ご予約・お問い合わせ

迷いの森でサバイバルダンス

12月23日のウラナイ8 年筮会のレポの前にまずこの記録をUPします。

というのも、年筮会の前に翡翠先生のインナーチャイルドカードセッションをガイドさせてもらったのですが、これが最高にキレッキレの面白さだったのです。

いつもの3枚引きのあとは、フルデッキで3枚を引いてこれからの旅路の様子を占う ”What’s around the corner” というスプレッドをお試しいただきました。

つまり「あの角を曲がった向こう側には何がある?」ってことですね。左上からスタートして、角を曲がって右下が到着地点です。

左上「アラジンと魔法のランプ(魔術師)」左下「ハートの8」右下「クリスタルの8」小アルカナはどちらも8でした。

「アラジンと魔法のランプ」は、タロットなら魔術師なので「何が始まりますか?」「この人たちはこれから何をするんですか?」「何をしようとしていますか?」といった質問をします。

ここでいきなり翡翠先生が「いっしょうけんめいこすっている。昨日からみなさんは易を立ててもやもやした煙のような卦や爻辞を出してるでしょう?わたしはそのもやもやした煙を言語化してお伝えしているんです。煙を一心にこすって、人型にしているんです」とおっしゃるわけです。

そうか。確かに。なるほどーーーー。はあああーーーー。そうきたか。と感服しつつ、その後の展開はこちらからどうぞ。

なんといっても念押しのように2枚の「8」が出ているのもすごいです。特にお勉強中のみなさまは、エレメントの違いをよーーーく考えながらぜひご熟読ください。

そのあとの年筮でわたしは「山水蒙(さんすいもう」を引きます。これはまさに迷いの卦。まだ未熟で幼くて、経験や思慮も足らないから、どちらに向かえばいいかもわからず、目の前の山に霧が出たらすぐに道に迷ってしまいます。

そうかー。じゃあどうやって進んでいけばいいかな?と、インナーチャイルドカード年筮ならぬ一年の展望をひとりで引いてみました。翡翠先生と同じ”What’s around the corner”  のスプレッドです。どん。

左上「ヘンゼルとグレーテル(恋人)」左下「ハートの2」右下「ワンドのガーディアン」

わーーー!でたーーー!まずいきなり森で迷う物語「ヘンゼルとグレーテル」ですよ。ええ。もうすでに迷いの森に突入しているのです。サバイバルの冒険はじまりはじまりです。

ん?そして到着地点、どっかで最近見かけたカードじゃありませんか。
これですよこれ!

「ワンドのガーディアン」「大アルカナ・魔術師」

んまぁ。数日前に「これから1年間のテーマ」としておでましになられたばかりじゃありませんか。証拠はこちら。証人もバッチリいらっしゃいます。

なんでもあるけど、なにもない

 こうやって何度も同じカードが出るときって「わかってますか?大丈夫ですか?」って、かなり念押しされてるってことですよね。

「ワンドのガーディアン」かーーー。人に出たらなんでも言えますが、ぜんぜん自分では出たことないし、自分ごととして考えたことはなかったです。

ふだん自分がぜんぜん使ってない/意識化されてない/誰か別の人にやってもらってる/関心がない/苦手意識を持ってる/あんまり得意じゃない、ってことなんでしょう。

というわけで、ワンドのガーディアンのことを考えつつ、話は年筮の「山水蒙」へと続きます。

つづく。

*追記* 翡翠先生から、こんなコメントが届いたよ!

めっちゃ嬉しいですね!こういう自由な発想はやっぱりワンドの独壇場でございましょう。(翡翠先生はワンド達人です)わたしもこんなふうに縦横無尽に軽やかなワンドパワーにあやかれますように!