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2016/05/27 赤は火星の色

きょうは羽田空港で大韓航空の火災があったそうです。大事には至らなかったようで幸いですが、G7伊勢志摩サミット開催中で、あちこち厳戒態勢の中でもありますし、不測の事態に巻き込まれた方々には(水曜レギュラーの桜田ケイ先生は羽田空港からご出発できなかったご様子!)おつかれさまです、と申し上げる以外の言葉が見つかりません。

飛行機が飛ばないエピソードから、脈絡もなく思い出した若かりし日のこと。当時付き合ってた人と旅行で乗り込んだ飛行機が(国際線)、機材の不備で、1時間経っても2時間経っても離陸せず、結局全員降ろされてずーっと遅い時間の便に振り替えとなりました。わたしはもともと月□火星ぴったりスクエアですので瞬間湯沸し的な怒りっぽい人間ではありますが、こういう時は別です。「それはもちろんやだなーとはおもうけど、そもそも飛行機が途中で落ちたりしたら元も子もないんだから、仕方ないよ」あきらめモードでした。ところが、同行者が怒り狂ってとにかく罵詈雑言が止まらないわ、航空会社や空港職員さんに当たり散らすわで、とにかくたいへん恥ずかしくたいへん嫌な思いをしました。もうあまりに腹立たしくて、すぐさま速攻で全部投げ打って帰りたかったんですが(やっぱりそこは月火星スクエア)、当時はそれができなかったんですネ。んー残念っ。(こんなわたしにもお嬢ちゃん金星期があったのだ!)でも、ああいうトラブルのときに、人間の本性って出るんだよね…とはいまでもしみじみ思いますし、たいへんいい教訓になりました。

公共の場で的外れな怒り方をするような野蛮なふるまいはもちろんダメダメなんですが、女性には「わたしがここで我慢すれば」と、怒りを抑えてなかったことにするパターンが多いのでは?ちなみにそれもまたダメダメです。どんなにクリーンに平和に生きたくても、どうしても怒らずにはいられないことは世の中にあるし、適切なところでは適切に怒らないとです。西洋占星術だったら、火星マター。怒るときは怒る。戦う時は戦う。欲しいものは欲しい。ダメなものはダメ。ちょっとえげつないくらいでも、自分で適切に火星のエネルギーを使ってないと、火星マターのトラブルがお外からやってくるのは自明の理でございます。火星の良い面として、勇気や闘争心を建設的な形で生かす工夫は必ず必要です。

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5月21日夜遅く。満月直前の月と、その下に火星。(肉眼だともっと真っ赤に見えます)

最近は夜空に真っ赤な火星が輝いているのがよく見えます。あの赤を見てるだけで、なんとなく心がざわざわしてくるのは私だけはないはずです。古来より血の色→戦いの星と呼ばれたのもさもありなんです。また、現在の空模様では火星が逆行して射手から蠍に戻ったそうです。火星は蠍にいるときパワーアップします。どうしてもあきらめきれないあれやこれやが浮上してきたり、やっぱりあれだけはなんとか、とか、やりのこしてあった宿題にがっつりねっちり取り組むときでしょう。くれぐれも、やみくもに怒って火星パワーを振り回しませぬよう。ご利用は計画的に!です。

IMG_1579そういえば、先日見に行った吉祥寺の萩尾望都SF原画展では、「スター・レッド」の赤が本当に美しかった!赤い瞳☆ってすごいよ。赤なんですよねー。しみじみ。火星といえばやっぱり赤!(ちなみ東洋でも赤は火性の色。といっても、火は高度な文明や知性の象徴だったりします)

はぁ…ワタクシ事ではございますが、よく考えたらわたしはちょうどいま火星期から木星期への切り替わり時でありました。双子金星→双子太陽→水瓶火星→蠍木星へ。長らく続いた風の世界からいきなり水世界なので、カルチャーショックが著しく激しいです。いまちょうどホットなぐるぐるまわる結論のない柔軟宮グランドクロスの影響でぶんぶん振り回され中でもありまして、現実と脳内のカオスに溺れております。ぼよよーーーん。ここまで書くのに1時間もかかってしまった。ダメダメです。いろいろ適応するまでにはしばらく時間がかかりそうです。

しかーしここのところずっと、同族の柔軟宮関係者で、たいへんな思いをしているお客様があちこちからお越しくださるのはたいへんありがたいことです。(状況を説明するだけで息も絶え絶え…のような方々も…)目的や着地点がいまはまったく見つからないようでも、嵐がいつまで続くかの見通しが立つだけでも、だいぶ違いますよ。そんなときこそ占いだ! ←自分にも言い聞かせています。がんばりましょう。ぼよよーーーん。(天海玉紀)