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《再録》2014年の夏・吊られた男(R) の顛末

2017/04/29 観心先生に手相を見ていただきました。

4/29 新人ちゃん祭り・観心先生「不思議手相」レポ

手のひらを見ていたら「亀」のイメージが浮かんでくる、とお言葉いただいたので、その記念として、旧ブログにあったリクガメくんを見送った頃の記事をこちらに転載します。

毎年暑くなるたび、ただでさえ暑いのが嫌いでげんなりうんざりしているのですが、2014年の夏はこういうハードさだったのか、と思い出します。リクガメの通院(!)にエネルギーを注いで、最低限の仕事しかしてなかったみたいです。(そのオチまで記録されていた…orz)

全体に相当ボリュームあります。鬱だといろいろ考えるので、ぐるぐる展開する思考の内容もいろいろ書いてます。爬虫類専門病院に通いながら「プロフェッショナルとはなにか」についていろいろ考えていたようです。

もともとの本文から適宜引っ張り出して、テキトーに編集してあります。ぐるぐるしてますが、脳内とハラの中に手を突っ込んでそのままつかみだしたような文章です。おヒマな方だけどうぞ。


2014/07/30「悲しき熱帯」→★

もう15年くらい飼ってるリクガメ、急に具合が悪くなりました。こんなの初めてだ。放っておいても30年くらいは生きるだろうと思っていたし、あの生々しいくらいの生命力と野生のパワーには少し辟易していたのも確かなのですが、なんだかんだ言っても、いざ弱った姿を目の当たりにするのは、ショックです。


2014/08/01「ただの日記」→★

私にとっては15年来のペットであるリクガメくんの具合が悪くて、鬱々としている今日この頃です。これまで病気ひとつせず、いつもご機嫌に乱暴に生きてきた彼が、じーーーっとうずくまっているだけの姿を見るのは、なんだかんだいっても胸が痛みます。うむーーー。。。仕方ないな。これは死ぬかな… と思いました。

こんなときでも、いや、こんなときだからこそ、タロットをひきました。(真剣に問うた時こそ、タロットは正しい答えを示してくれるでしょう)使用カードは、大アルカナのみ。出たカードは…吊られた男(R) でありました。。。そうですか… うむむ。。
みなさまだったら、これ、どう読みます???

きょう、意を決して爬虫類を診察してくれる病院に行ってきました。リクガメを診てくれる草分けともいえる病院は、お茶の水の「レプタイルクリニック」ですが、非常に混んでいて予約が取れず。駒込の動物病院に、初めてお邪魔してきました。

レントゲン写真、血液検査、触診など、いろいろと丁寧に診て下さいました。そして、結論から言うと、肺炎や結石といったはっきりした病気は見つからなかった。あらら… 単なる拒食?!(でも、リクガメ君たち、クソ頑固な性格だから、拒食で死んだりもするとか…)注射だけしてもらって、帰ってきたのですが。もうただただひたすら寝ています。うむむ…どうなることやら。

リクガメってのは、もともと日本には居ない種族ですから、彼らに適した生育環境を整えるのが結構大変ですし、意外と神経質だし、草食とはいえ食べ物にはいろいろと気をつかわなければいけないことも多くて、はっきりいって、見た目だけでなく、手間を考えれば決して万人向けのペットではありません。飼い始めた15年前は、まだインターネットも黎明期みたいなもんでしたけど、それだけにふだんの生活では絶対にアクセス出来ないような貴重な情報がたくさんあったように思います。ですから、リクガメの育て方を調べるのにはネットは本当に重宝したものです。(インターネットの情報が無かったら、私はリクガメを飼うことなんか絶対なかったな〜)

まぁ、でも、もうリクガメは今後飼わないとおもうんです。今の奴がこのまま生きようが死のうが、もうリクガメはいいや。可愛いんですけどね。当初の想像以上に長く生きるからね。自分が死んだ後もカメは生きてる、とか考えるだけでなかなかシュールです。で、いまの奴も小さい頃は、今にも死んじゃいそうな儚げな様子だったので、私は自分のご飯も食べずに一日中側に居たもんです。いまやほったらかし。放任もいいところで暮らしていたんですが…

来週5日(火)の中野トナカイはお休みを頂きます。3-4-5日と休むつもりが、3日はびっしり仕事になっちゃいました。だもんで、3-4-5日の夜行2泊で、憧れの月山に行く予定で手配してました。が… リクガメの奴め!!! 山形往復の高速バスはキャンセルしました。月曜にはおとなしくまた病院に注射しに連れて行きます。ぶつくさ。またほっぽらかしにして遊びに行ける身分に戻りたいものです。いや、でも月末の佐渡には行きますからね。きっぱり。(はい。また今月後半は佐渡にいきます。ゴメンなさい)

さて。どうなることやら。「吊られた男(R)」がどう出るか、リアル検証してみましょう。
今後の展開は神様のみぞ知る、です。

※ 追記
「吊られた男(R)」を見た時点で、うわーーー…と重たい展開を想像なさるタロットリーダーがほとんどでしょうし、それは正解です。このカードは、治療方針も定まらず、行き先も見えぬまま、じたばたとあがいて、苦しんだこの月の流れを象徴していました。結局のところリクガメくんは死んでしまうのですが、ながーーーい時間をかけて、少しずつ衰弱していきました。人間はしっかりハラをくくれずに、延命的な治療を施そうとしたり、回復の期待を抱いたり、じたばたと迷走しまくります。


2014/08/04「プロフェッショナルって」→★

ご心配下さったみなさま、ありがとうございます。うちのリクガメ君、肺炎や結石などの致命的な病気は無いものの、どうやらいま流行の「熱中症」に罹ってるようです。いやはや。。。相変わらず拒食中。ひたすらぐんにゃりと寝てばかり。なにぶん亀ですから、全てスローペース。悪くなるのも良くなるのも時間がかかるので、しばらくこのままみたいです。無事に回復するか衰弱死するかは神のみぞ知る。

きのう、お茶の水のレプタイルクリニックに連れて行って、診てもらってきました。(なんと14年ぶり!なのにカルテはちゃんと保存されていました!)先日緊急的に駆け込んだ駒込の院長先生もきちんと診て下さってたので、どちらの病院でも結果的に、診立てと処置は同じでした。それにしても、リクガメを診てくれる病院、本当に貴重です。ハシゴしてしまって、申し訳ないやら、ありがたいやら、ございます。

レプタイルクリニックの先生、ほーーーーんとにカメがお好きなんでしょうね。診察室にはいくつもの水槽があっていろんな種類の珍しい水棲ガメが飼われていたり、事務室の中を甲長40-50cmはあるケヅメリクガメが、のっしのっしと歩き回って、ばりばりと大量の野菜を食していたり、なんともはやカメ好きにはたまらない環境です。

診察室の棚には患者さんたちからプレゼントされたとおぼしき大量のカメグッズがぎっしり。外国のお土産的なカメの置き物、ポケモンのゼニガメ(そのうちカメール→カメックスに進化する)みたいなぬいぐるみ類、「たすけてくれてありがとう」と首からお手紙下げたカメさんのお人形もありました。先生、みんなに感謝されて愛されてるんだろうなぁ〜〜〜。

レプタイルクリニックが評判がよい理由は、よくわかります。先生はこちらの話をよく汲み取って聞いてくれるだけでなく、とにかく症状や診断内容、今後の方針などについての説明が非常に言語明快でわかりやすい。そして、カメに向かい合う真剣な姿勢、これは非言語的な雰囲気としてこちらにもよく伝わってきます。総合的に「この先生は信頼できる方だ」と感じられる要素がずらりと揃っています。どんな分野でもプロってこうあってほしいよね。という観点で考えると、とても勉強になります。

ということで、当然ながら人気ありますので、診療の予約はなかなか取れません。クリニックへの電話がつながる時間も短時間で限られています。不便ですが、ドクターひとり(+受付補助の方)で運営しているのだから仕方ない。どんなに優れた先生でも、無限になんでもかんでも診療できるわけじゃありませんから。あそこで診てもらえるご縁を頂けただけでラッキーだと私は思っています。

夜、お気に入りの店頭売りでの持ち帰り専門の焼き鳥屋に買い物に行きました。すると店頭に「8月は体調管理のため、火曜水曜と連休を頂きます」と貼り出されていました。そりゃーーー単純なお客目線だったら、ええ〜!?二日も休むの?!と思う人いるかもしれません。でも、私はなんかほっとしました。だってさ、この炎天下の中で炭火焼鳥しながら、暑い暑い店頭に1日中立ってたら疲れますよ。心配になる。多少休んでも、今後もずっと美味しい焼き鳥屋さんを長く続けてくれるほうが嬉しいです。

要するに、カスタマー側というのはえてしてワガママで贅沢なものですから、思いついたときにいつでも!というのを望みがちではあります。ワタクシゴトではありますが、自分が開業して間もないころは、個人の携帯にのべつまくなしに電話してくる患者さん、何人かいました。「辛いんです。今からいいですか?」「いまから行きますから」みたいな。いやーーー。ありえないだろ?みたいな要求、結構ありました。

うっ、まじかよ…と息をのみつつ、すべて断固お断りしました。こちらは自由診療。基本的に、一刻を争う命に関わる症状を扱う場でもありません。(もちろんその判別をつけるための訓練は受けていますが)この場で、どうしても私じゃなきゃいけない理由はない。(という場合が99%でしょう)そういう人はこりずに他に行くだけです。けじめはきちんとしないとトラブルになる。といった姿勢は、もとの勤務先で学びました。こちらがつぶれたら本末転倒でしょ?と。「時間外ですから」というのは、いちばんいい理由ですが、欲求には時間もルールも関係ないですからね。対応するのはなかなか難しいです。人間の欲求にはキリがない。ひとりひとりの要求は少なくても、たくさんの人の過剰な要求を律儀にひとつひとつ叶えていたら、そのうちこちらが死ぬかもしれないわけでして。そうなってははなから元も子もないんじゃないかと。

話し飛びますけど、めまい難聴系の患者さんには、学校の先生は非常に多いんです。ストレスフルな職場だからでしょうね。(医師とか、パイロットみたいな超高等専門職も結構多い。他はエンジニア系とか、コールセンター勤務とか)そういう方々の話を聞いてると、現代のモンスターペアレントってえげつないなーーー…ひでーなー…と思うことが多々あります。超有名私立○学校の先生曰く、朝4時とか5時に平気で担任の携帯にどーでもいいような用事で保護者が電話してくると言ってました。うへぇ…。そんな生活が続いたら難聴くらい簡単になるわけだよな、と思います。その学校は、教職員の半分以上が突発性難聴の罹患者だそうです。きっと凄まじい労働環境なのでしょう。

で、ふとおもいだす。私の祖母や叔母が昔お世話になっていたという鍼灸師の先生は(伝説の名人、みたいな人だったようです)、無休の夜討ち朝駆けで患者さんを診ていて、結果的にご自分はまだまだこれから、という壮年期に大病を発症して亡くなられたそうです。いつ頃からだったか、その名人を懐かしむ話は、祖母や叔母から何度となく聞かされていました。へええーーー。凄いな。信頼されてたのね。愛されてたのね。さすが名人。凄い。凄いけど、私はとてもそんな風にはなれないし、なりたくもないし、そうやって人ができないことをやったからこそ「伝説の名人」なんだろうなぁ〜〜〜と思ったものです。とはいえ、冷静に考えたら、そんな風に命削って仕事をするのは、ご本人、患者さんたち、社会にとっても損失じゃないのかなぁ〜? でもきっと、その名人の中にはそうでもしなくてはいられない衝動があったからなんだろうなぁ〜〜〜などと、幾度となく思い出しては考えます。結論は無いけど。

この土日はひさびさに「体力の限界に挑戦!」的な忙しさでしたが、不肖ワタクシ、おかげさまで無事に生きてます。ノーメイク+寝癖+労働用Tシャツ+首にタオル巻き+ハーフパンツ+ビーサンというまさにブルーワーカー仕様スタイルでふつーに電車移動もしてました。どうせ化粧なんかしてもぜんぶ流れてしまうし、髪の毛も全部汗でびっしょりになるからなー。とか思うと、なにもかもどうでもよくなり、こうなってくるともう、周りの人の目とかどーでもいいです。無事に生きてるほうがだいじ。まじ。

そして、ホントだったらいまごろ月山の麓に居るはずだったのになぁ…と心の中でぼやいたりもします。リクガメくん、はやくまた傍若無人の食欲オバケのようなもとどおりの元気になってくれないかなぁ〜。とかいいながら、まぁ、きょうも私はいつもどおりの平常運転です。クーラーきかせて、あれこれ考えてもしょーがないので、黙って仕事しましょう。


2014/08/09「日々エンスト」中?! →★

以前から、この8月にはなにか起こるかな…とうすぼんやりと考えてはいましたが、現実はいつもナナメ上から想像もできないようなできごとを放り投げてきます。いつもどおり限界までがっつり仕事して、さらにハードコアに阿波踊りして、までは想定内。自分の意思通り。しかーし、まさか、まさか、あのクソ頑固で、一進一退を繰り返すリクガメくんの病気のお世話が大変になるだなんてことは、まったく想像もつかなんだよ…(爆

ずっしりと重たい甲羅に覆われて、異様なまでの辛抱強さと生命力の強さを誇る恐竜の末裔でもある爬虫類族、まさに奴らは「the 不動宮!!!」だよなぁ… とため息をつく今日この頃です。いや… この満月あたりで死んじゃうかな〜とうすぼんやりと思っていたんです。きょうのお昼頃にはほとんど瀕死だったので、いよいよこれでこいつともお別れかと思えば涙も出ましたし、そうしながらも死んだあとの段取りを考えていたんです。それでも夕方にはまたちょっと回復してきて、ごとごとと動き回っています。。。いやはや。なんという生命力の強さでしょう。(我々ニンゲンや、ペットの哺乳類とはぜんぜん強さの質と桁が違いますね…)


2014/08/10「ただの日記」→★

リクガメ君、ちと持ち直して来たかもしれない。凄い生命力だ。ちと余裕ができたら、院内をあちこちきょろきょろしているのはワタクシニンゲン。いろんな種類の珍しいカメが飼われていて、それぞれにとてもカワイイ。どの子もおっとりとした可愛らしい顔つきなので、さぞかし愛されてるのだろうな〜と感心します。

だんだん慣れて来たので、クリニック内の張り紙を落ち着いて読んでると、いろんなことを考えさせられます。ああ〜…電話一本するだけで診断してもらおうとする上に、薬の指示まで出してもらおうとする人が多いんだな…というのがいちばんよくわかる。確かに、住まいが遠方だったり、水棲だったり、個体が大きかったりすれば、連れて来るのが不可能なケースもあるでしょうから、そうやってすがりたくなる人たちの気持ちもわからないでもない。でもなぁ…逆の立場になって考えたら、そーんな電話一本で診察診断できたらどれだけ楽かよ…と思いますよな。他にも、診察の待ち時間が長いと怒り出す人がいるんだな…とか、カワイイカメがいっぱいいるからって、勝手にどんどん院内の写真撮る人がいるんだな…とか、予約も混んでるからいろいろ大変そうだな、とか。

ニンゲンの病院勤務の方々などのお話を聞くと、大変だな〜…と、聞いてるだけで胃が痛くなるようなことが多々あります。まず来院者は「困ってる」という大前提があるし、ニンゲンの病院は患者を選べないですからね。もちろん大多数の人たちはきちんと振る舞う方々だとおもうけど、どうしても「ええええーーーー」という要求をしてくる患者さんは、残念ながらいるわけで、それでも拒否できない、というのはとてつもなく大変な環境であるように想像します。モンスターなんちゃら、みたいな人たちは、やっぱり、いる。(というか、場面によってはそういう人たちもとても心優しいイイヒトだったりもするんだよな。ニンゲンはムズカシイ)

自分が辛いときに、人に八つ当たりしたくなる気持ちはわからないでもないし、ワガママ言って周りを困らせたり、大事に扱われたい欲求がばーんと全面に出て来てしまうことも理解は出来るんだけどねー。それを全部叶えようとするのは難しいことでありますな。とはいえ、困っている人を助ける業務であれば、なるべく出来る範囲でのことは力を尽くさなきゃならないし、そんな中でついつい柔軟宮気質が出て、相手の要求にたっぷり応えちゃうと、さらに要求が際限なくなったりすることもあり。かといって、なにも要求してこない、自己主張しない人も難しい。このあたりの見極めは本当に難しい。

私なぞは、最初から「誰でもいつでもOK、というのは無理です」と掲げて間口狭くしてるわけです。器の小さい、了見の狭い、ヤな奴だなぁ〜〜〜とおもうわけですが、個人的には、一回こっきりの一見さんだけを大量に集めるスタイルの営業はものすごく疲れます。(勤務の時はそんなこと言ってられませんし、自分自身でそういうことを続けてた時期もあります)いまでは、わざわざ見つけて来て下さるモノ好きな方だけが通って下さる場であればいいと思ってます。でも、それは自由診療やら占いやら、個人的な好みや相性に大きく左右される分野のものだからできることなんですよね。

私のスタンスを「それは商売としてどうなの?!」と親切に忠告くださる方もいらっしゃいますが、治療院を大きくしようとか、自分のやり方を世に広めようとか、誰でもOKの万人ウケとかわかりやすさ、ってのは自分にはとうてい無理だし、そもそもそんな興味もぜんぜんないんでした。そういうことが出来る人は凄い。ただ残念ながら人には向き不向きはあるわけでして、私はマイナー向きね。ただ、自分の能力だけはやっぱり磨きたいし、それでモノ好きな方にだけお役に立つ、知る人ぞ知る、存在になりたい。それが12×6ハウス過多のニンゲンとしての職責であろうとおもうておりまする。


2014/09/04「ただの日記」→★

いつだって光と影は裏表。先月から具合を悪くして闘病中だったリクガメ君、昨日(9/3)お昼頃に静かに息を引き取りました。哺乳類では絶対にあり得ないような超絶忍耐力と持久力で、静かに静かにそーっと枯れていくような最期の1ヶ月でした。

飼い始めたのは15年前。まだ鍼灸学校の学生で、ロクな収入もなかったのにどうしても欲しくて飼ってしまい、それ以来ずっとひそやかな心のオアシスだったり、あまりにも野生パワー全開!なので、うんざりして見たくもないような気分になることも多々あるような生々しいペットでもありました。なんとも不思議な存在でした。

いろんなことがありました。山あり谷あり。谷あり谷あり。あれからもう15年も経ったのか…とさまざまな思い出が蘇ったり、なんともいえない感慨が湧いてきます。でもって、さすがというかなんというか、ちゃーんと私が仕事ヒマなスケジュールに合わせて逝きました。静かな静かなずっしりとした不動の「亀」のチカラを置いていきました。そもそも私のリアルネームには「亀」がいるように、たぶんずっと「亀」のチカラは私の中にも宿り続けることでしょう。きょうはこれからお弔いに行ってきます。


2014/09/06「夏の終わり」→★

夏はいつも暑さに負けてぼんやりとやりすごすのが常なのですが… 今年はなんやかんやと忙しかったです。寝ても寝ても眠い。我ながらどっか病気なんじゃないかと思うくらい異常に眠いです。やれやれ。

古いHDを漁っていたら、まだ家に来て間もない頃のリクガメ君の写真が出てきました。ちっこい!カワイイ!まだまだ飼育環境が不安定で、いつ死んじゃうかわかんないような虚弱さで、とにかく溺愛してたころだな〜〜〜。(ぼそり)

わおー。チンゲンサイより小さかったんですね〜。しみじみ。最終的には私の掌からはみ出すくらいのサイズだったので、甲長20cmくらい、かな。寿命としてはもっと長く生きられる種類だったとおもいます。(もともとのサイズが大きければ大きい種類ほど長生きするそうです)

こちらの写真、撮影時期は2000年11月だそうな。とりあえずかたっぱしから日付だけ入れたデータ突っ込んどくだけでも、やっぱりちゃんとデータ保存しといて良かったな〜とおもうのは、まさにこういうときです。

立派なお骨になりました。さすがカメ。甲羅もお骨と同じように残ります。

リクガメの飼育は大きな甲羅を維持するだけのカルシウムの合成を促すことが重要なので、食品+日光浴+運動の3点セットは欠かせないです。なーんて。たぶんもうリクガメは飼わないとおもいます。なんだかんだで2匹見送ったので、もういいかな〜というかんじ。


後日談
2014/09/22「夏は終わりました〜太陽(逆)」→★

ぼーん。ワタクシを読んで頂いたときに中心のテーマにいきなり出て来たのはこちら。ペンタクルスの5。うわ〜〜〜ん。。。「頑張ってエネルギー放出しすぎてお疲れなんですね」って読んで頂いて、もちろんそれはぴたりと大当たりなんですが、もうひとつのベタな意味=お金すっからかんなんですね。のほうもぴたり大当たりでございます。

何を隠そう、ワタクシ先月の8月は休みすぎたんです。確かに自営業、まるまる1ヶ月休む!といえば不可能じゃないし、そうやって休み取るのは自分の責任と自由のもとにありますが、会社員と違って有給休暇なんてありません。長く休めば、収入はまるっきりゼロになるだけでなく、明らかに患者さんもお客さんも激減します。すべて自己責任っ。だれも助けてはくれないし、だれかに文句言うあてもありません。さらに先月はリクガメ君の病気で臨時支出も増大したし、あちこちふらふらでかけてもいたので、お金は出て行くいっぽう。そんな踏んだり蹴ったり状態を表していたのが、ペンタ5!なのでありまする。るるるるる〜〜〜。