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2015/11/27 YES/NO

「このまえ占ってもらった結果、やめたほうがいい、と言われた方向に出来事が進んでいて、それが心配で心配で悩みの種なんです…」というお客様がいらっしゃいました。あらら…迷うから占う。決めかねるからこそ占いの出番があるわけですが、占ったことでよけいにご心配が増えてしまったなら、本末転倒でございます。とてもまじめな方んですね。「占いだしね」と横においておいたり、無視することができないのでしょう。

確かにいくら占ってみたところで、自分ひとりだけの決断では決められない複雑な事情や、自分ひとりの判断では変えられない大きな全体の流れには、誰でもいろんな場面ででくわします。よくよくお話を伺ってみると、このお客様のケースは「やめたほうがいい」というよりも、「そちらを選んでもあまり期待通りにはならないかも」といった展開でした。また、おそらくその占い結果を後生大事に忠実に守っていただくよりも、おそらくもっとだいじに優先していただいたほうがよいのでは?おもわれるポイントが別にあると感じられたので、正直にそのことをお話ししました。たくさんのご不安を伺った後、最後にようやく、お客様は笑顔になって帰られたけど、その後どうしていらっしゃるかな。いまでも、そんな真面目な方には「まぁそうはいっても、しょせん占いですからね。ご自分の人生、しっかりご自分の決断を信じてくださいね!」と、好い加減(いいかげん)をお勧めしたい気持ちでいっぱいです。

占いをしていると、お客様のお望み通りでない答えが出てくることは少なからずあります。そのときに単純に「これはダメです」と終わるのではなく、そこからなにか引き出せないか、代替策や組み換えプランは提案できないか、いつもいつも頭をひねって考えています。また「よい、わるい」の基準は人によってやっぱり違います。飛び込みのお客様に、こちらが無難に良かれと思って安全策のほうを「こっちのほうが安定して確実です」と提案したら「そんなのぜんぜんおもしろくない!」とお断りされて、そりゃーちょっと不確実でチャレンジングだね、とおもわれるほうをお客様自らがお選びになられることもあります。このあたりを直接お客様とやりとりしながら、総合的に判断するのは、生きたニンゲンならでは!のスキルなのでは?いくらネットや本で調べ尽くしても、総合的な解釈は、ニンゲンの判断力のほうがまだまだ上、とおもいます。

いろんな占い師さんにみてもらうと、いろんな角度からいろんな話が聞けて参考になりますが、ぜんぜん違うことを言われて迷う、ときもありました。私自身も、だいぶいろんな方に見ていただきました。いろんな方がいらして、いろんな占術を体験して、それはそれはめくるめく楽しみでした。占術によってはそれぞれまるっきり解釈が違うこともあったし、占い師さんそれぞれの世界観の違いはいろいろあるけど、だんだん「これって、もしかして、どこにいっても、結局はだいたい同じこと言われてる?!」と心の底から納得して気が付いたころには、自分がお金をいただいてお客さまを拝見する立場になっていました。(いまは具体的にぎりぎりまで迷ったときに、ぱっとタロットでみてもらうくらいで、ふだんは自分のチャートさえほとんど観ていない…)

日曜日の鑑定イベント「算命学・子育て相談&オトナの進路相談会」では、なーんといちどに3人の占い師に観てもらうことができます。同じ占術であっても、占い師によって着眼点や切り口、話の進め方など個性はさまざまです。3人分をいっぺんに体験できるなかなかない希少なチャンスですし、まだすこし空きがありそうなので、ご興味ある方はぜひ事前ご予約のうえご体験なさってみてください。 ⇒★

年末ウラナイトナカイ「占い見本市」イベントでは、どうやらふだんのトナカイでは体験できないいろんな占術、ふだんはお目にかかれないようなレアキャラ占い師さんがたくさんご登場なさる、といううわさをチラ聞きしております。(そうよ、わ・た・しは、情報ツウのふたござ~♪)これまたたのしみです!(天海玉紀)