げた歪み」が子孫に伝わって不幸を招く、ってあとから占い師に読まれるストーリーそのまんまでしょう?!(爆
おまけ。
わたしはたぶん都会の現代っ子を20-30年くらい先取りしてるっぽいので、これはみんな他人事の話じゃないんだぜ。
— 天海 玉紀 (@tamaki_deluxe) 2017年5月30日
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