「はたらくみんな」を考える〜鑑定でみる「はたらく」の在り方

大昔には「はたらくおじさん」という教育テレビの番組がありました。一定以上の年齢層の方々ならご存知と思います。それにしても、そうですかー。「はたらく」のは「おじさん」だけだったのかーとしみじみします。その後の番組タイトルは「みんなのしごと」→「はたらくひとたち」と改題されたそうです。「はたらく」のは「みんな」になったのですね。

はい。最近の鑑定では以前に増して、ますます「働き方」についてのご相談が多いので、あれこれざっくり思いつくことを書いておきます。

鑑定で承るテーマで最も多いお仕事のご相談であれば、まずは勤務の状態を伺います。業種によっては、想像を絶するような過重な労働やストレスがかかっているケースも少なくありませんので、最初にこのあたりのヒアリングは慎重に行っています。よく考えなくても「お金はだいじだよー」なのはもちろんですが、それ以前に、なにはなくともその方の心身の健康がいちばん大事な優先事項です。

それから「そもそもどのくらい稼ぐことが必要なのか?(金額じゃなくて、どのくらい働く必要があるか、です)」を伺う場合が多いです。ご相談者さんは、独身で制約が少ないのか、学費が大量にかかるお子さん達がいるのか?ご家族でサポートが必要な人がいるのか?配偶者がしっかり稼いでいるのか?もしくは扶養する人数が多いとか?金銭的には特に働く必要もないけど働きたいのか?お小遣い稼ぎがしたいのか?あらゆるケースのいろいろな立場の人がいるでしょう。その方の状況によってこちらの答えも変わります。

転職にまつわるご相談も多いです。といっても、業種や勤務形態によってケースバイケースで、さまざまなバリエーションがあります。現代の会社勤めの大変さというのは、鍼灸師としても占い師としても、あらゆるブラックな業種やお仕事のお話を大量に伺っていますので、かなりデータが脳内に貯まっています。ちょっとやそっとでは驚かないです。

しつこいようですが、仕事より名誉より、ご自身の健康がいちばんだいじです。心身が弱ると、判断力が低下して、適切な思考や判断ができなくなります。大きく病んでからでは遅いです。(しかし多くの人は大きく病まないと気づかないこともあってだな…)

絶体絶命状態から、トンデモナイ方向に飛躍して大活躍!みたいなケースが、このあたりの人たちの中にはいらっしゃいましてですね、人生はほんとうにわからない。(しかしこれも人による)占いの観点から「え?!そうきたか!」というお返事をするケースもありますので、硬直した状況に行き詰まっている方はぜひお尋ねください。

で、ですね。お勤めが大変だから「手に職で独立」というタイプのご相談もあります。この系統のさまざまなご相談を脳内で混ぜ合わせてご相談のあるあるモデルケースを練りだしてみましょう。

「長く勤めていた職場(堅実、と言われる業界)でのお勤めを辞めて、勉強して手に職をつけました。いまはそのスキルが必要な職場にお勤めしていますが、正直なところ待遇や労働環境はとても厳しいです。自分と同じスキルで独立している人たちもいて、独立が不可能ではない職種ではあるのですが、独立する自分のイメージが湧きません。どうしたらいいでしょうか」

はい。イメージが湧かない、そもそも乗り気じゃない時点で、独立する時期ではないだろうし、そもそも独立して充実してバリバリ切り開くタイプの方ではないようにお見受けします。さらに「仕事とプライベートはきっちり分けたい」というご希望だったりすると、よりよい環境でのお勤めへの転職をお勧めすることになります。

「せっかく独立できるスキルを身につけたのにもったいない」とおっしゃられる方もいますが、そもそも独立すること(起業するとか)を目的にするのは本末転倒でしょう。

ご自身にとってよりよい働き方が独立自営でしか実現できないなら独立自営にすればいいし、より大きな目的を果たすため(または金銭的な理由があって)会社を起こして大きな取り組みが必要だというのなら話はわかります。

でも「なんかカッコイイから」「自由になりたいから」みたいなふわふわした理由で独立したい、というお話には断固反対します。最近はさすがに減ったようですが、わたしはイメージ先行型の「キラキラ起業」には反対です。綺麗な言葉ばっかりお達者な「意識高い系」も嫌いですが、そういうタイプの方はそもそもわたしのところにはいらっしゃらないですね。それがいい。そのほうがお互い安心です。

多くの人にとって、仕事する時間は人生のかなりの部分を占めるわけですから、その時間や内容が意義あるもので価値を生むものであるほうがいいことも当然です。しかしながら、しょせん(というと怒られそうですが)労働は労働なので、労働にあまり自己実現とか意味を求めすぎるのも結構しんどいことです。このあたりのバランスがとても難しい。

最初からお仕事は気の向いた時だけやる気晴らしの余暇活動だとか、人に自慢できるようなアクセサリーや嗜好品のようなものだという優雅な人ならそれも結構でしょう。そうでないなら、ひとつの仕事に自分の価値や生き甲斐、居場所からプライドまで、なにからなにまで求めるのもまた難しい話です。

鑑定では、基本的にはその人の資質と向き不向き、報酬と労力のバランスをみています。お仕事のご相談の時には、現実的なラインから方向性を探っていきますので、あまり突拍子もない答えにはならないことが多いです。

例えばですよ「占いをたくさん勉強した=占いを仕事にできる」という話には飛躍があります。占いをたくさん勉強した→占いを売るという仕事があるらしい→どうやったら売れるのだろう?売り物になるかな?売ってみようかな?というのなら話はわかります。

占いの勉強とは別に「占いを売り物にするってどういうこと?」「どういう占いが売れるのかな?」「自分ならどんな占いをどうやって売れるかな?」と考えていくなら、先人達のさまざまな道筋やアドバイスが参考になることもあるでしょう。

まずは、ご自分にとっての向き不向き(特にお勤めのほうが適性があるのか、自分の裁量で全てを進めていく独立自営のほうが適性があるのかなど)を知ることも大切ですし、時期的な流れや現実の状況との兼ね合いもあるでしょう。例えば家族にお金がかかるから、定期収入が必要というなら、お勤めが確実でしょう。大きな起業をする才覚のある方はそちらをどうぞ。ただし不安定ですね。

なんにせよ、楽して濡れ手に泡みたいな美味しい話はどこにもないでしょう。どこにいってもひとつひとつ実績を積み上げていくしかなくて、ただ、現代の社会では、その実績を搾取したり、無駄にされるような場面が少なくないです。ですから、なるべくそうならないような環境を選ぶことで自分を守っていく必要もあるでしょう。このような場所での一般論では語れない分野ですので、気になる方はどうぞお気軽に鑑定にお越しくださいませ。お待ちしております。

そういえば「ブログいっぱい書いててすごいですね」とときどき言われますが、こうやってわたしがブログを書いているのも、あきらかにお仕事の一環ですよ。世の中にはいろんな「しごと」がありますね。

なお、8月に開催してご好評いただいた「生き方レボリューション・働き方編」では、特に独立自営の方を対象に、ご自身の資質や働き方について徹底検証していきます。


2018年10月14日(日)13:00-17:00
特別講座『生き方レボリューション・働き方編』

東洋・陰陽五行編(天海玉紀)
陰陽五行でみる「財運」と「仕事運」とは?個人で仕事を回すために必要なことは?そもそも「運」とは?大人気の「財運」講座をより具体的に踏み込んで解説します!

西洋・占星術編(ミズマチユミコ)
西洋占星術でみる事業主の「売り」と「売り方」は何か? そして時期運として「売れるもの」は何か? 「売りたいもの」と「売れるもの」の違いをしっかりチェック!

公開リーディング
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独立して21年目・会社設立13年目のミズマチユミコ、個人事業主として15年目の天海玉紀が、それぞれの経験談も交えつつ、西洋占星術と陰陽五行説の観点から徹底的に検討&解説します。

【残席5】10/14「変化の時代に。生き方レボリューション・働き方編」ミズマチユミコ&天海玉紀

独立自営ではないけど、これからの時代の流れが気になる、という方は11月開催の「暮らし編」をどうぞ。みなさまのご参加をお待ちしております!

【残席6】11/11 『変化の時代に。生き方レボリューション・暮らし編』ミズマチユミコ&天海玉紀

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