生まれ日の日干(甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸)は、その人の生まれつき、素の本質を表します。
日干と周囲の関係から算出される十大主星(貫索星、石門星、鳳閣星、調舒星、禄存星、司禄星、車騎星、牽牛星、龍高星、玉堂星)は、その人がやりたい、やろうとする行動傾向を表します。
「自分の日干と中心星は、説明を読むとそれぞれ全然違います。このように性質や傾向が大きく異なる場合、いったいどちらを優先すればいいのですか?」とおっしゃるお客様からのご質問は、超!頻出問題です。
実践的な鑑定志向のみなさま、これ、きっといつか必ずどこかで聞かれます。説明できますか?とてもだいじ☆
花文字作家として、カルチャーセンターの講座や作品制作にお忙しくご活躍中の椿リコさん →★ が、2017年の年運鑑定にお越しくださいました。ありがとうございます。
だいぶ前のことです。リコさんがまだ花文字作家として本格的に活動を始められる前、こんなご質問をいただきました。「わたしは丁火の生まれなので、表現したい、好きなことにとことん集中したいです。でも、わざわざブログを書いたり、自分のことを外に向かって伝えたりするのには躊躇する気持ちがあります。これは表現の星がなくて、禄存星と車騎星ばかりだからなのでしょうか?」(意訳)
「そうそう!なつかしいー!そうでした!そんな時代もあったよね♪」なーんてお話に花が咲きながら、来年の傾向と作戦会議に熱中するひとときとなりました。
リコさんは、丁日のお生まれです。花文字を描くことが大好きで大好きで、時間を忘れて腱鞘炎になっても描き続ける、そんな方です。ところが、陽占で拝見すると、リコさんは禄存星中心で、禄存星2つ+車騎星が2つ。いわゆる表現の星(鳳閣星・調舒星)をお持ちではありません。
丁火の人たちは、アーティスト気質。好きな対象にはとことんどこまでも打ち込み、身を焦がすような情熱の持ち主ですが、好き嫌いが激しく気分のムラがあります。なにせ炎なので、ゆらめく不安定な気質で、しっかりと長く燃え続けるにはじゅうぶんな燃料(周囲のサポートや、自分自身の学び=龍高星・玉堂星に相当する要素)が必要です。
リコさんの場合は、行動の目的や動機は「禄存星=もっとたくさんの人に見て欲しい!」「車騎星=思い立ったらどんどん挑戦したい!」で構成されています。この世であれこれ試してより多くの経験を積んで、多くの人を喜ばせ楽しませ、ご自身のファンを増やし、大きな実績を作っていくことに強みがあります。
毎日をもっと楽しく、豊かに、美しく!と望む禄存星の気質と、ご自身がお好きで得意とする「嬉しい♪楽しい!かわいい♪綺麗☆」といったテイストを主にして、とにかくチャレンジ精神でいろいろ作品を描いて、よりたくさんの人に見てもらって、多くの人に喜んでもらえるように、という方向性でどんどん勢いよく進まれています^^
教えてらっしゃるカルチャースクールでの講座もコマ数が増えているとのこと、それ以外のあちこちでの講座や作品の受注など、来年はますますお忙しくご活躍のこと間違いなしですね。
算命学は自分を認めると人生がいかにリラックスしたものか、これまでの人生の謎が解けていくのが面白いです!世界は、思っていたより優しく安全なところだったと思い出せると、人生は簡単に動き始めるのかも~2017年も突っ走ります!椿リコさん「椿リコのSMILE LIFE」→★
よかったです♪ 素敵な花文字と年運鑑定のご感想もありがとうございました!
算命学は「ないものはない!」ですので、時にご自身の意思やご希望とは異なる答えが出てくることがあります。(最近あんまりないですけど、ときどきこのあたりで激しくモメることがあるんですよ。包み隠さぬ事実です。はい)しかし、必ずみんな「あるものはある!」必ずそれぞれの素質や適性があるので、そこを生かす、活かせる環境を選びましょう、というアドバイスをします。
今回ひさしぶりに椿リコさんにお目にかかって「やっぱりご自分が持ってる素質(星)と巡る時期(星)をそのままがんばって輝かせている方はとても魅力的だ!」と確信しました。これからもみなさまがそれぞれの星をもっと輝かせて、より充実した日々を送られるためのサポートができれば嬉しい限りです。