2017/09/22 酉年の酉月に(安室奈美恵さんのこと)

9月20日以来「安室奈美恵引退!」のニュースが世間にあふれています。そんなときはすかさずホロスコープや命式を仔細に眺める占いクラスタのお仲間は多いはず。美々子先生もホロスコープでご覧になられていますね。→★ というわけで、さっそくわたしも拝見してみました。

安室奈美恵さん 1977年9月20日(ネット上の情報では18:30 那覇生)

時日月年
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乙庚己丁
酉辰酉巳
(申酉天中殺/生月中殺)

誰の命式か知らずにぱっとみただけでも、金気が非常に強いことがわかりますので、白黒はっきりと曲がったことは大嫌い、自らを鍛えて高めプライドを保ち、きっと見るからに凛々しくてカッコいい人だろうと、想像できます。

お生まれ日の「庚辰」は、一見可愛らしい雰囲気ですが(天印星)、内面は非常に豪快で剛毅な気質です。オトコマエ。庚は非常に強い干(陽の金気)で、精製される前の鋼、大きな岩なので、生まれたそのままでは世の中の役には立ちません。丁(炎)で厳しく熱して叩かれて鍛えあげられて(つまり自らを律する牽牛星の気質を有して)こそ、天下の名刀になり、世の中で実力を発揮することができますが、最初からこの命式にはちゃんと「丁」と「丙」の火気が装備されています。イイカンジです。

おまけに酉月(金気がもっとも強まる季節=秋分近く)にお生まれで、お生まれ時間も18時台なら酉の時間帯。これだけでも十分に金気は強いですが、上級者の方々なら、巳と酉の組み合わせを見ながら「巳×酉×丑」が金のグループであり、お生まれ日の「金」と同じ五行である「金」をますます強めていることがお判りになることでしょう。非常にまっすぐでシャープでクールできりりとした気質で、我が強く人に迎合することや曲がった事が大嫌いな方だろう。でもきっと若いころなど特に、生意気だ、周りに迎合しない、などと叩かれたりしやすそうだし、それだからこそカッコイイ、みんなの憧れの的にもなるだろう(そうであったほうが、この方のもともとの持ち味が生かされて良いですね)と、思われます。

いわゆる9マスの人体星図を出せば「中心星が石門星で、中年期が天将星」が表出し、明らかに自我が強く、打たれ強い気質のお生まれであることがわかりますが、こうやって干支の気質や季節、組み合わせや並びまで考慮しながら読み解くことで、より細やかな人物描写や時期の流れまでがわかります。

例えば、同じく中心星石門+中年期天将であっても、宮崎あおいさんは亥月の癸酉日生まれ、松雪泰子さんはますます強力な亥月の癸亥生まれです。つまり冬の強い水(吹雪かもしれない)として、とらえどころのないミステリアスな魅力を放ちます。また同じ石門天将でも雰囲気はガラリと変わり、ローラさんは卯月の甲午日生まれなので、植物がどんどん芽吹き世界が明るくなっていく春の生命力の気がとても強い方です。それぞれの方がどんな資質のもとにお生まれで、どんな環境でご自分を生かせるのかを、生まれ日の干支の並びからも読み解いていくのはとても興味ふかいプロセスです。

庚生まれの安室奈美恵さんは、とてつもない大きな社会的成功とともに、波乱万丈の人生を歩まれてきたことでしょう。常人離れしたスケールの大きな命式を存分に生き切るのには、あのくらいのご活躍をなさってこそなのだろうと思います。(我々凡人にはなかなか真似できませんが、普通でない=非凡な命式のお生まれの方々には参考になることも多いでしょう)公開されている安室さんのバイオグラフィーを辿りながら、大運と年運の流れをひとつずつ解読していくだけでも、非常に興味ふかく、さまざまな思いを馳せる学びになりました。(上級者のみなさまには是非オススメです)

安室さんにとっては、ご自分を高める「守護神」ともいえる「丁」が回ってきたときの出来事をピックアップしてみます。庚にとって丁がくると「牽牛星」つまり、名誉や責任、社会的評価がUPすると読んで差し支えないでしょう。

1997年「丁丑」の年は「CAN YOU CELEBRATE?」はダブルミリオンを突破し、邦楽女性ソロアーティスト歴代1位のシングル売上を記録、2007年「丁亥」の30歳は東洋版サターンリターンにあたる見直しのときですが、当時を振り返るインタビューでは「一気にブームになってしまった当時は、次はどこを目指せばいいのか分からなくなったんです。だから“カッコイイ安室奈美恵”として、求められるままに歌って踊る。自分のやりたいことは二の次で、だんだん息がつまりそうになっていました」→★ とのこと。(もともと庚×木気が乏しい→人に求められることで喜びを感じる禄存司禄気質の弱い安室さんにとって、それはなにより辛いことだったでしょう)そして今年、2017年「丁酉」での引退宣言。さらに今月は「己酉」月でますます酉の気が強まり、ますますご丁寧にも安室さんの生まれ月=立地の意味が強調されています。自分の持っている干支と同じ干支が回ってくるときは、自分がふたり?!進路に迷いが出たり、なんらかのターニングポイントになりやすいです。

ちょうどこれから40歳から少しずつ運気の流れが変わり始め(現在は丑=土の大運の流れはとても複雑です)、これまでの壬や癸=つまり安室さんにとっての表現したい、伝えたいという衝動がだんだん薄れていくよう時期なのではないかとお見受けします。(そうか。ここで引退なのか!引退することでますます伝説的なスターになるのかもしれません)この次に流れが大きく変わるのは46歳、と想像しますが、引退後はいったい何をなさるのでしょうか。事業家?今度は違う分野でのご活躍?子どもたちや女性たちの憧れの的として、まだまだ個人としての穏やかな人生だけに納まる方ではないでしょうから、きっと違った形でのご活躍のステージが新たに彼女の出番を待っているのでは。(天海玉紀)

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