先日、楚々とした美熟女とお話ししてたら、「好きな人を自分から追いかけると上手く行かないですよね…」と、ぽつりとおっしゃるのです。なんと。世間の恋愛マニュアル本の王道みたいなお話も、すぐ目の前のリアルな美女から伺うと説得力が格段に違います。うむむ。含蓄深いです。
同じ頃、熱愛するアーティストの追っかけライフを楽しんでるファミリーからお話を伺う機会がありました。アグレッシブにどこまでも愛するターゲットを追いかける喜びを熱く語る姿は、なんとも生き生きと楽しそうで、そうやって没入熱中できる情熱がうらやましくなります。
占いでみても、ざっくり分けて、追っかけ型 or 追いかけられ型、もともとの素質はわかりそうです。みなさまはどちらタイプ?私は断然追っかけタイプです。最近熱中して追いかけているのはこちらのお方々。
夜明けの富士山の山頂に、満月からちょっと欠けたばかりの月が沈みゆく瞬間です。通称「パール富士」なかなか簡単にはお目にかかれないレアな現象です。(一般的に有名なのは、太陽が富士山頂にかかる「ダイヤモンド富士」という現象で、こちらは冬場の東京からも観測可能)※ 12/7 パール富士@御殿場 ⇒★
今年はこの満月が欠けて新月になるときに、冬至が重なって「朔旦冬至」という節目がやってきます。東洋占を勉強し始めてから、毎日の太陽の移動や、月の満ち欠けを意識して追いかけるようになりました。天体が移動して、季節が変わる流れを、だんだんリアルに感じられるようになりましたが、なにもかもがなんと不思議で、なんとフクザツ精妙な仕組みなのでしょうか!
占い以前になにより、大きな自然を目の前にすると、自分自分!なーんてちっぽけな欲望や小賢しさがつくづくバカバカしくなるので、精神衛生上とてもよろしいです。生身のニンゲンを追いかけたり追いかけられたりするにはいろいろと大変さがありますが、お日様やお月様を追いかけるのはなんとも気が楽だし、なにより自由で幸せな気分になります。(天海玉紀)