2018/04/13 辰と戌(天羅地網と魁罡)

今年は戊戌年ですので、辰月は「辰×戌」ですね。激しいですね。辰・戌関係者のみなさま、いかがお過ごしですか?特にご自分の中に生まれつき「辰」と「戌」を同時に持っている方々は、天羅地網(てんらちもう)とも言われ、鋭い直観力や霊感的な資質を備えていると言われます。もともとどちらかでもあれば、いまは「辰」と「戌」が激しくぶつかり合う巡りの時期ですので、大きな出来事があって心が揺れ動いたり敏感になっている方もいらっしゃることでしょうし、そもそも誰にとっても「揺れやすい時期」でもあるわけです。

辰と戌は、どちらも不動の土であり、激しい気質を有していて、お互いに相対するライバルのような存在です。天上の覇者であろうとする辰(たつ)と、地下の王者であろうとする戌(いぬ)のようなものです。頑丈で勇壮な剛の者たちが激しく対峙するかんじ、と想像が膨らみます。(丑と未の組み合わせでも、似たようなことが言えます。こちらは陰の土同士の睨みあいです)

新緑眩しい4月上旬から5月の時期は「辰(たつ)」月です。辰は震える。天地が鳴動し、草木や若葉がにょきにょきと芽を出してどんどん成長し、初々しい淡い緑も日に日にその色を濃くするこのシーズン、周りを憚ることなどなく、ひたすら光に向かって勢いよく伸びる旺盛な生命力は、まさに辰(たつ)の特徴です。

辰(たつ)は陽の気を帯びた土性。つまり強い土の気質を表します。寅→卯→辰と続く春の季節の終わりでもあり、別名「水庫」とも言われます。辰の蔵干は乙(木)、癸(水)戊(土)です。つまり、本質的には「土」でありながら、木の仲間でもあり、水の仲間でもあります。複雑ですね。土は複雑なのです。

ちょうど辰と反対の季節は、戌(いぬ)です。戌は滅。10月上旬から11月にかけて、次第に色を変えて枯れた葉は地面に落ち、草木は枯れて地面に実を落とし、植物はみなこれからやってくる寒い季節に備えて、地中に生命力を蓄えます。戌(いぬ)は、赤や黄色や茶色に色づいた晩秋の山であり、地下深くの豊かさや激しさを秘めています。戌(いぬ)の特徴については以前も書きました。→★

戌(いぬ)は辰(たつ)と同じく、陽の気を帯びた土性、つまり強い土の気質です。申→酉→戌と続く秋の季節の終わりです。戌の蔵干は辛(金)、丁(火)戊(土)であり、つまり、本質的には「土」でありながら、金の仲間でもあり、火の仲間でもある、というわけです。複雑ですね。土は複雑なのです。

おわかりでしょうか?辰と戌は同じ「陽の土」であっても、中に含んでいる要素が「木と水」「金と火」とぜんぜん違います。天上に向かうか、地下に向かうか。湿っているのか、乾いているのか。よく似ているけどよくみるとぜんぜん違うところがあるというのは、お互い気になる条件の最たるモノでしょう。

辰と戌に関しては、魁罡(かいごう)と呼ばれる干支の組み合わせも有名です。「庚辰(かのえたつ)」「庚戌(かのえいぬ)」「壬辰(みずのえたつ)」「戊戌(つちのえいぬ)」一般的に言われているのはこの4つです。(個人的には「戊辰(つちのえたつ)にも同じような香りを感じます)この日生まれの方々は、もしいっけん可愛らしくておとなしそうに見えたとしても、非常に芯が強くて豪気で頑固な人たちです。負けん気が強くて、幽霊を蹴飛ばすくらい強い!という話も?!あります。

基本的に「辰」とか「戌」があると、十二従星などでは「天印」「天堂」「天庫」などいっけん身弱に分類される星がでてきます。いかにもわかりやすいパワフルな星では出てこないので、特に要注意です!(天南星だけはわかりやすいですが)ご自身はいかがですか?身近な方々の中にいらっしゃいませんか?

辰も戌も「生意気」と言われるくらいの勢いがあってちょうどいいはず。トライアンドエラーの経験を積み重ねることで、ますます大物となられる方々です。辰・戌関係者のみなさまはもちろん、辰も戌も持っていない人たちにとっても、いまは今年いちばんの鍵となりそうなシーズンです。(天海玉紀)


※ お勉強用の補足 ※

ちなみに「生まれ日の干支(全体の半分くらい)>>生まれ月の干支>生まれ年の干支」くらいの比重でわたしは読んでいます。(配分はひとそれぞれとおもいますので、ご参考までに)

例1・2018年4月12日
甲丙戊
戌辰戌

例2・2018年4月18日
庚丙戊
辰辰戌

おおー。激しいな〜!個性強いなー!(こういう方々は、それぞれ個性強く生きるとちょうどいいですね)十干十二支の雰囲気をつかんでいれば、これだけでじゅうぶんいろいろわかるし、わざわざ9マス陽占図を見なくても予測がつきますし、これはこれで奥深くて本当におもしろいんですが、私はこのへんすごく苦労して、習得するのにものすごく時間がかかりました。いまもまだまだ研究中!というのが前提ですが、細く長く、このあたりに取り組む企画も開催してまいります。


※ 4/15 この続きを書きました。

「辰と戌」To be continued(戊生まれさん、戊辰関係者のみなさま宛の追記)

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