日々の干支を風景になぞらえてみる日めくりシリーズです。いきなり「山」が3つ並ぶ壮大な光景からスタート!
2018年6月25日
戊戊戊
子午戌見渡す限りの山々が、日本列島の背骨のように連なっています。たっぷりと水を湛えた山、たぎる熱いマグマを内に秘めた山、その合間に生きる人々の生活があります。【戊子】六秀日のひとつ(いろいろ恵まれてる人)。山の下に水で、足元の危なっかしさ。財運ある。 pic.twitter.com/LxTEUdazWv
— 天海 玉紀 (@tamaki_deluxe) 2018年6月25日
この並びを見ながら「あー…この人は貫索星がたくさんだ!」とか、そういうことをわたしは同時に考えています。午×子で火と水が山のふもとでぶつかり合う激しさとかも見えますね。このシリーズではあえて自然界の風景にたとえていますが、これが人間だったらどうか?と変換して考えればいいわけです。つまり、この日に生まれた子どもさんは、堂々として頑固で我が道を行くパワフルな子だよね(人に合わせて迎合したりはできないよね)となるわけです。
2018年6月26日
己戊戊
丑午戌まるで天空の庭、マチュピチュのような。自然への崇敬と自然を拓きわがものとしたい人間の挑戦。聖地に人は住めないが、どこまでも天に近づき、天の力を得ようとする人間たちのあくなき渇望。【己丑】真冬の大地。ゆっくりと歩む。頑迷さ。 pic.twitter.com/Q01jVnjup8
— 天海 玉紀 (@tamaki_deluxe) 2018年6月26日
きのうは貫索星だったけど、きょうは石門星がたくさんだな。みたいなことがみえてきます。それでも、戊と己では同じ土でもやはり気質が違うので、風景も同じようで違う。季節は夏(午)だけど、日干支としては冬(丑)なので、社会での顔と素の顔が大きく違う人になりそうだ、とか。そういうことを地味地味と考え合わせながら書いている朝の脳内修行です。
2018年6月27日
庚戊戊
寅午戌ひときわ高い山の頂上にそびえ立つ巨大な人工物。天空に向かう人類のチャレンジ。宇宙に向かい、宇宙を探求する科学の最前線。【庚寅】勢いよく気も強く。スタートダッシュに強い。仕事運強。 pic.twitter.com/VePdEAXZKy
— 天海 玉紀 (@tamaki_deluxe) 2018年6月26日
庚の風景を作るのは、毎回頭を超絶ひねります。なんかいいアイデアないですかしらね~?!(ひとまかせにしたい…)でも、この日の分はすぐ思いつきました。「山の頂上になんか立派な建物が建ってるんだよ!」と。最初は山頂の神社にしようかと思いましたが、より「庚」の鮮烈さや勢いの良さ、硬さや力強さを出すにはどうしたらいいかしばし悩んで「天文観測所」を選びました。
2018年6月28日
辛戊戊
卯午戌孤高の光。山頂に不思議な光。ブロッケン現象。目には見えないはずのことが、急に形を現す。とはいえ、見えたものが真実とも限らない。現実と幻のあわい。【辛卯】気位が高く一流を好む。配偶者を剋する形。助けてくれる人、支えてくれる仲間を大切にするとよい。 pic.twitter.com/UGNSRsVEeo
— 天海 玉紀 (@tamaki_deluxe) 2018年6月27日
辛も毎回毎回「宝石」とするのにはちょっと無理がありますよね。「輝くもの」として想像を膨らませるようにしています。卯×戌でちょっと湿り気あってもいいんじゃないかなーとか考えていたら、霧のイメージが出て、そこから思いついた風景です。
2018年6月29日
壬戊戊
辰午戌山に囲まれた高地に佇む美しい湖。スイスや、ニュージーランドのような高原リゾート地。どこから湧くのか不思議な水源があり、中禅寺湖と華厳の滝のようなダイナミックな水の動き。【壬辰】多くの生き物を産み育む晩春の湖。芸術的才能。粘り強く勝負強い。 pic.twitter.com/DWLs1ejcQH
— 天海 玉紀 (@tamaki_deluxe) 2018年6月28日
最初はウユニ塩湖にしようと思いましたが、壬辰は別名「水庫」と呼ばれるくらいで、たっぷりと水をたたえた干支ですので、考えなおしました。(辰をみたら、中に水がたっぷり含まれてる!と読みます)ニュージーランドの写真を見始めたら止まらなくなって、そういえば何をしようとしてたんだっけ?!となりました。前回の「壬午」も同じですが、今のシーズンは山だらけの並びなので、山に囲まれた水、ということで単純に海とせず、湖として発想しています。
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