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6/25-29 インナーチャイルドカード・天天シリーズ

毎朝1枚引きシリーズ、インナーチャイルドカードの巻です。

このカードを引いた人が、ご自分をカードのどこに投影するかは、人によって違います。「私は見守る側」とか「私は勉強してる子供のこの子」とか、だいたいみなさんどっちかをぱっとおっしゃることが多いので、その人の自意識や立ち位置がそのお答えから想像しやすいです。

「ここにわたしはいない」とおっしゃる人もあり、その場合はそう感じる理由をほかのカードとの関連などから推測して質問していく場合もあります。といっても、基本的には「引いたカードはぜんぶじぶん」なので、守護天使も見守られる子供たちも、ぜんぶ引いた人自身の要素である、とわたしは考えています。

この企画の初日に出たカードが、早くも二度目の登場です。みればみるほど不思議なカードです。タロットカードなら大アルカナ10番、運命の輪に相当します。自分の意志では動かせない、乗っかったら回り続けるしかない、というあたりが確かに運命の輪の雰囲気です。

タロットだったら「貧乏カード」と呼ばれるペンタの5ですが、もともとは「物質的なリソースを出し切る(5だから)」という意味です。そこを踏まえて、この小人はこの家を作るのに材料や体力をいっぱい使ったんだろう、と想像してみました。

ほとんどの人は「完成してご機嫌で、最後の1枚をはめるところ」と読みますが、たまーーーに「タイルを外すところ」と読む人もいます。4では家を作っていたので、4から5の流れを考えれば「家が完成」と読むのが妥当とは思いますが、セッションで「タイルを外して家をこれから壊す」と言われても、それはそれでありだろうとわたしはおもいます。

大アルカナの「月」に相当するカードです。巨大な月が出ていますね。この場面の時間帯を夕方と読む人もいますが、夜中と読む人のほうが多いように感じられます。シンデレラが亡くなったお母さんのお墓に来ている場面であることと「月」の象徴が母親であることからも、このカードを引いた人は「母」にまつわるテーマをお持ちの人が多いです。母でなければ「揺れ動く激しい感情」のテーマが感じられます。

インナーチャイルドカードのワンドは、とても繊細です。(このあたりがタロットとはかなりちがう雰囲気を醸し出してるかも)大部分の人は「この木戸からおそるおそる外に出る」という読み方をします。「二度と帰らない」人もいますが、「そこらへんでちょっと遊んでみる」「奥の林に入ってみるけど怖いから帰ってくる」くらいが多いようです。手前に戻っていく、というお話もたまーーーに伺います。あなたにはどんなふうにみえますか?

ふうーーーー。書き始めると結構分量になりますね。

※ 使用デッキ
インナーチャイルドカード(英語版)
The Triple Goddess Tarot

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6/19-24 インナーチャイルドカード・天天シリーズ