どうも世の中のイルミネーションやクリスマスツリーが派手になってきてる気がします。コンビニで流れていたイマドキっぽい曲が、「クリスマスには君と手をつなぎなんちゃら~~~♪」みたいなとろっとろに甘ったるいテイストで、なんだかバブル時代みたいな香りがするな〜と考えていました。
そこでおもむろに星をみる。バブル景気絶頂期の89年秋には、山羊に土星海王星の合ができてて、そこに蟹木星がぴたっとオポジション。10月にはそこに天秤火星がTスクエアを作っていました。日経平均株価が史上最高値(38915円?!)をつけたのがその2ヶ月後の12月29日。どうやら、80年代末のバブル景気の重要な仕掛けは、土星海王星木星だったようです。(ちなみに干支暦では己巳年。熱い!)土星はこの現実を司るかっちりした時間、契約、ルールや枠。海王星はその現実をどろどろに溶かして酔っ払わせて夢を見させるような役割で、まさに正反対。土地や不動産の値段を非現実的なまでに膨らませることで成り立っていたバブル景気を象徴するアスペクトと言えそうです。
では、似たような例を探してみましょう。54年の神武景気の直前には天秤で土星海王星合で、このあたりが高度経済成長の始まり。次は蠍海王星□水瓶土星で、63年のオリンピック景気のとき。次は71年蠍海王星と牡牛土星のオポで、列島改造ブーム。なるほど〜。このあたり今後もっと突っ込んで研究してみます。(私は71年生まれ。海王星木星土星のコンビネーションを持つ世代クラスタに属します)
さて。来年はどうなることでしょう。2014年の前半、活動宮での冥王星天王星木星火星ががちっとぶつかります。(まつい店長!天秤火星についての解説の続き記事お待ちしてま〜す^^♪)ご丁寧に4月にはグランドクロスできます。(ちょうど消費税が上がるタイミングですね)土星は引き続き蠍に居て、木星は夏に獅子に移動。むーん。どうなるでしょうか。12/ 30開催「2014年を占う」イベントでは、このあたりを5人がかりで徹底検証します。残席1です。お申込はなかむらかえるさんまで!急いで〜!
世の中がバブル真っ盛りで華やかなりし頃、私はトーキョーの私立共学高校のイケスカナイ女子高生でした。クリスマスには、彼女にティファニーのアクセサリーをプレゼントして、高級レストランでディナーして、都内のシティホテルでシャンパンあけてお泊りして一晩で○万つかっゃった♪ みたいな世の中の風潮ってのは本当に目の前にありました。それを「はぁ〜。くっだらね~」とか言いながら醒めた目で眺めていて「そのうち大恐慌が来て、人の心が乱れるから、そうしたら占いでもしてがっぽり儲けようかな。ふふふ♪」とか言ってるようなティーンエイジャーでした。(実話です…) そのうち私は、占いなんかくだらないよ!と言って、すっぱり全部足を洗います。
それなのに、またいつのまにかこちら側にもどってきました。2011年の震災後からは本腰を入れてこの仕事を始めました。嗚呼。なんてことでしょう。10代の頃の予言が当たらずも遠からずの状態になっています。(がっぽり儲ける、の部分は実現してませんけど、派手なお商売はどうも向いてませんです。はい)
教訓。言霊ってあるんですね。めったなことは言うもんじゃありませんよ。実現してしまうから。(天海玉紀)